iPhoneの「写真」アプリには、大切な人、場所、イベントを独自に推測、ピックアップしてまとめてくれる「メモリー」機能が用意されています。例えばあなたのおうちの猫さんの写真などをピックアップして、それに音楽をつけて再生してくれたりするのです。楽しかったり懐かしかったりする嬉しい機能!

ですがその「大切な人」などの推測は正解とは限りません。例えば現状の結果を見る限り、「彼女と元カノ」や「夫と元夫」などの判別はされていないようです。

そのため、当時は「甘い写真」だったものが現在は「苦い写真」に変わってしまっていたとしても、iPhoneはお構いなしでその写真をあなたに「For You」としてプッシュしてきます。写真アプリの中だけならまだしもSiriやスマートスタックなどで広範囲にわたって「For You」されてくるので、不意打ちでダメージを受けてしまうこともあるかもしれません。

そんな残酷さもあるメモリーですが、iOS 15になってやっと、その部分への対策も用意されました。人物ごとに「表示を減らす」「表示しない」という設定が可能になったのです。

[写真]アプリの[For You]タブに表示されている各メモリーの右上に[…]マークがあるので、それをタップ。するとメニューが表示されるので、[候補への表示を減らす]をタップ。そこから設定を進めていきます。最終的に[この人の表示を減らす]か[この人を表示しない]を選ぶ画面になるので、どちらかを選んで[確認]をタップすれば完了です。

なお[メモリー]の下の段にある[おすすめの写真]についても、長押しのクイックアクションメニューから[この人の表示を減らす]ことができます。

「そんな面倒な設定なんてしなくても写真自体をぜんぶ消去しちゃえばいいのでは?」なんて思った方もいらっしゃるかもしれませんね。でもそれに対してこう思う方もいらっしゃることでしょう。

「さくっと削除できるくらい割り切れてたら苦労しないよ!」

そんなあなたのための機能です。