日本各地の人里離れた場所に、なぜだかポツンと存在する一軒家の実態と、そこに住まう人物の人生にも迫っていく番組『ポツンと一軒家』。

9月13日(日)の放送では、「あのポツンと一軒家は今」をお届け。1年3カ月前に訪れた福井県の一軒家と、半年前に訪れた富山県の深い山の山頂に立つ料理宿を追跡。

どちらのポツンと一軒家も、番組に放送後に大きな変化があったという。

福井県の深い山のなかで見つけたポツンと一軒家。

捜索隊は、麓の集落から一軒家を目指し、細く曲がりくねった荒れた山道を延々と進んでいく。その道中は落石も多く、道幅も狭いため、山道に慣れていない捜索隊にとっては危険な道のりだ。

美しい渓谷沿いの細い山道で景色は美しいが、道の先には山々しか見当たらない。集落からおよそ7キロという道のりとなったが、険しい山を越えようやく一軒家を発見する。

深い緑に覆われた小高い山の中腹、森を切り開いた土地に一軒家は建っていた。そこでは、代々受け継いできた畑を守り続けているという一軒家の主人の姿が。

栽培されていたのは、漢方薬に用いられる「黄連」という植物。広葉樹の森のなかで育つという黄連の貴重な収穫の様子にも密着する。

国産の黄連の販売価格は生計を立てていくには不十分なのだそう。栽培をしても収入は少なく、後継者不足も心配されていた。

あれから1年3カ月、放送を機に好転したことがあったという。

◆大使館で公邸料理人として活躍

富山県の深い山の奥、山頂付近で発見したポツンと一軒家。まずは、一軒家を捜索する様子から振り返っていく。

麓の集落で、山奥に飲食宿がポツンと建っているという情報を得た捜索隊。さっそく車を山へと走らせると、曲がりくねった山道の傾斜はどんどん急になっていき、やがて山の尾根へと続いていく。

山々を見渡す絶景が美しい尾根沿いの道をさらに進むと、お店らしき看板のある山小屋風の建物をついに発見した。

建物が建つ地域は、豪雪地帯。そのため、冬場は道が封鎖されるという過酷な環境で、営業は春から秋までの期間限定なのだという。

料理を作る主人は、かつてニュージーランドの日本大使館で公邸料理人としても活躍したこともあり、新鮮な食材を豊かな発想で美しく盛り付けた料理にはファンも多いのだとか。

その主人が「美味しいものを食べて笑顔になってもらいたい」という思いで料理を提供していると話していたのは半年前。夫婦に電話で連絡を取ってみると、番組放送後にかなりの変化があったという。