数多くの人々が暮らす巨大都市、東京には地域活性化のためにユニークな取り組みを行う町内会があります。

東京の知られざる魅力を発見し、暮らしに役立つ最新情報を届けるテレビ朝日の番組『東京サイト』(毎週月〜金、午後2時〜)は、6月12日〜6月16日にわたって、「地域の底力」というテーマで放送しました。

本記事では、番組で取り上げた5つの取り組みのなかから、「地域コミュニティ再構築」を目的に行われている“みんなのぬまぼり”を紹介していきましょう。

 

◆みんなのぬまぼり

©東京サイト

この“みんなのぬまぼり”は、中野区の沼袋親和会、野方北町会、沼袋町会、江古田四丁目町会、野方東町会、丸山町会、野方一丁目南町会、野方南自治会、野方二丁目町会が共同で、廃校となった旧沼袋小学校のプールを利用して運営する釣り堀。

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お金をかけずに楽しめる“子どもの休みの日の居場所”として行われるこの取り組み。夏季の日曜日に毎週開催され、小中学生と70歳以上は無料(※大人は100円)で利用できます。

釣り堀には約1,200匹のコイやフナ、金魚が泳いでいて、釣り竿の無料貸し出しも。

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「大人と子どもの間に馴染みができた」と地域の大人と子どもとの交流のきっかけづくりにも役立っているというこの釣り堀。

また、この釣り堀では大人と子どもだけでなく子ども同士の交流も生まれているそうで、ここに来てから釣りが好きになったという少年は、同世代の子たちと釣果を競い合ううちに友達ができたそうです。

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そんな“みんなのぬまぼり”の運営を支える地域のボランティア・奥山武雄さんは「子どもと大人の間につながりというか、輪ができた」と、この釣り堀が地域に与えた変化を実感。

さらに奥山さんは、この取り組みに参加するようになってから町で子どもたちと会った際に「釣り堀のおじさん、こんにちは!」と挨拶されるようになったと語り、「子どもたちも元気になった。いままで大人に対しても少し引っ込み思案なところというか、少し(大人を)怖がっていたところがあったが今はそうじゃない」と地域コミュニティの再構築に手応えを感じているようでした。