小芝風花演じる気弱で空気ばかり読んでいた主人公・目黒澪が、超絶お節介な妖怪たちに助けられながら、その自由で縛られない姿に感化され、たくましく成長していく姿を描くホラーコメディー『妖怪シェアハウス』。

これまで澪(小芝風花)は、お岩さん(松本まりか)、酒呑童子(毎熊克哉)、ぬらりひょん(大倉孝二)といった“妖怪シェアハウス”の住人のほか、お菊さん(佐津川愛美)、アマビエ(片桐仁)、山姥(長井短)など、名だたる妖怪たちの力を借りて問題を解決してきた。

9月12日(土)放送の第7話では、原島(大東駿介)の勧めで児童文学の懸賞に応募しようと意気込む澪が、 “生霊”に悩まされる。

そんな澪に救いの手を差し伸べたのは、数千年の昔から神話として語られているあの伝説的な妖怪だった!

◆峯村リエが“黄泉醜女”に…コテコテキャラで大暴れ!

第7話で物語のカギを握るのは、古来より日本に伝わる黄泉醜女(よもつしこめ)。演じるのは、シリアスからコメディーまで幅広い役どころで魅力を発揮しているベテラン女優・峯村リエだ。本ドラマでも、振り切った演技で黄泉醜女を熱演している。

黄泉醜女と言えば「恐ろしい顔をした鬼女」として知られるが、『妖怪シェアハウス』ではコテコテの関西弁でマシンガントークを繰り広げる大阪のおばちゃん…という、エキセントリックなキャラクターとして描かれている。

普段は四方津志子(よもつ・しこ)の名で、“スーパー結婚コンサル兼、凄腕別れさせ屋”として大勢の男女の仲を取り持っているという黄泉醜女。ド派手なヒョウ柄のトップスとスパッツに身を包み、おばちゃんパーマと白塗りメイクをバッチリきめ、インパクト抜群な姿で登場する。

第7話では、突如数々の不幸に見舞われる澪。その原因は、なんと生霊だった!

ちなみに生霊とは、恨みつらみをはらすべく、本人の身体を飛び出して祟りを起こす、生きている人間の怨霊のこと。陰陽師でもなかなか退散できない厄介な存在だという。

しかし、澪自身には、生霊に取り憑かれるような心当たりはない。困り果てた澪の前に現れるのが、男女問題のエキスパートである黄泉醜女。

自らを「スーパー霊力保持者」と評する黄泉醜女は、「おばちゃんに任せとき!」と意気込む。自身の経験を生かした驚きの方法で、窮地に陥った澪のために大暴れする!

◆女神が夫の追跡のために放った刺客!?「黄泉醜女」伝説

第7話では、澪に取り憑いた生霊と対峙することになる黄泉醜女だが、伝説の上ではいったいどんな妖怪なのだろう?

『妖怪シェアハウス』では、劇とアニメが融合した“ゲキメーション”という独特の手法でドラマに登場する妖怪や幽霊たちの伝説を紹介している。作画・撮影のすべてを、新進気鋭のクリエイター・宇治茶が一人で手掛けているこのゲキメーションで、今回は黄泉醜女の伝説に迫る。

日本神話に登場する男神・イザナギと、女神・イザナミ。2人は深く愛し合う夫婦だったが、イザナミは火の神を生んだことで命を落としてしまう。

あきらめられないイザナギは、黄泉の国まで追い掛けるが、「私がこちらの神々に相談する間は、決してのぞいてはなりません」というイザナミとの約束を破り、彼女の姿をのぞき見てしまう。

すると、そこには黄泉の国の食べ物を口にして、醜い姿に変わったイザナミの姿が! 必死に逃げるイザナギに、イザナミが放った最初の刺客こそ、黄泉醜女だった。

ところが、黄泉醜女は、無類の食いしん坊だったため、イザナギが逃げながら投げた山ぶどうやタケノコを食べるのに夢中で、取り逃がしてしまった…。

黄泉醜女は『古事記』や『日本書紀』などで描かれ、“黄泉の国の鬼女”として古くから言い伝えられてきた。「黄泉(よもつ)」は「黄泉の」という意味。「醜女(しこめ)」は「霊力の強い女」「鬼の類」など、さまざまな説があがっている。

日本最初の夫婦であるイザナギとイザナミの、いわば“夫婦喧嘩”に関わった黄泉醜女。『妖怪シェアハウス』では、そんな黄泉醜女だからこそなせる業で、澪を悩ませる“生霊問題”を解決に導く。

◆黄泉醜女と座敷童子が絶妙なデュエットを披露!

濃厚キャラで『妖怪シェアハウス』に登場する黄泉醜女だが、往年のヒット曲『大阪ラプソディー』を高らかに歌い上げる一幕も。

さらに、大の仲良しである“妖怪シェアハウス”の住人・座敷童子(池谷のぶえ)とデュエットも披露! 『民王』で共演経験があり、プライベートでも交流があるという峯村と池谷が聞かせる、息の合ったオモシロ楽しいハーモニーも聞き逃せない!

◆第7話あらすじ

ある日、座敷童子(池谷のぶえ)が外出して不在に。のんべ(毎熊克哉)が「座敷童子が留守の間は必ず悪いことが起こる」と言い出し、気になりつつも出勤した澪は、会社からの帰り道、背後から誰かがつけてくる気配を感じる。

何事もなく帰宅し部屋で仕事をしていると、突然髪の毛を引っ張られ、さらに肩に何かが乗ったように重くなる。妖怪や水岡(味方良介)が何事かと聞いていると、突然障子がカタカタ揺れはじめ、壮絶なラップ現象が発生する。照明など電気系がスパークした直後に停電、水岡は暗闇に浮かんだ女の顔を目撃、生霊の仕業ではないかという。

生霊には太刀打ちできないという妖怪たちだったが、このピンチに頼りになるという黄泉醜女(峯村リエ)が呼ばれる。