ロハスな雰囲気が魅力の瀬戸内海に浮かぶ小豆島。400年の歴史を誇る醤油作りが盛んで、醤油を使って作られる佃煮はお土産にも大人気。取材中に立ち寄った「つくだに屋さん」の看板メニューは、なんと佃煮を使ったソフトクリーム!“佃煮×スイーツ”の化学反応はいかに・・・!?

好奇心くすぐられる看板を発見

小豆島の取材中道を歩いていると、なんとも気になる文字が目に飛び込んできました。

「あなたのイメージを越える 佃煮ソフトクリーム」

しょっぱいの?甘いの?しょっぱ甘い塩ソフト的なやつでしょうか?はたまたバニラアイスに佃煮のせ放題とか?

外観も、いろいろ気になる。

旅にはかかせないご当地ソフト。これは食べるしかありません。さっそく入店!

ぶらさがる子ども。おしり出ちゃってますよ〜

気になってしょうがないこの人。

試食し放題!ここは“つくだに天国”?

店内に入ると見渡す限り佃煮!テーブルにずらっと並ぶ圧巻の品揃えです。そしてどれも試食が用意されているではありませんか!せっかく小豆島に来たので、400年の歴史のある醤油で作られた佃煮をまずは「いただききまーす。」

小豆島の戦後の食糧難の時代、おいしい醤油と地元の芋のツルで保存食を作ったことから始まった小豆島佃煮の歴史。こちらのつくだに屋さん、昭和23年に初代店主が「見よう見まね」で佃煮屋を始めて佃煮一筋70年!今日に至るそうなんです。

近くに住んでいたら、家からお茶碗もって通ってしまいそう。

店内で試食できるのは約50種類ほど。佃煮ってなんでこんなにおいしいんでしょう。だれか私のお箸を止めてください。。。
秋の新米の時期になると、「ご飯1杯100円で佃煮食べ放題」という驚くべきサービスが登場するそう!白米と佃煮の黄金コンビをたったの100円で味わえるとは!
軽く3杯はいけちゃいますね。

※ご飯サービスの開催期間等は、事前に店舗へお問い合わせください。

ひと目惚れ・・・じゃなくて“ひとくち惚れ♡”

黒いハートが佃煮ってこと?

佃煮単品を堪能したところで、いよいよ本題へ。ずっと気になっていた壁のポスターを指差して「あれください!」。意外にシンプルな予感・・・?

男性のお客さんには星型の佃煮になるそうです。

見たところバニラアイスではなさそう。ほんのりうす〜く茶色がかったソフトクリームに、控えめにのったツヤめくハート型佃煮トッピング。佃煮の濃厚なイメージからはかけ離れた、上品ささえ感じる見た目に静かなる驚きを隠せません。

実際手にしてみると、まったく味の想像がつかなくなってしまいました。もはや「無」になってひと口。

こちらがもとの「しそ昆布」。絶品です。

な、なにこれ!!ひと口ではっきりとわかる、「甘い」とか「しょっぱい」というレベルを超えた「旨み」。初めての味に感動さえ覚えます。

スタッフさんにうかがってみると、お店で人気の佃煮「しそ昆布」を炊いた時に出た煮汁を使ってソフトクリームを作っているんだそう。こうすると甘みと塩気のバランスが絶妙で、コクが出るんだとか。濃厚なのに後味はびっくりするくらい爽やか。口の中に残る甘さが全くなく、ついついもうひとつ!なんて言ってしまいそう。

トッピングの佃煮はソフトに合わせて、通常の佃煮より甘めに炊かれていて、完全にスイーツのトッピングとして成り立っています。しっかりとした昆布の歯ごたえがアクセント。

これは佃煮ソフトの完全勝利。醤油の力を見せつけられた感じです。恐れ入りました。

“島のおっかぁ”は小豆島の有名人!

真ん中が浜田雅子さん

この日出迎えてくれたのはスタッフの女性、宮下さん。気になっていた看板の女性について聞いてみたところ、浜田雅子さんという実在の方がモデルだそう。とっても明るい浜田さんは、元々本社の工場で佃煮づくりを行っていましたが、この「つくだに屋さん」がオープンする際、自ら「お店に立ちたい!」と志願したんだとか。小豆島の有名人的存在みたいです。

浜田さん「一日店長デー」は遠方からのお客さんも駆けつけます。

今ではお店を離れてしまっているそうですが、連休の一日限定などで店頭に復活されることもあり、そんな時お店は浜田さんを慕う多くのお客さんで賑わうそうです。

今回は残念ながら島のおっかぁにはお会いできませんでしたが、気さくなスタッフさんのあたたかなおもてなしと絶品佃煮が堪能できる「つくだに屋さん2号店」。店内にはひと休みできるスペースも用意されていて居心地も◎小豆島旅行の際はぜひ遊びに行かれてみてください♪

【施設名称】つくだに屋さん2号店
【住所】香川県小豆郡小豆島町片城甲44-270
【電話番号】0879-82-6066