◆OK食べ合わせ

【1】とうふ+ワカメ→長生き、肥満を解消、認知症の予防♪(サポニン+ヨウ素)

とうふの原料である大豆にはサポニンという成分が大量に含まれており、動脈硬化を防ぎ、脂肪の吸収を抑制し、脂肪の分解を促進する、とまさに大活躍なのですが、じつは働きすぎて体内の「ヨウ素」を排出してしまうのです。

これを解消するのがヨウ素を多く含む海藻なのです。海藻は生でなくてOK。ワカメのみそ汁、酢の物、なんでもけっこうです。

 【2】肉料理+果物→脂肪による胃もたれを防ぐ♪(タンパク質+クエン酸)

肉料理の消化を促進するという点で、果物にまさるものはありません。

例えば、ポークソテーにパイナップルを合わせれば、パイナップルの酵素ブロメラインが肉を分解するとともにクエン酸が胃壁を刺激し、胃液の分泌をさかんにするので、脂肪の多い豚肉もすみやかに消化されます。酢豚に入っているパイナップルにはちゃんと理由があるのです。

【3】ホウレン草+ゴマ→ホウレン草の唯一の欠点を、ゴマがカバー♪(カルシウム+シュウ酸)

ポパイの活力源、ホウレン草――。たしかに、ホウレン草は「野菜の王様」と呼ばれるにふさわしい栄養素を備えています。しかし、唯一の欠点はカルシウムと結びついて体内に結石をつくるシュウ酸が含まれていること。これを解消するのがゴマなのです。

じつは、結石がもっともできやすいのは、カルシウムとシュウ酸の割合が1対2のとき。そこで、カルシウムが豊富なゴマや牛乳でこの割合を変えて、シュウ酸を体の外に出してしまうのです。

( 『からだスマイル(PHPくらしラク〜る増刊)』 3月号より)

【著者紹介】

白鳥早奈英(しらとり・さなえ)

心療カウンセラー、健康運動指導士。日本で初めて栄養学的な面から「食べ合わせ」を提唱。ベストセラーになった『もっとからだにおいしい野菜の便利帳』(共著・高橋書店)ほか著書多数。