音と映像と通信機器の総合展示会「Inter BEE 2023」が、本日11月15日(水)から17日(金)まで開催される。本稿では、パナソニック、アストロデザイン、ニコン、キヤノン、コルグのブースの模様をレポートしたい。

■パナソニック・コネクト

パナソニックでは、「IT/IPプラットフォームKAIROS」の第2世代を軸とした最新のソリューションを紹介する。加えてプロオーディオでは「高音質が実現する業務効率化」をテーマに、映像機器と連携したシステムで音の課題を解決するサウンドソリューションをアピールする。

新製品となるシーリングアレイマイクロホン「WX-AM800」を初展示。リモートカメラとの連携による音声と映像が連動した臨場感のあるハイブリッド会議システムを提案する。大会議室、中・小会議室、ハドルルームと空間の規模別の運用イメージを確認することができる。

シーリングアレイマイクロホンの体験ルームも用意され、ハイブリッドの会議や授業における「音」に対する課題を、天井設置型のマイクロホンで解決するデモンストレーションを実施する。

シルキーファインミストを用いたスクリーン投影システムでは、昨年から新たにミストノズルを縦向きに設置することが可能となり、それに合わせた雷や雪の投影が行われた。そのほか、IP技術を組み合わせたスタジオ映像制作システムのデモが行われ、リモートカメラも多数展示されている。

■アストロデザイン

アストロデザインでは、TBSテレビと共同開発したSRT伝送装置「TR-5004」やIPマルチビューワー「MV-2200」といったST 2110対応製品群を一挙展示する。また、8K映像技術を活用した8Kマルチパーパスカメラ「AB-4838」「AC-4837」をはじめとする8K 240fps(ハイフレームレート)映像機器を紹介する。

オーディオ関連では、SMPTE ST 2110-30に対応するオーディオモニター「AM-3829」とイマーシブオーディオプロセッサ「AP-600」を参考出展。発売は来年以降以降を予定している。

■ニコン

ニコンでは、バーチャルプロダクションの普及とともに利用領域が広がるMRMC社の高速小型シネマロボット「Bolt」の実機を展示。加えて、スタジオ撮影の少人数化に寄与する小型ロボティクス「SR-1」、自動追尾システム「POLYMOTION CHAT」など、MRMC社のロボティクスを交えたシステムを紹介している。

また、ミラーレスカメラ「Z 8」の高い機動力を生かすジンバルやリモートグリップ「MC-N10」を用いた高い機動力を発揮するシステムを展示。実際に機材を手に取り実用性を体感することができる。

「Z 9」を用いた高解像8K映像のライブ出力デモンストレーションでは、高解像なライブ映像を8Kモニターで体験することが可能だ。

■キヤノン

キヤノンでは、今年に発売・発表した商品を中心に、各種製品をじっくりと確認ができるタッチ&トライゾーンを設けた。リモートカメラによるバーチャルスタジオや自動追尾アプリケーション、国内初展示の新しいオンライン会議ソリューション「AMLOS」など、ソフトウェアソリューションも体感することができる。

参考出典されたロボットカメラによる飛行機追尾技術は、撮影画像から飛行機を認識し、雲台(ロボットカメラ)を自動制御することで、高精度の追尾映像を自動で撮影することを可能とする。オペレーターの省人化や緊急時の撮り逃しなどを防ぐことを見込んでいるという。

4K HDRディスプレイの新モデル「DP-V2730」「DP-V1830」も実機を展示。APS-Cサイズミラーレスカメラ「EOS R50」「EOS R8」、屋内型4Kリモートカメラ「CR-N100」といった新製品のタッチ&トライも行われた。

■コルグ

コルグでは、4K映像やハイレゾ音声での配信に対応する動画配信システム「Live Extreme」を紹介する。注目ポイントとして、株式会社VR MODEと組み合わせた“業界最高音質”を謳うVR配信コンテンツを体験することができる。

体験できるのは、その第1弾コンテンツとして提供が開始されたASKAのライブ映像2作品のダイジェスト版。圧倒的な没入感の映像と臨場感あふれる高音質音声によるVR体験が味わえる。