サムスン電子は、CES 2021において5G対応の次世代モバイルSoC「Exynos 2100」を発表した。ARMとの共同開発によるフラグシップモデルで、すでに生産体制に入っており、次世代スマートフォンへの搭載が期待される。

Exynos 2100は5nmプロセスで製造され、8コアのCPUを搭載。ARMの「Cortex-X1」コア1基、「Cortex-A78」コア3基、省電力性能の高い「Cortex-A55」コア4基で構成され、旧モデルより30%以上パフォーマンスを向上しているという。

VulkanやOpenCLといった最新のAPIに対応するARMのGPU「Mali-G78」を搭載し、グラフィック性能を40%以上改善。AR/VRやMRやゲームなど、モバイルデバイスでの映像体験の没入感がさらに高まるという。

画像処理に関しては、200メガピクセルまでのカメラ解像度をサポート、6つの個別のセンサーを接続し、4つのセンサーからの情報を同時処理することができる。マルチカメラによって、ズーム機能や画像クオリティが強化されるほか、AI機能により顔認証などをさらに精度高く実現できるという。映像では、4K/120FPSまでのエンコーディングと8K/60FPSまでのデコーディングに対応する。

CPUやGPUの稼働も最適化され、エネルギー消費を効率化することで、次世代デバイスにおける二酸化炭素消費量の削減にも貢献するという。