ソニー・インタラクティブエンタテインメントは、同社が放映した「PlayStation Showcase」において、2023年内に発売予定の新デバイス「Project Q」を発表した。

「Project Q」は、Wi-Fiを経由したリモートプレイを通じて、ユーザーのPS5 本体にインストールされている対応ゲームをリモートでプレイできるハードウェア。これまでもスマートフォンなどでリモートプレイは行えたが、本機は画面の横にコントローラーを分離して装着するスタイルとなっており、より自宅に近い環境で遊ぶことができそうだ。本体の画面は8インチの液晶ディスプレイで、最大1080pの解像度と60fpsのフレームレートでプレイ可能という。

なおProject Qでは、アダプティブトリガーやハプティックフィードバックなど、DualSenseワイヤレスコントローラーが備えるすべての機能やボタンが利用できるという。

また、「自宅のPS5からストリーミングされる滑らかなゲームプレイ」と謳っていることからも、遅延などを少なくするよう工夫していることが予想される。さらなる詳細は数ヶ月以内に発表されるとのことだ。

PlayStation Showcaseではそのほか、PS5やPS VR2、PC向けのソフトウェアラインナップが多数発表された。