パナソニックは、同社が展開する4K有機EL “ビエラ” シリーズ最小となる、42型モデル「TH-42LZ1000」を9月9日より発売する。価格はオープンだが、税込280,000円前後での実売が予想される。

有機ELビエラの高画質を幅広いサイズで楽しみたいという要望に応えるかたちで投入された、シリーズ最小の42型モデル。このサイズに4Kかつ自発光ディスプレイの高画質技術を詰め込むことで、かつてない密度感で4K/HDRの高画質映像が楽しめるとしている。

画素単位で明るさや色の情報を個別で制御する、独自の有機ELパネル制御「Dot Contrast パネルコントローラー」技術により、有機ELテレビならではの締まりのある黒、色鮮やかで高コントラストな映像を実現。暗部の解析精度を2021年発売のJZシリーズと比較して約32倍に高めることにより、暗部階調の表現力にも磨きをかけたとする。

さらにAI技術により、部屋の明るさや照明の色を認識し自動調整する「オートAI画質」技術を搭載した。本機ではシーンをより細分化して解析することで、シーン認識アルゴリズムの認識精度を高め、最適な補正を行うことを可能としている。

このオートAI画質がコンテンツのシーンを認識し、それにもとづきシーンごとに「ヘキサクロマドライブ プラス」「AI HDRリマスター」「4Kファインリマスターエンジン」などの高画質化技術を統合的に制御することで、映像を部分ごとに自動的に最適な画質に調整。ユーザーがコンテンツごとに設定を変更することなく、環境に応じた最適な画質を提供する。

HDRはHDR10/HLG/HDR10+/Dolby Visionに対応。さらに視聴環境にあわせた高画質化処理を行うDolby Vision IQ、HDR10+ ADAPTIVEもサポートする。

ほか、HDMI2.1で規格化された4K120p入力に対応。信号の処理時間を短縮することで通常モードより映像表示までの遅延を低減し、ゲームを快適に楽しめる「ゲームモード エクストリーム」を用意する。また入力機器からの情報に連動して、自動的に低遅延のモードに切り替える「ALLM」や「VRR(Variable Refresh Rate)」「AMD FreeSync Premium」にも対応している。

加えて60Hzのゲームコンテンツを60Hzのままで表示する「等速駆動モード」や、ゲームに特化したユーザーインターフェイス「ゲームコントロールボード」を搭載するなど、本機をゲーミングモニターとしても活用できるような機能を揃えた。

サウンド面では、高さ方向の音表現も可能にする立体音響技術「ドルビーアトモス」に対応。テレビ本体のスピーカーのみで立体音響を再現する。さらに高剛性スピーカーボック2基にそれぞれフルレンジユニットを備えた、実用最大出力30Wのダイナミックサウンドシステムにより、クリアでパワフルな音声を実現するとしている。

チューナーとしてはBS4K・110度CS4K×2、地上デジタル×3、BS・110度CSデジタル×3を搭載。NetflixやAmzon Prime Videoといった映像配信サービスにも対応する。付属するBluetoothリモコンには、8種類の映像配信サービスを直接起動できるダイレクトボタンを備える。

外付けハードディスクに新4K衛星放送の2番組同時録画が行えるほか、2つの裏番組を録画できる2番組同時裏録に対応。また、2つの番組を同時に視聴する2画面表示も行える。なお、2画面表示は新4K衛星放送同士の表示はできないほか、音声はどちらか一方の番組のものが出力される。

接続端子として、HDMIを4系統(HDMI 2端子はeARC/ARC対応、HDMI 1〜2端子:4K120p信号対応、HDMI 3〜4端子:4K60p信号対応)、USB端子を3系統(USB1端子のみUSB3.0対応)、ビデオ入力およびLAN端子をそれそれ1系統装備。音声出力には光デジタル音声出力、サブウーファー端子兼用のヘッドホン/イヤホン端子を各1系統搭載する。

外形寸法(スタンドあり)は933×599×250mm、質量は約17.5kg。テレビ台に吸着し、地震などでの揺れに強く倒れにくい「転倒防止スタンド」が採用されている。