NHKは、2024年4月からの番組改定について詳細を発表した。NHKが掲げる経営計画「コンテンツ戦略 6つの柱」に基づき、信頼できる情報や暮らしを豊かにする情報を多彩なコンテンツを通じて届けるとしている。

まず総合テレビにおいては、土曜日午後7時半から「新プロジェクトX 〜挑戦者たち〜」を新たにスタート。田口トモロヲが語りを担当する。「プロジェクトX」は18年ぶりの復活となり、“失われた時代”と言われる平成・令和に光る挑戦者たちをフィーチャーする。現在「ブラタモリ」が放映中の枠で、同番組は終了となる。

また、月曜から金曜日の午後1時から6時まで、生放送による情報番組を届ける。午後1時台の「列島ニュース」を午後2時台まで拡大することに加え、午後3時から5時台には「午後LIVEニュースーン」を新設。MCはアナウンサーを起用、NHKの取材力と全国ネットワークを活かし、中継なども交えた全国の情報を届けていく。

地震や津波といった自然災害や、事件や事故などの緊急報道にも柔軟に対応。

相撲ならびに国会中継がある場合は番組は休みとなる。加えて、制作ディレクターなどが取材制作の裏側を語るコーナーをスタート。フェイクニュースが広がりやすい時代だからこそ「信頼できるジャーナリズム」を構築、調査報道の充実などに注力していくという。

「連続テレビ小説アンコール」は午後0時30分からに移設となり、今春からは「ちゅらさん」を再放映。春にスタートする「虎に翼」(再放送)と連続して視聴できるようになる。

Eテレについては、世代や生活スタイルに合わせた「ゾーン編成」をさらに強化。平日夜間の「大人のライフ教養ゾーン」に、本格的な教養志向の番組を編成するほか、放送100年に向けた良質なアーカイブス番組を新設する。

NHK BSでは、スポーツ番組と国際情報の発信を強化。午前中にはアメリカ・MLBの中継、午後は日本のプロ野球を中継する。また、日曜の午後11時35分からFIFAワールドカップを掘り下げるアーカイブス番組「FIFAワールドカップ 〜伝説の試合ノーカット〜」を新設。伝説の試合をリマスターにより高画質化し、当時の時代背景などの解説を交えつつ原則ノーカットで放送する。

NHK BSプレミアム4Kについては、2023年12月の再編成を継続し、4K番組のさらなる定着を図っていく。また大河ドラマや上質な名作ドラマを4Kリマスター技術で蘇らせて放映。4月からは、1987年放送の渡辺謙主演による「独眼竜正宗」をリマスターして放映する。