アップルの完全ワイヤレスイヤホン「AirPods Pro」の後継機、通称「AirPods Pro 2」は年内に登場すると噂され、既存機種では非対応のロスレス再生もサポートされるとの予想もある。

そんななか、新たなAirPodsのベータ版ファームウェアにて、より新しいBluetoothコーデックへの対応が確認された。少なくとも現行の最高級モデルであるAirPods Maxに新たなコーデックが加わる一方で、上記のAirPods Pro 2の噂とも関連があると窺われている次第だ。

witterユーザーのGeorge氏は、ベータ版ファームウェアで、AirPods MaxのLC3コーデックを有効にできたというスクリーンショットを投稿している。

LC3とは「Low Complexity Communications Codec」の略であり、高品質・低消費電力を特長とする。必須コーデックとされているため、今後あらゆるLE Audio対応機種でサポートされる予定だ。

このLC3コーデックにより通話の品質や安定性、バッテリー持ちの改善などが期待できる。一方で、LE Audio規格が追加されたのはBluetooth 5.2以上だが、現行のAirPodsモデルはどれもがBluetooth 5.2技術を搭載していない(AirPods MaxもBluetooth 5.0止まり)。

そして米9to5Macの情報源によれば、AirPods Pro 2(コードネーム:B698)にはアップル独自開発チップH1の次期バージョンが搭載され、Bluetooth 5.2に対応する可能性があるとのことだ。

さらに9to5Macも、すでにiOS 16ベータ版で、iOS 16がLC3コーデックとLE Audioに対応する手がかりを見つけているという。そもそもLE Audioの規格が、アップルの上級エンジニアが策定に深く関わっているとも指摘されている。

今年初めにも、有名アナリストMing-Chi Kuo氏はロスレス再生に対応すると予想していた。今回の報告は、ロスレスかどうかはさておき、AirPods Pro 2の音質が改善される可能性を示しているとはいえそうだ。

Source:George(Twitter)

Via:9to5Mac

※この記事は、現在プレオープン中のテック/ガジェット系メディア「Gadget Gate」から転載したものです。