5月上旬の仕事終わりの、タレント磯山さやか(37才)の服装に、スタイリストは唸った。グラビア界のレジェンドといわれる彼女の私服は、ブルージーンズにダークグレーのロングの上着と、いたってシンプル。ただ、そこはしっかりと計算し尽くされたファッションでもあった。

 あるベテラン女性スタイリストは、「この服装だと体型がすらっと見えて、逆に体のラインは隠れますので、悪くない私服です」と合格点を出した。

 磯山は、20代半ばに1度ダイエット企画でスリムになったが、逆に「前の方が良かった」という声を多く聞かされて、「私の強みってマシュマロ体型なんだ」と認識。その後は、そのゆるふわボディーで男性だけでなく、女性からも注目されてきた。

 最近は、女性ファッション誌『CLASSY.』(2020年11月号)で「太って見えないトレンド服」の特集でモデルを務めるなど、数々の女性ファッション誌の「ぽっちゃり」特集でも掲載されるようになった。

 また、昨年秋から始めた公式YouTubeでは、「ただただ大好物をひたすら食べる」という動画を上げ続けて、好評を得ている。

 磯山本人は前出の『CLASSY.』のインタビューで「ありのままの自分が一番と気づいてからは、ファッションでも流行を把握しながらも、無理してそれに乗らないと決めたら、すごく楽になった。同時に『痩せている方がいい』っていう日本人の感覚があるけれど、『自分が心地いい体重や見た目をキープしていればいいんじゃないか』と思うようになりました」と明かしている。

 あるテレビバラエティー番組関係者は「デビュー21年目と本来なら飽きられるキャリアにもかかわらず、コンスタントに出演オファーがあるのは、飾らない性格とルックスで、女性層からの好感度が高いからです。その上、同業者のタレントや関係者にも彼女をタイプと公言する人は多いんですよ」と理由を明かした。

 その自然体な姿勢が、磯山のオリジナルな成功に結び付いている。

「現在でもグラビアのオファーは多々あります。ご本人も続けられるつもりなので、近くまた作品が出るかもしれません」と、ある出版社関係者は語る。

 長らくノースキャンダルで通してきている磯山だが、ロマンスが先か、写真集が先か。まだまだ魅力的な存在であり続ける。