暑い季節こそ、スパイシーなカレーを食べて、気持ちいい汗を流したい──。NHKを退局後、カレーの専門家の養成機関で学んだのは、フリーアナウンサーの内藤裕子さん。自作したレトルト「アレンジカレー」も発売中だ。さまざまなメディアでカレーの魅力を発信する日々の中で出会ったのが、東京荻窪『欧風カレー&シチュー専門店トマト』の「和牛ジャワカレー」(2500円)だ。

「ご夫婦で切り盛りする、おもてなしの心に満ちた名店です。期待に胸を躍らせ食べたカレーは、スパイスの深い香りが漂い、まろやかな旨みとほろ苦さが重なり合う味。カレーの奥深さを知り、より探求したいと思うきっかけになりました」(内藤さん)

 トマトの店主・小美濃清さんによると、和牛ジャワカレーは修業時代のまかないを再現したことから誕生。レシピは毎日微調整し、年々進化している。使うスパイスは36種類!「健康になるカレー」を目指して厳選しているという。

●欧風カレー&シチュー専門店トマト
 1982年創業。欧風カレーにインドカレーのエッセンスを加えた唯一無二の味わいは、日本一との呼び声も。
【住所】東京都杉並区荻窪5-20-7
【営業時間】11:30〜13:30、18:30〜20:00(売り切れ次第終了)
【店休日】水・木

母から習った原点となる味

 内藤さんの十八番は、母直伝のレシピをアレンジした「なすとひき肉のキーマカレー」だ。

「カレーは作る人の”生きた証“が詰まっているからおいしいのだと気づかせてくれた、原点の味です。簡単にできて、夏を元気に乗り切るために欠かせません」(内藤さん)

『なすとひき肉のキーマカレー』
●材料(4人分)
にんにく(みじん切り)…1〜2片、しょうが(みじん切り)…1片、玉ねぎ(みじん切り)…1個、豚ひき肉…400g、カレー粉…大さじ3〜4、なす(輪切り)…4個
A[しょうゆ…大さじ3、酒・ソース・ケチャップ…各大さじ4]
甘酒(あれば)…大さじ1
※パセリは好みで

●作り方
【1】鍋にサラダ油大さじ1(分量外)を中火で熱し、にんにく、しょうがを炒める。香りが立ったら、玉ねぎを加えてしんなりするまで炒める。
【2】ひき肉を加えて炒め、火が通ったら弱火にしてカレー粉を加えてなじませる。
【3】なすと[A]を加えてなじませ、ふたをして中火で焦がさないように時々かき混ぜながら煮込む。
【4】なすがやわらかくなったらふたをとり、かき混ぜながら水分を飛ばす。隠し味に甘酒を加えてなじませる。

撮影/鈴木江実子

※女性セブン2021年9月2日号