6月17日(木)、木曜ミステリー『警視庁・捜査一課長 season5』の最終話が放送される。

今回は日本独自の文化といわれる“食品サンプル”がからんだ謎深き殺人事件が発生! パリ警視庁からやって来た女性捜査官が合同捜査に加わるという衝撃のミステリーが展開していく。

そんなパリ警視庁の刑事・清水花絵を、女優・モデルとして活躍する馬場ふみかが演じる。

◆パリと東京、過去と現在が交錯する事件

最終話で大岩たちが挑むのは、カリスマ食品サンプルデザイナー・神下茂(林泰文)が刺殺された事件。彼は、ナポリタンスパゲティーの食品サンプルを手にしたまま息絶えていた。

じつは神下は10年前、大岩がまだ管理官だった時代に捜査した未解決殺人事件の被疑者だった人物。

遺体が所持していたサンプルこそ、10年前の事件のきっかけとなった因縁の作品かと思われたのだが、そこに現れたのがパリ警視庁の捜査員・清水花絵。花絵によると、なんと神下が10年前に作ったナポリタンのサンプルはフランスで芸術として認められ、パリの博物館に展示されていたものの、2日前に神下らしき男に盗みだされてしまったというのだ。

サンプルの行方を追う花絵は、捜査に参加! 大岩たちとともに神下の死の謎、そして10年前の迷宮入り事件の真相に迫っていく。

はたして、パリと東京、過去と現在が交錯する一連の事件を結ぶ“線”とは?

◆馬場ふみか、丁寧すぎる日本語&フランス語のセリフに苦戦

馬場が演じた花絵は、フランス人の母と日本人の父の間に生まれ、現在、パリ警視庁の生活安全部に勤務する女性捜査官。フランスからやって来た刑事らしくトリコロールカラーのコーディネートに身を包んだ仕事のデキる美女だが、大岩一課長を「おじ様」と呼ぶなど、何やら昔から大岩のことを知っている様子。

刑事役初挑戦の馬場はオファーを受けたとき「単純に驚きましたが、挑戦してみようという気持ち」で現場に飛び込んだことを告白。「なるべく上品に見えるように所作や姿勢などは特に意識して演じました」と、佇まいから洗練された雰囲気をにじませるよう心がけたことを明かした。

また花絵は、ナポリタンの上に乗った“たこウインナー”のことを“たこさま”と話すほど丁寧な日本語を使うという設定で、時折フランス語のセリフも…。

馬場は「“たこさま”、“誠にありがとうございます”など普段の生活では使わないような言葉遣いのセリフばかりだったので、正直とても難しかったですし、はじめて使うような言葉も多かったです。フランス語も初めてだったので日本語にはまったくない発音ばかりで苦労しました」と、果敢に新境地に挑んだよう。

「なぜパリから花絵がやって来たのか、事件とどう関係しているのか、内藤さん演じる大岩捜査一課長と花絵の関係など、楽しんで見ていただけたらいいなと思います」とみどころをアピールする。

そしてなんと、これまで捜査に行き詰まる大岩一課長を励まし続けてきた笹川刑事部長(本田博太郎)が、今回突如「お前の成長した姿を最後に見せてくれ」「最後にいい報告を待っている」などと意味深な発言を連発! まさか、笹川刑事部長はこの事件を最後に退いてしまうのか…。

◆最終話 あらすじ

カリスマ食品サンプルデザイナー・神下茂(林泰文)の刺殺体が、彼のアトリエで見つかった。神下はひと口食べただけでどんな料理でもサンプルとして再現することができる神業の持ち主で、ナポリタンスパゲティーの食品サンプルを手にしたまま息絶えていた。

臨場した警視庁捜査一課長・大岩純一(内藤剛志)は、複雑な表情を浮かべる。神下は10年前、ある殺人事件の被疑者として取り調べた人物だったのだ――。

そもそも事件のはじまりは、10年前、洋食店の娘・品原試子(三戸なつめ)が店主の父・誉(遠山俊也)に内緒で、神下にナポリタンのサンプル制作を依頼したことにあった。

神下は見事な作品を作り上げたが、自らの料理の腕前だけで客を呼べると自負する誉は店にサンプルを置くことを拒否。数日後、神下がそのサンプルを強引に売りつけたライバル洋食店の店主が、遺体となって見つかったのだ。

当時、管理官として捜査の陣頭指揮を執っていた大岩は誉と神下を取り調べたが、誉は黙秘を続けた後、病死。一方で神下の犯行を示す証拠もつかめず、事件の発端となったナポリタンのサンプルも見つからないまま、事件は迷宮入りしていたのだった。

神下の遺体が所持していたのは10年前、事件のきっかけとなった食品サンプルなのか…!? 大岩は部下たちとともに捜査を開始するが、そこへ華やかな美女が現れる。彼女はパリ警視庁の捜査員・清水花絵(馬場ふみか)で、花絵によると神下が10年前に作ったナポリタンのサンプルはフランスで芸術として認められ、パリの博物館に展示されていたという。

ところが2日前、「神下が自分の作品を奪いに行く」という謎の電話がパリ警視庁に入り、博物館に急行したところ、すでに作品が消えていたと話す。

だが、鑑定の結果、遺体が所持していたナポリタンのサンプルは、神下の作品に似せた贋作と判明。犯人は神下を殺害した後、彼がパリから持ち帰ってきた本物と贋作をすり替えたのだろうか…!? その矢先、現場から試子の指紋が付着した「復讐してやる」と記された手紙が見つかり、大岩は10年ぶりに試子のもとへ事情を聴きに向かうが…!?