小芝風花演じる気弱で空気ばかり読んでいた主人公・目黒澪が、超絶お節介な妖怪たちに助けられながら、その自由で縛られない姿に感化されたくましく成長していく姿を描くホラーコメディー『妖怪シェアハウス』。

8月より放送開始し、8月8日(土)に第2話が放送される同ドラマには、お岩さん、座敷童子、ぬらりひょん、酒呑童子など個性豊かな妖怪たちが登場する。

ドラマでは、毎話妖怪たちにまつわる“伝説”を「ゲキメーション」という独特の手法で紹介している。「ゲキメーション」とは、「劇」と「アニメ」を組み合わせた造語で、背景やキャラクターを切り抜き、手で動かし、撮影して作る手法。

新進気鋭のクリエイターの宇治茶が作画・撮影のすべてを一人でこなしている。手作業の連続のため、60秒のゲキメーションの製作に半月ほどかかる大作だ。

 

第2話では『皿屋敷』の“お菊さん”伝説をそんな「ゲキメーション」で紹介する。

◆「1枚…2枚…」皿屋敷“お菊さん”伝説

お菊の亡霊が皿を数える怪談話の総称を「皿屋敷伝説」という。第1話で登場した『四谷怪談』同様、日本三大怪談のひとつだ。

皿屋敷伝説は全国各地に様々なパターンで伝わっており、最も有名なのが『番町皿屋敷』と『播州皿屋敷』。

ドラマ『妖怪シェアハウス』では、それら代表的な皿屋敷の伝承のエッセンスを組み合わせ、以下のように紹介している。

青山播磨守主膳の屋敷に下女として奉公していたお菊。

小町と呼ばれるほど“アイドル的存在”だったお菊は、奉公先では主人の青山に言い寄られていただけでなく、青山の家来からも “セクハラ”に悩まされていた。

しかし、許嫁がいたことからその求婚を断ったお菊に家来は激怒。お菊が管理を任されていた家宝の皿10枚の内1枚を隠してしまった。

「1枚足りない! 何度数えても…」

家来の嘘の報告で「お菊が皿を紛失した」と思い怒った青山は、弓で何度もお菊を撃ち、井戸に一晩吊るした挙句、突き落としてしまう。

以来、井戸からは夜な夜な、幽霊となったお菊さんが皿を数える声が聞こえてくるのだった。

「1枚…2枚…9枚…1枚足りない…」

◆佐津川愛美、アイドル風お菊さんに!

そんな「お菊さん」をドラマでは佐津川愛美が演じる。アイドルポーズの得意なお茶目な幽霊として登場する。

普段は人間の姿で、井戸端菊(いどばた・きく)として在庫管理の仕事をしながら暮らしているらしい。数がそろっているものがあると数えてしまうという癖があり、“妖怪シェアハウス”にある皿もついつい数えてしまうのだった。

さらに亡くなった場所が近いという理由から、松本まりか演じるお岩さんとも大親友だそうだ。はたしてお菊さんはなんのために登場したのだろうか?

◆第2話あらすじ

シェアハウスの住人たちが妖怪だということを知ってしまった澪(小芝風花)は、恐怖を感じながらも行く当てがなく、就職できるまで住まわせてもらうことになった。

そんななか、面接を受けに行った小さい編集プロダクションで、まずは1週間のお試しでバイトが決まるが、バイト初日から早くもへこたれそうになる。

そこへ、書籍の打ち合わせに来ていたスター編集者・宗像公介(蕨野友也)から声をかけられる。宗像の仕事を手伝うことになり浮かれる澪に、伊和(松本まりか)や詩子(池谷のぶえ)も新しい恋の予感だと盛り上がる。