アップルはApple Watch用の交換バンドに「プライドエディションスポーツバンド」を追加。Apple Store直営店にて5月24日(水)から販売を開始する。価格は6,800円(税込)。

毎年6月は「プライド月間」として、米国など世界各国でLGBTQ+への理解を求める様々な運動が行われている。Appleでは、前向きな変化をもたらすために活動しているLGBTQ+支援団体を広くサポートする“プライドエディション”交換バンドをリリースしており、すでに発売されているブレイデッドソロループとスポーツループに続き、今回のスポーツバンドで3種類のラインナップが揃うこととなる。

デザインは、オリジナルのプライドフラッグのレインボーカラーのほか、5つのカラーを採用。ブラックとブラウンはHIV/AIDSによって他界された人々やこの病を抱えて生きている人々に加え、黒人とラテン系のコミュニティを象徴。ライトブルー、ピンク、ホワイトはトランスジェンダーとノンバイナリーの人々を象徴している。

バンド成形のプロセスで、ベースとなる素材が個々の図形を囲うように流れ込み、レイアウトにはわずかな違いが生じる。このため、まったく同じデザインのバンドは2つとなく、LGBTQ+コミュニティのすべてのメンバーの個性を表しているという。

また、新たに「プライドセレブレーション文字盤」を用意。カラフルな図形がバンドから腕時計のディスプレイへと流れ込むように表示され、ユーザーが手首を上げたり動かしたり、ディスプレイをタップしたりすると反応するようになっている。ロック解除するとデザインがダイナミックに動くiPhone向けのiOS壁紙も用意される。