ソニーモバイルは、5G対応スマートフォン「Xperia 5 III」を11月中旬以降に発売する。カラーはフロストブラック、フロストシルバー、グリーン、ピンクの4色をラインナップ。

同社フラグシップモデル「Xperia 1 III」から仕様の多くを継承しつつも、本体サイズを抑えたモデル。今年4月に海外で発表されたが、日本での展開も決定した格好だ。

また4色の本体カラーのうち、フロストブラックとフロストシルバーは日本限定色。グリーン/ピンクの2色の背面ガラスとメタルフレームは光沢だが、フロストブラック/フロストシルバーの背面はフロストガラス、メタルフレームはマット調を採用する。

6.1インチ/21:9のシネマワイド有機ELディスプレイを搭載し、120Hzのリフレッシュレートをサポートする。画面解像度はFHDで、240Hzの残像低減技術や240Hzの高速タッチ検出に対応。BT.2020/10bitを生かしたクリエイターモードを従来から引き続き搭載する。また、カバーガラスは「Corning Gorilla Glass 6」となる。

背面カメラについては、Xperia 1 IIIと同様の可変式望遠レンズを搭載する。構成は超広角レンズ(16mm・F2.2/12MP)、広角レンズ(24mm・F1.7/12MP)、可変式望遠レンズ(70mm・F2.3/105mm・F2.8/12MP)。全てのレンズにZeissレンズを採用し、T*コーティングを施した。背面カメラは8MP。

全てのレンズでαの技術を活用したオブジェクトトラッキングに対応する。基本的にはXperia 1 IIIと同様にタップひとつで物体の追従が可能だが、Xperia 5 IIIには3D iToFセンサーを搭載しないため、Xperia 1 IIIのリアルタイムトラッキングのほうが高精度だという。

また従来に引き続き、最大60回/秒のAF/AE演算、最高20コマ/秒の連写が可能。デジタルズーム時の画質劣化を補正するAI超解像ズームに対応し、FlawlessEye対応のハイブリッド手ブレ補正を搭載。4K HDR 120fpsのスローモーション撮影にも引き続き対応する。

写真撮影アプリ「Photography Pro」には、BASICモードを搭載する。AF性能や高機能を生かしつつも、一般的なスマートフォンの使い勝手に近い操作感を追求。従来のP/S/Mモード、AUTOモードも引き続き備える。

オーディオ面では、スピーカーをフロント側に左右均等配置する「フルステージステレオスピーカー」を採用。Xperia 1 IIIではスピーカー音圧を従来比で約40%高めたが、Xperia 5 IIIでは従来性能を維持する。また、ソニーミュージックエンタテインメントと協業した独自のチューニングを実装している。

3.5mmのステレオミニジャックを搭載し、最大音圧は前モデルから約40%向上させた。高音質化機能として、音楽ストリーミングサービスなどの様々な音源をハイレゾ相当に変換する「DSEE Ultimate」を採用。また、立体音響技術「360 Reality Audio」や、通常のステレオ音源を立体化させる「360 Spatial Sound」に対応する。

またゲーム機能として、暗いシーンを明るく表示させて視認性を高めるL-γ レイザー(Low gamma raiser)、帯域ごとに音量調整するオーディオイコライザー、雑音を除去してボイスチャットの音声をクリアにする最適化機能を搭載。120Hzのハイフレームレート録画、ボタンを押した約30秒前から録画できるRTレコード機能も備える。

バッテリー容量は4,500mAhで、3年使っても劣化しにくいとアピールする。30WのUSB PDに対応し、最短30分で約50%の急速充電が可能。なお、ワイヤレス充電とおすそ分け充電には対応しない。

SoCには「Snapdragon 888」を搭載し、メモリは8GB、ストレージは256GBとなる。出荷時のAndroidバージョンは11。また5GはSub6のみの対応で、eSIMは搭載しない。IP65/68の防水防塵に対応し、外形寸法は157×68×8.2mm、質量は168g。