今年秋に発売される「iPhone 14(仮)」で、前面カメラが大幅に強化されるとの噂が相次いでいる。そしてアップルの未発表製品に詳しい有名アナリストが、それを裏付ける新たなサプライチェーン情報を伝えている。

この噂の発信源は、天風国際証券(TF International Securities)アナリストのMing-Chi Kuo氏が、Twitterおよびブログ上でシェアした内容だ。Kuo氏は5月末にも、iPhone 14の前面カメラが以前のモデルよりも3倍近く高価になるとして、性能が向上することをほのめかしていた。

新たな情報でKuo氏は、iPhone 14の前面カメラがAF(オートフォーカス)に強化され、従来のFF(固定焦点式)よりも、自撮りと動画撮影のパフォーマンスが大幅に改善すると予想している。

その鍵を握るのが、新たに前面カメラモジュールの供給元に加えられる韓国のLG Innotekだ。アップルが中国サプライヤーの部品に品質上の問題があったとして、同社を抜てきしたことは先月すでに報じられていた。

前面カメラ周りの改良点として、レンズ枚数が従来の5枚から6枚に変更されるという。これによってF値は、iPhone 11(2019年発売)から続いているF2.2から、F1.9になるとのことだ。ちなみにF値とはカメラに取り込まれる光の量を数値化したものであり、F値が小さくなるほど(絞りが開き)レンズを通る光の量が多くなる。

こうした前面カメラの強化はiPhone 14の全モデルに共通する一方で、背面カメラの強化は高価なProモデルのみに限られ、Proではない通常価格モデルは1,200万画素のままだと見られている。またProについては噂話を総合すると、4,800万画素のセンサーが採用され、8Kで動画撮影できる広角カメラが搭載される模様だ。

さらにProモデルには、新たに「A16」プロセッサーが搭載される一方で、通常価格モデルは「iPhone 13」シリーズと同じA15搭載との予想が固まりつつある。円安の影響によって通常価格モデルも割高になるとすれば(すでにMacの一部でそうなっているように)、今のうちにiPhone 13シリーズを買っておくのも選択肢の1つかもしれない。

Source: Medium

via: 9to5Mac

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