「美人女流棋士」として知られ、近年はクイズ番組を中心に活躍していたタレント・竹俣紅(21)が来春入社のフジテレビのアナウンサーに内定していたことを本誌(NEWSポストセブン)が報じた。

 竹俣は都内有数の進学校・渋谷教育学園渋谷中学時代に14歳で女流プロとなり、2019年3月に日本将棋連盟を退会してからはタレント活動を本格化。現在は早稲田大政経学部の3年生で、昨年10月の朝日新聞のインタビューで就職活動中と明かしていたが、選んだ道はまさかのアナウンサーだった。

「内定を知らなかった社員も多く、報道されると社内でも話題になった。高島彩や加藤綾子らと同様に“××パン”の愛称が付くとしたら、“ベニパン”か、“タケパン”かと予想する気の早い声もある。

 看板番組『めざましテレビ』だけでなく、高校時代に出演していた『ワイドナショー』への起用も検討されるのではないか。期待は大きい」(フジテレビ局員)

 これまで民放キー局の女子アナといえばミスコン出身者が“王道”だったが、近年は芸能事務所に所属していた「元タレント女子アナ」が目立つ。2017年にフジに入社した久慈暁子アナ(25)はファッション誌の元専属モデル。2018、2019年には日本テレビに市來玲奈アナ(24)、テレビ朝日に斎藤ちはるアナ(22)と、2人の『乃木坂46』元メンバーが入社した。

 民放各局が「元タレント女子アナ」の採用に積極的になる背景を女子アナウォッチャーの丸山大次郎氏はこう語る。

「局が求めているのは即戦力女子アナです。かつては新人を“局の色に染める”という育成をしてきましたが、フリー転身組も増えたことでコストをかけて育てることに二の足を踏んでいる。その点、タレント出身者はカメラを向けられて自然に話すことに慣れています。著名人の取材に有利という面もある。

 フジテレビはここ数年、新人女子アナの知名度が上がらない。竹俣さんには元女流棋士としての頭の回転、鍛えられたコメント力など、期待は大きいでしょう」

 指した一手は“テレビ離れ”を食い止められるか。

※週刊ポスト2020年2月21日号