最新のM2チップ搭載MacBook Airが先週に発売されたばかりだが、今後もM2のバリエーションを採用した複数のMacモデルが投入されると見られている。そんななか、「M2 Pro」と「M2 Max」を搭載したMacBook Proが、早ければ今年秋に発売されるとの噂が報じられている。

この噂の出所は、アップルの内部情報に詳しいBloombergのMark Gurman記者だ。同氏はニュースレター「Power On」最新号にて、読者の質問に答えるかたちで「アップルは早ければ今年の秋、M2 ProとM2 Maxを搭載した、新しいMacBook Proを発売する社内目標を持っている」との趣旨を述べている。

Gurman氏いわく、より高性能なM2バリエーションを積んだ14インチと16インチのMacBook Proはすでに開発中とのこと。

14/16インチMacBook Proは、2021年にデザインを一新した。そのときに外部ポートを増やし、MagSafe 3充電コネクタを追加し、ディスプレイを改良し(ミニLED画面を搭載)、ウェブカメラを改良した(旧モデルの720pから1080pに進化)ばかりのため、マシン全体のデザインと機能は「ほぼ同じになる可能性がある」と付け加えている。

さらに、新たな14インチと16インチMacBook Proには、昨年のM1 ProとM1 Maxチップのように、新型チップ「M2 Pro」と「M2 Max」が搭載される見込みだと伝えられている。

また注目すべきは、Gurman氏が強化型M2について「標準的なM2と同じように、グラフィックスに大きな注目が集まるだろう」との見込みを語っていることだ。

M2チップを搭載した13インチMacBook Proのベンチマーク結果は、M1と比べてシングルコア性能が約11.56%速く、マルチコア性能が約19.45%向上していると示していた。またM2チップには、4Kビデオのエンコードとデコード性能を向上させるメディアエンジンやProResビデオエンジンといった、M1ファミリーの上位プロセッサーに限られていた機能が搭載されている。

つまり、M2 ProとM2 Max搭載モデルはグラフィック処理に重きを置いており、ビデオ編集やコーディングなど、より負荷の高い作業を行うプロユーザーにとって優秀なパートナーとなる可能性がありそうだ。

これらM2 Pro/M2 Max搭載MacBook Proは、2022年秋から2023年春にかけて発売されるかもしれないという。Guaman氏は「サプライチェーンの問題が続いていることを考えると、いつ店頭に並ぶかを正しく予測するのは難しい」と述べている。

先日もGurman氏はM2バリエーションを搭載した複数のMacモデルが準備中だと語りつつ、発売は2022年秋〜2023年初めと幅を持たせていた。

同氏は6月のWWDC 2022(世界開発者会議)直前に、新型13インチMacBook Proの発表は延期されたと述べたが、その予想は外れていた。さしもの有名記者といえども、たえまなく変動するサプライチェーンの影響は読みにくいようだ。

Source: Bloomberg

via: 9to5Mac