2030年までに、持続可能でよりよい世界を目指す国際目標「SDGs」。

テレビ朝日の番組『しあわせのたね。』 では、貧困や男女差別、環境問題などさまざまな課題に取り組み、くらしを未来へ紡ぐ“はじめの一歩”を実践する人たちを紹介している。

2月6日(土)の放送で は、「学生服・園服リユースPass」を営む日暮晴美さんを特集した。

神奈川県横浜市にある「学生服・園服リユースPass」では、サイズが小さくなったり、卒業して着なくなったりした制服をリユースして販売している。

その数、じつに1400点以上。地元だけではなく、遠方からも問い合わせが届くほど人気だそう。

「買い取った制服はホックや裾のほつれを直し、新品の3分の1ほどの値段で販売しています」(日暮さん)

日暮さんのそうした言葉からもわかるように、心がけているのは“お古に見えないおさがり”。制服を購入した客からは、こんな声も聞こえた。

「キレイだから大事に使われていたなと思います。先輩からのおさがりなのでもっと大事にしたいなと思います」

◆「もったいない」と「困っている」を解決

私生活では1男2女を育て上げた母親でもある日暮さん。

制服のリユースをはじめたのは、そんな親の立場で制服の「困った」に直面したことがきっかけだった。

「娘が中学3年生のときに、(卒業まで)あと半年を残して制服が小さくなってしまい、困ったことがありました。じつに多くの方が自分とまったく同じことで悩んでいたと知り、驚きました」

使い終えた人から必要とする人へ。つくろった制服とともに、込められた思いも次の世代へ橋渡ししている。

そんな日暮さんが、未来に咲かせたい夢は…。

「捨てることにしろ買うことにしろ、『もったいない』という気持ちがみなさんあって、その『もったいない』と『困っている』両方をここで解決できたらなと思います」

『しあわせのたね。』次回2月13日(土)の放送では、私設本棚を開設し、本を通した出会いの場を提供する女性を特集する。