毎日のように洗っている食器だが、ただなんとなく洗っている人も多いのでは? そこで、自身の名を冠する水あか洗剤『茂木和哉』は累計100万本の売り上げを突破した洗剤のエキスパート、『きれい研究所』社長の茂木和哉さんに、効率的な食器洗いの方法を聞いた。

 調理の後の鍋や食後の食器汚れは、食器洗い用洗剤の使用量に注意が必要だという。

「食器洗い用洗剤には、界面活性剤が入っており、ついたばかりの汚れなら、軽く泡立っている状態で簡単に落とすことができます。しかし、たっぷり洗剤をつけすぎて、泡を落とすのに時間がかかる人が意外と多いんです」(茂木さん・以下同)

 最近は、見た目の問題で洗い桶を使わない人も多いようだが、洗剤の使いすぎ防止には桶を使った浸け置き洗いがおすすめだ。

 油汚れやカレーなどのひどい汚れは、まず新聞紙などで拭き取ってから、洗い桶に浸け置き、まとめて洗うと簡単にきれいになるという。

 具体的な桶の使い方は、次のとおり。

【1】洗い桶に20〜30℃のぬるま湯を入れ、食器洗い用洗剤を数滴たらして軽くかき混ぜ、少し泡立つ状態にしてから、食器を入れる。

【2】桶のお湯につけたまま食器をスポンジで洗い、洗い終わった食器は桶の外におく。

【3】桶の水を捨て、そこに【2】を戻し、桶で水を受けながら、食器を1個ずつ水ですすぐ。

 当たり前のようだが、洗い桶の中で洗えば、泡切れも早くなり、時短になるのだ。

◆除菌&漂白にも洗い桶を利用

 また、洗い桶は場所をとるから使いたくないという人もいるが、食器洗い以外にも使えて便利。洗い桶にぬるま湯と漂白剤を入れ、食器やふきんなどを浸けておくと、一度にたくさんの除菌&漂白が可能に。米のとぎ汁やパスタのゆで汁などを桶にため、そこに食器を浸けておくと汚れを落としやすくなる。

◆手に合わない食器用洗剤は洗濯に回す

 毎日のように使う食器洗い用の洗剤だが、使っているうちに手荒れが気になったり、好みの香りではない場合などで、残りの処分に困るもの。

 そんな時は、衣類についた食べ物汚れの部分洗いや、洗車用洗剤として使うのがおすすめだ。

「衣類についたソースなどの汚れは、食器用洗剤を数滴なじませ、部分洗いをしたのち、通常通り洗濯機で洗うといいですよ」

※女性セブン2017年5月25日号