コロナ禍で、人に会えなくて寂しい……そう考える人がいる一方で、ひとりで過ごす方が楽しい──と、人と歩調を合わせるわずらわしさから解放され、おひとりさまの時間を満喫する“ソロ活”をする女性が増えている。そこで、ソロ活とはいったいどういうものなのかを知るべく、女性セブンの女性記者たちが、5つのソロ活スポットを体験した。

サウナ

『ソロサウナtune(チューン)』
住所:東京都新宿区天神町23−1 UNPLAN Kagurazaka1F
料金:60分3800円
営業時間:平日は8:50〜23:10、土日祝は9:00〜23:10(完全予約制)※タオルほか、シャンプー、コンディショナー、ボディーソープ、メイク落としなどがそろっており、手ぶらで行ける。

 サウナ好きの記者Mが訪れたのは1人用のカプセルサウナ。受付を終えると、5畳ほどの個室に案内された。ここにサウナ室のほか、冷水シャワー、休憩用の椅子、更衣室がある。予約枠を公開すると、一瞬にして埋まるという人気ぶりだというが、その理由に納得。1人用とはつまり貸し切り。普段はできないことができるというわけだ。

 多くの施設でマナー上禁止されている、サウナ内で横たわることや、ロウリュ(※)も自由とあり、早速挑戦。順番待ちや他人の視線も気にせず、自分が入りたい方法で心からサウナが堪能できる。これはクセになりそうだ。(※熱したサウナ石に水をかけて、高温の水蒸気を浴びるフィンランド式の入浴法。多くの施設で個人が行うことは禁止されている)

焼肉

『焼肉ライク』
住所:東京都新宿区西新宿 1-19-11 西新宿甲州ビル
料金:肉にご飯、スープ、キムチがついたセットメニュー(580円〜)は12種あり、17時までご飯のおかわりは無料。

 2018年のオープンからわずか2年で全国56店舗まで拡張した注目のひとり焼肉店。その魅力は女性でも入りやすい点にあると、記者Kは実感。というのも、女性にとって焼肉店でのネックは体ににおいがつくところ。しかし店内の空気はクリーンだ。

 1人1台、無煙ロースターを使用しているため煙が出ていないうえ、店内の空気はわずか2分半で入れ替わる換気システムになっている。コロナ対策の面だけでなく、これはうれしい。女性がひとりでは入りにくい店のひとつに焼肉店があるが、自分のペースで、自分の好きな肉を好きな焼き加減で食べられるこの気軽さに、すっかりハマってしまった。

バー

『BARひとり』
住所:東京都豊島区池袋2-47-7フォーレセブンビル3F
料金:飲み放題コース1時間3000円〜(女性は延長料金なし)

 初めてのバーにひとりで入るのは勇気がいるが、看板に「お一人様限定BAR」と書いてあるおかげで、躊躇なく扉をあけられた。

「オーナーが出会いの場にしようと立ち上げたバーなので、ひとりで来て新たなお友達をつくられるかたが多いんです」とは、バーテンダーの柳さん。実際、ここで仕事上のパートナーや結婚相手を見つけた人もいるそう。この日は、同じひとり客の20代男性とおしゃべりを楽しんだ。お互いひとりだから、話しかけやすい。普段会えないような人と話せるのもこの店の醍醐味かもしれない。

カラオケ

『ワンカラ』
住所:東京都新宿区西新宿7-1-1新宿カレイドビル4F
料金:月〜木の5:00〜12:00は30分260円〜※通常24時間営業だが現在は時短営業中。詳細は各店舗に確認を。

「カラオケにひとりで行くのはハードルが高い。でもみんなと行くと自由に歌えない」──そんなニーズに応えて誕生したのが、このひとりカラオケ専門店。特徴はなんといっても音が漏れない点。通常のカラオケ店では廊下にまで歌声が聞こえるが、ここは静か。

 というのも、通常の店の3〜5倍の防音材を使用しているとか。これなら音痴だろうと気兼ねなく大声を出せる。週末は終日満室なので狙い目は平日の昼間。ひとりなら1時間でもたっぷり歌えるのでお財布にもやさしい。

映画

『新宿ピカデリー』
住所:東京都新宿区新宿3-15-15
料金:5000円(1人分の映画鑑賞代、ウエルカムドリンク、ラウンジ利用料を含む)

「コロナ禍で動画配信サービスばかり見ていたけど、やっぱり映画は映画館で見たい」と、記者Kがやって来たのが、東京の新宿ピカデリー。ここにはひとりで来た方が映画をより満喫できる「プラチナシート」がある。

 そのシートは、バルコニー中央部分にあってスクリーンが目線の高さにくるように設計されている。さらに、体ごと包んでくれるイタリア製シートのおかげで長時間見ていても疲れない。隣との距離もあいているので周囲が気にならない。せっかく映画館で見るのなら、これくらい贅沢をしてもいいかも。

取材・文/上村久留美、前川亜紀

※女性セブン2021年4月15日号