エミライは、同社が取り扱うFiiOブランドより、Bluetoothレシーバー「BTR7」を8月12日に発売する。価格はオープンだが、税込34,100円前後の実売が予想される。

THX AAAアンプテクノロジーを搭載する、同ブランドのフラグシップBluetoothレシーバー。今年6月開催の「ヘッドフォン祭り」で世界初披露されたモデルが正式に発表された格好となる。

Bluetoothのバージョンは5.1で、対応コーデックはLDAC、aptX Adaptive、aptX HD、aptX LL、aptX、AAC、SBC。BluetoothチップにはQualcomm「QCC5124」を採用する。アンテナには特許技術のシームレスメタルフレームアンテナを採用し、Bluetoothの接続安定性にも配慮した。

ヘッドホン端子は3.5mmシングルエンドと4.4mmバランスの2種類。アンプはフルバランス設計となり、デュアル構成の「THX AAA-28」による合計4基のアンプを搭載する。出力は従来モデルと比較し、シングルエンドで最大88%、バランスで最大30%向上。さらにTHD+Nを0.002%から0.00048%に高めている。

DACチップにはESS「ES9219C」を左右独立構成で2基搭載。USB-DACとしても使用可能で、この場合は最大384kHzのPCM再生、DSD 256のネイティブ再生、およびMQAレンダラーとしても利用できる。なおUSBコントローラーにはXMOS「XUF208」を使用し、USB Audio Class 2.0でアシンクロナス伝送によるオーディオデコードが可能。

また合計13個の電源レギュレーターを搭載する。これによってアナログ部とデジタル部を分離し、DAC/アンプの左右それぞれ個別に電力供給を行う。バッテリー容量は880mAhで、最大9時間の連続動作に対応。USBでの有線充電に加えて、Qi規格による無線充電もサポートする。スマートフォンにUSB-DACとして接続する際は、側面にあるCHARGEスイッチから内蔵バッテリー駆動の「ドングルモード」に切り替えることができ、スマートフォン側バッテリーを節約できる。

本体には1.3インチのカラーIPSディスプレイを配置し、ボリューム、パワー、ゲイン、オーディオフォーマットなどの情報を確認できる。筐体素材は高剛性のアルミニウムとなり、ハニカムが特徴の第7世代デザインを採用。また側面には電源ボタン、再生/停止ボタン、ボリューム/曲送り/曲戻しボタン、CHARGEスイッチを搭載する。

ほか、スマートフォン用アプリ「FiiO Control App」が用意され、アプリからイコライザーなどの設定やファームウェアアップデートが行える。外形寸法は83.6×39.6×14.6mmで、質量は68g。接続用のUSB Type C to Aケーブル、USB Type-C to Cケーブルに加えて、人工皮革製の専用保護ケースが付属する。