音や映像、通信技術の展示会イベント「Inter BEE 2023」が、11月15日(水)から17日(金)にかけて開催されている。本項ではオーディオテクニカ、Shure(シュア)、シンタックスジャパン/MI7ブースの展示内容、そして名物企画「X-Headphone X-Microphone」の模様を紹介したい。

■オーディオテクニカ

オーディオテクニカはマイクやワイヤレスシステムなど、会議向けソリューションを中心としたブースを展開。どちらかというと設備色が強い中、異彩を放っていたのがイマーシブオーディオマイク「BP3600」だ。

BP3600は計8個のカプセルを備え、3Dオーディオの収音が可能なマイク。製品自体は今年頭に発売されていたが、この度Flux:: Immersive社の立体音響編集「SPAT Revolution」に本機専用プリセットが追加されることとなった。

これまではBP3600で録った音声を取り込んだら、最初に8ch分の音声をマイクカプセルの位置と同じように手動配置する必要があったところ、今回のプリセットによって自動で音声を配置してくれるようになり、より使いやすくなったという。

■シュア

シュアのブースでは、モニター向けイヤホン/ヘッドホンからマイク製品、放送・配信機材、会議向けシステムまで幅広い製品を展開。定番ブランドということで常に多くの方が訪れていたが、中でも個人向けの配信デバイスが特に盛り上がっていた印象を受けた。

■シンタックスジャパン/MI7

シンタックスジャパンは、RMEをはじめとした同社取扱ブランドの製品を展示。RMEのオーディオインターフェイス「Fireface UFX III」やA/Dコンバーター「M-32 AD Pro II」、D/Aコンバーター「M-32 DA Pro II」など、最新モデルも数多く登場していた。

また、RMEのデジタルミキサー「TotalMix Fx」の新機能「Room EQ」がいち早くお目見え。文字通りの9バンドEQで、イマーシブオーディオ制作時など、シビアなルームチューニングが求められる場面で特に効果を発揮するという。近日中に正式な発表を行うそうなので、続報を待ちたいところだ。

MI7はPreSonusやAustrian Audio、Vicousticの各種製品を展示。Austrian Audioからは最新のプレミアムヘッドホン「The Composer」とヘッドホンアンプ「Full Score one」が登場し、実際に聴試聴できるようになっていた。こちらも発売に向けて鋭意調整中とのこと。

■X-Headphone X-Microphone

Inter BEEでもお馴染み、ヘッドホンやマイクを自由に試すことができる「X-Headphone X-Microphone」。コロナ禍を経て4年ぶりの復活を果たした今年は、コロナ前以上に盛り上がっているようにも思えた。