筋力が低下して歩くのが不安、手の動きが悪くなった、言葉が出にくくなった…といったことが心配なときに、在宅リハビリテーションというサービスがある。コロナ禍のいま、体を動かす機会が減り、心身の機能低下の不安から問い合わせも増えているという。

 これは看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が心身機能の維持や回復、生活の自立のためのリハビリを自宅に来て行うもの。ハビリ推進センター代表の阿部勉さんが代表を務めるリハビリ推進センターの事業の1つ、板橋リハビリ訪問看護ステーションでも看護師と協働しながら、在宅リハビリサービスを提供。

 在宅リハビリの主なサービスは以下だ。

●歩行、寝返り、立ち上がりなどの機能訓練
●食事、着替え、排泄などの生活動作訓練
●福祉用具のアドバイス
●在宅改修のアドバイス
●言語機能、嚥下機能訓練
●介護家族へのアドバイス
●目標設定(活動と参加)

「徐々に低下する機能をいかに落とさないようにするか、また低下した機能に合わせた生活の仕方のアドバイスも行います。また入院中にリハビリを行っていて、退院後、環境の違う自宅で成果が発揮できないという人も意外に多く、在宅リハビリが力になります」(阿部さん)

 対象者は要介護認定を受けた人で、主治医が必要を認めた場合。利用したいときはケアマネジャーに相談を。また、要介護認定がない場合は医療保険で利用できるので医師に相談を。

※女性セブン2020年9月10日号