◆ほとんどの服は、家庭の洗濯機で洗えます!

性能の洗濯機や洗剤を使っているのに、服がキレイにならない......それは、あなたの洗濯のやり方が間違っているからです。
洗濯のプロである私たちから見ると、多くの人の洗濯方法は、家庭用洗濯機が普及した約50年前のまま。でも、この50年の間に繊維は驚くほど進化したため、当然、アップデートが必要なのです。
そこで今回は、最新の洗濯術を大公開。この方法なら、ほとんどの服が自宅でキレイに洗えます。洗いあがりに満足できない人は、洗濯ブラザーズ流の洗濯術を、ぜひお試しください!

◆洗濯の新常識クイズ 次の"常識"は正しいでしょうか?

Q1. 洗剤は、たくさん入れるほどよい
A ×
洗剤の量が多いと泡が立ちすぎて、汚れが繊維からはがれにくくなります。また、すすぎきれずに洗剤が繊維に残ると、黄ばみや部屋干し臭の原因にも。洗剤は「使用量を守る」のが正解です。

Q2. シャツの黄ばみは漂白剤で落とす
A ×
正しく洗えば、黄ばみも洗剤だけで落とせます。漂白剤は刺激が強く、生地にダメージを与えるので、しつこい汚れを落とすときだけに使うのが賢明。その際は、「酸素系漂白剤」を使いましょう。

Q3. 洗濯物は部屋干しがよい
A 〇
大正解! 洗濯物を日光(紫外線)に当てると、生地の色が抜けてしまうのです。とくに濃い色は日光に弱く色あせる危険性が大。しっかり洗えていれば、部屋干し臭の心配もありません。

◆まず、準備しよう! 洗濯の質は「準備」で決まります。

(1)素材別に分ける
家庭で洗えるものと洗えないものを分けます。皮革・毛皮、レーヨン、キュプラ、アセテート、光沢・シワ加工のもの以外は、ほぼ家庭で洗えます。クリーニングに出すより、キレイになることも。

(2)汚れ別に分ける
洗濯物を「デイリー=普段着や下着、タオルなど」「ハード=目に見える汚れのあるもの」「ソフト=ニットやレースなど繊細な素材のもの、色もの」の3つに分類。臭いの原因「モラクセラ菌」の繁殖を防ぐため、通気性のよいカゴに入れましょう。

(3)汚れを浮かせる
洗濯物を洗う前に、プレウォッシュ(前処理)で汚れを浮かしましょう。弱アルカリ性の液体洗剤と同量の水をスプレー容器に入れて混ぜれば、専用液が完成。トップスやアウターの襟口、袖口、脇などにひと吹きすると、汚れが落ちやすくなります。

Q. ドライクリーニングはしなくていいの?
ドライクリーニングは、水ではなく石油系の溶剤で洗う技術。油性の汚れは落とせても、汗のような水性の汚れは落とせません。したがって、学生服やワイシャツ、セーター、スーツなどは、家で洗うのが正解。「ドライ」のタグも「ドライクリーニングできます」の意味で、「しないといけない」ではないのです。シミ抜き以外は家で洗ってみましょう。