7人のスペシャリトたちが「別動捜査隊」を結成し、各々の得意分野を生かしながら凶悪犯罪を解決に導いていくドラマ『刑事7人』(テレビ朝日系)。

©刑事7人

テレ朝POSTでは、待望の第3シーズン目となる本作に出演する、東山紀之、?嶋政宏、片岡愛之助、倉科カナ、塚本高史、吉田鋼太郎、北大路欣也ら“7人”にリレーインタビューを実施。

第3回目となる今回のインタビューでは、「第11方面本部準備室」のメンバーでサイバーセキュリティー対策に関して警視庁内随一の能力を持ちながら、天才ゆえの傲慢、社会性の低さゆえに「未来犯罪予測センター」という窓際部署にいる山下巧を演じる片岡愛之助へインタビューを実施。

主演の東山が気になる2つのことと、次のインタビューのバトンを受け取る倉科カナに聞きたいことを質問してきた。

 

◆偉大な大先輩からの言葉とは?

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最初に愛之助に聞いたのは、本作で共演する東山が気になる「影響を受けた言葉は?」。

愛之助:「亡くなられた(十代目坂東)三津五郎兄さんの言葉なんですが、『頑張りは誰かが見てくれている』です。

お兄さんが(五代目坂東)八十助時代で、僕も20歳ぐらいのころ。共演させていただいたとき、舞台の後、お食事に誘って頂いたんです。しかも、2人きりということで緊張していたら、すごく優しく色々なことをお話ししてくださって。

ご自分が若い頃にお役に恵まれていなかったときの話もしてくださいました。それは、三津五郎兄さんが『京鹿子娘道成寺』という舞踊で、花笠を持って20人ぐらいで同じ振りで踊る所化というお役をもらったときの話でした。

その舞台では大人数で同じ振りをするので、あまり目立ちはしないんですけど、誰が上手か下手かは一目瞭然なんです。

そんなとき、紀尾井町のおじさま(二代目尾上松緑)が舞台をのぞいていらして、『ちゃんと踊れているのは、ひさし(三津五郎兄さん)とのりあき(十八代目中村勘三郎、当時勘九郎)だけだな』と仰ったそうです。

そんな経験をされた三津五郎兄さんから、『絶対に見てくださる人は見てくださっている。なので、どんなお役でも腐らず120%で頑張る。それが信用につながる一番の近道だ、頑張れ』という言葉をいただいたんです。

僕は当時、もちろん手を抜いていた訳ではないですけど、頂いたお役ひとつでもダメ出しされて、毎日がいっぱいいっぱいな状況。主役をやりたいと思わないとダメなんですけど、やれるなんて思ってもいなかった。そこから、その言葉を胸に『よし、頑張ろう!』と思ったんです。

いかに頂いたお役を頑張るか。常々どのお仕事でも、それを心がけています」

 

◆“いい加減”ではなく“良い加減”

偉大な先輩から授かった“影響を受けた言葉”を胸に舞台やドラマで活躍する愛之助は、40代になってから“あること”が出来るようになったという。

愛之助:「難しいところは、常に120%で頑張りすぎると、見ているお客さまが疲れてしまうことがあるという点です。なので、先輩や父からは『“いい加減”ではなく“良い加減”で力を抜いて、メリハリをつけないと飽きられるし、評価してもらえない』と教わっていました。

若いときは元気で声も出るし、ガンガンいくんですけど、そうするとやっぱりダメなんでしょうね(笑)最近40代になって、ようやく“良い加減”に力を抜くことができるようになりました。

歌舞伎の世界では“40(歳)・50(歳)は洟垂れ小僧”といいますから、やっと洟垂れ小僧になれたかなという感じです。なので、常に新人の気持ちでやらせていただいています」

 

◆新婚なのに体が締まった理由とは?

