本日9月18日に開催された、ポータブルオーディオイベント「秋のヘッドフォン祭2022」。数々のブランドが出展した本イベントから、中野サンプラザ13階コスモルームにブースを構えたオーディオテクニカやナイコムなどの展示の模様をレポートする。

オーディオテクニカは注目の新フラグシップ完全ワイヤレスイヤホン「ATH-TWX9」を猛プッシュ。各社が既存モデルを含めて様々な試聴機を並べるなかで、ATH-TWX9のみという展示を行った。9月3日に発売されたばかりの新機種であり、聴きたい方も多い中なので、ブースのどの席が空いてもそのサウンドが確かめられるというのは来場者にも好評のようだった。

ATH-TWX9は評論家レビューにおいても「オーディオテクニカ流の最高音質」と評されているが、ブース担当者によると、その音を実際に耳にした方々からも「音が秀逸」との反響が得られているとのことだった。

また今後の製品展開についても、「ワイヤレス/ワイヤードともに、今秋の発表に向けて色々とお楽しみいただけるものを準備しています」とコメントしていた。

ナイコムのブースでは、同社が取り扱うGRADOブランドのヘッドホンとして、「GS1000x」「GS3000x」の2モデルが展示された。ともに10月中旬ごろの発売を予定し、価格はGS1000xが税込200,000円前後、GS3000xが税込300,000円前後を見込む。

ともに「GS1000e」「GS3000e」から “Xドライバー” へと載せ替えた次世代モデル。ドライバー口径はGS3000xが52mmとなり、前モデルから2mm大きくなった。ハウジングはGS1000xがマホガニー/イペ材、GS3000xがココボロ/メタルとなっており、サウンドにおいては各素材に応じたチューニングが施されているという。

THIEAUDIOからは平面駆動型ヘッドホン「Wraith(レイス)」が登場。しばらくイヤホン製品のリリースが続き、イヤホンメーカーとしての印象が強いTHIEAUDIOだが、当初は平面駆動型ヘッドホンからスタートしたこともあり、原点回帰を図ったモデルになるという。10月上〜中旬の発売を予定し、価格は72,990円(税込)。

98×76mmの平面振動板ドライバーは新開発されたもので、1.5倍強力な磁場を備えた磁気プレートや新構造のエアフロー設計を使用しているという。そのサウンドについては、オーディオエンジニアのニーズに最適としつつ、音楽を楽しむための中音域にほんの少し暖かさを加えることで、スタジオモニターの正確な音色に近いが、音楽愛好家が気に入る心地よいものになっていると説明する。ケーブルはOFC同軸シールドケーブルで、端子は4.4mmバランスを標準で装備している。

リケーブル新製品としては、高純度超純銀メッキ26AWC OCC銅リッツ線の「ESTケーブル」「スマートケーブル」を用意。10月上旬の発売予定で、価格は2.5mmバランス→4.4mmバランスのESTケーブルが約8,800円(税込)、新モジュラープラグデザインで4.4mm/2.5mm/3.5mmの付属プラグが付け替えられるスマートケーブルが約13,000円(税込)となる。

ほか、イヤホンでは2EST+2BA+1DD構成の「ORACLE MKII(仮)」(約85,000円/税込)、4EST+4BA+1DD構成の「Prestige(仮)」(約170,000円/税込)が参考展示された。

RAPTGOブランドも新製品をラインナップする。特殊技術を投入したDD一発構成ということ以外、まだ詳細情報がないというイヤホン「LEAF-D01」だ。ブース担当者によれば「メタルなどにマッチする、良い意味で尖った音がするモデル」とのこと。こちらは10月上〜中旬に税込18,000円前後での発売が予定されている。

コンデンサーマイクで知られるRODE(ロードマイクロフォンズ)は、同社初となるヘッドホン製品「NTH-100」をプッシュ。10年ほど構想を練っていたというモデルで、プロの現場で使用できるモニターヘッドホンとしてのフラットサウンドを実現しつつ、装着性にこだわった仕様を有している。

特徴となるのがスライダー部に備えられた「FitLok」システムで、イヤーカップの位置を強力に固定することでヘッドホンを着け外ししても、ベストなポジションがズレないとアピールする。またイヤーパッドとヘッドバンドにアルカンターラ生地を採用するとともに、イヤーパッドにCoolTechと呼ばれるジェル入りクッションを使用することで、着用時の疲労を軽減させるという。