JBLは、ドイツで開催されるコンシューマーエレクトロニクスショー「IFA2023」にあわせてプライベートイベントを開催。耳をふさがないオープンエアー型の完全ワイヤレスイヤホン「JBL Soundgear Sense」を海外発表した。欧州では149.99ユーロで8月31日から発売する。日本での展開については言及されていない。

骨伝導ではなく、耳元の小型スピーカーから音を鳴らす方式を採用。付属のバンドを装着してネックバンドスタイルでも使用できる。

低音を強化する独自アルゴリズムを採用した16.2mmドライバーを採用。これによって、オープンエアー型で不足しがちな低音を強化し、JBLらしい音質を実現したとしている。

イヤーフック部は可動式で、幅広いユーザーにフィットするよう配慮。また、独自のデザインと形状によって音漏れを軽減したと説明している。

Bluetoothのバージョンは5.3で、後日のアップデートによってLE Audioにも対応予定。マルチポイント接続にも対応するほか、IP54相当の防水防塵性能も備えている。

バッテリー性能はイヤホン本体が6時間、付属充電ケースが18時間で合計24時間の使用を実現。15分の充電で約4時間使用可能になる急速充電にも対応している。

そのほか、本体は各種タッチ操作に対応。また、スマートフォンアプリでの個人最適化やイコライジングにも対応している。