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続いて、東山からのもうひとつの質問「嫌いな食べ物は?」。これには「なんでも大丈夫です」とキッパリ、「嫌いなものは無いです!」と言う答えが返ってきた。

そして、そのほかにも愛之助には、食べ物にまつわる“ある質問”が届いている。

それは、前回のリレーインタビューで?嶋政宏が愛之助に聞きたいこととして挙げていた以下の質問だ。

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「食事って、朝昼晩のうち夜を少なくすると痩せるって言われていますよね。愛之助さん、新婚なのに体が引き締まってきた。新婚だと奥さんの美味しい晩御飯をたくさん食べていると思うんですけど、夜にどんなものを食べているのか?」

この質問に愛之助は、こう回答してくれた。

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愛之助:「ははは(笑)?嶋さんは、良く私を観察されていますね。嬉しいです。

夜は『妻のご飯』を食べています。僕は食に無頓着で、結婚するまでは外食ばっかり。ですから、結婚前は栄養が偏っていたり、体によくないものも食べていたりしていたんでしょうね。

妻は、そのときどきに“食べないほうがいいもの”や“食べたほうがいいもの”を勉強している。ですから、非常にありがたいことに、僕が黙っていても妻がそうしたことを考慮した最適な料理を出してくれるんです。

それに、季節や食べる時間帯によっても色々工夫してくれています。例えば、健康を考えて胃を休ませるために“クレンズジュース”だけで過ごすのが良いときもある。そういうときは、妻と一緒にそうしています。

あと、食卓には必ずサラダが並ぶ。まず野菜が山盛りで出てきて、それを食べてからごはんという感じで…。食べ方にも順番があるそうで、結婚前はハンバーグから食べたりしていたんですけど、それは良くないらしいですね(笑)」

そんな『妻のご飯』を日々口にしている愛之助。?嶋が「愛之助さん、新婚なのに体が引き締まってきた」と指摘するように、自身でも体の変化を感じているようだ。

愛之助:「一番驚いたのはズボンのウェスト。ゲンコツ2つ分ぐらい痩せました。(結婚前は)どれだけ太っていたんだと思うぐらい(笑)。ときどき妻と一緒にジムにも通っています。そこでも、いろいろ教えてくれたりしています」

 

◆倉科カナと機会があれば「連舞」したい

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そうした妻の作る健康に気を配った食事で英気を養い、本作の撮影では1日で30シーンほどを一気に撮るというタフな収録もこなすという愛之助。次に、撮影をともにする共演者の倉科カナに聞いてみたいことを質問した。

愛之助:「『日舞の会は、次いつ出られますか?』ですね。倉科さんは、お忙しい方なので、お稽古に行かれる時間がないと思うんですよ。

お稽古って、お師匠さんに教えてもらうものなので夜中にはできないじゃないですか。それに、突然次の日が休みになったとしてもお師匠さんとタイミングが合わない。でも、日本舞踊の会にも結構出られていると伺ったので。

もしも、いつか機会があれば、僕も一緒に連舞(共演)できればと思っています」

 

◆山下巧が「とんでもないことになる…」

最後に愛之助は、『刑事7人』のみどころについて語ってくれた。

愛之助:「いろんな意味で刑事7人は進化してきたし、そのなかでもストーリー的にもひとつの“テーマ”を追いかけいくので、視聴者も見やすいと思います。『来週はどうなるのかな?』と気になると思う。

客観的にドラマを見ても興味深く見られるし、ディープだなと思う作品になっていると自信を持って言えます。

第3シーズンは非常にスタイリッシュになって、謎解き的な部分も多い。ですから、幅広い年齢層の方々に楽しんでいただける作品になっていると思います」

そう語る本作では、個室で単独の撮影が多いため「パソコンのキーボードに愛着が湧いてきました(笑)」と意外な撮影の裏話を語ってくれた愛之助。自身が演じる山下巧について、以下のように語っている。

愛之助:「1シーズン目、2シーズン目を踏まえたうえでの3シーズン目なので、山下巧なりの成長にも注目して欲しいですね。山下がドラマのなかで『この私にかなうものはない』って言うじゃないですか。なかなかですよね。相当、自信があるんでしょう。そういう役を演じるのは、楽しいですね」

 

◆『刑事7人』第2話も15分拡大SPで放送!

今夜7月19日(水)に放送される『刑事7人』の第2話では、そんな愛之助が演じる山下巧に“大変なこと”が起こるという。

一体、山下の身に何が起こるのか…? すべては今夜の放送で明らかになる。