ミステリー界の重鎮・西村京太郎氏の原作を沢口靖子主演で映像化。警視庁鉄道捜査隊・東京駅分駐所に所属する鉄道捜査官・花村乃里子の活躍を旅情たっぷりに描く人気シリーズ『鉄道捜査官』。

本日8月2日(月)、その第19弾が放送される。

2018年5月放送の前作から約3年3か月ぶりとなる待望の新作は、メインゲストに勝村政信が登場。「秩父SL縁結びツアー」を軸に事件が展開する。

勝村演じる三沢貴彦刑事は20年前、新人だった乃里子をやさしく導いてくれた恩人。そして『鉄道捜査官』も2000年の第1弾放送以来、回を重ねるごとにファンを増やし、20年を超える長寿シリーズとなった。つまり本作は、「乃里子の20年」&「鉄道捜査官の20年」が重なるシリーズの集大成ともいうべき作品なのだ。

◆乃里子が疑惑の先輩刑事と難事件に挑む

第19作は、乃里子が東京駅構内で男の遺体を発見する衝撃のシーンからスタート。

その現場で乃里子は、所轄署時代の先輩・三沢と再会。現在は警視庁捜査一課刑事である三沢の要請で捜査に協力することになったのだが、なんと事件関係者を警護するために三沢とカップルを装って「秩父SL縁結びツアー」に潜入することに。ところが、訪れた秩父で社長令嬢の誘拐&第2の殺人など、次々と難事件が発生する。

所轄署時代の三沢は、上司と衝突した乃里子に「ひとりで背負い込もうとするな」などとやさしく声をかけてくれる頼りがいのある先輩だったのだが、久々に会った三沢は明らかに何かを隠している様子。以前と違う三沢の行動に困惑しながら、乃里子はともに捜査を進めていく。

◆「学生時代の先輩に会ったような気持ち」

じつは、沢口と勝村は、『泣きたい夜もある』(1993年/TBS・MBS)、『盲導犬クイールの一生』(2003年/NHK)、『新・細うで繁盛記』シリーズ(2006年、2007年/フジテレビ)、『松本清張スペシャルドラマ 塗られた本』(2007年/TBS)など、数々の作品で恋人役や夫婦役を演じてきた間柄。

今回は久々の共演だったが、沢口は「(勝村さんは)開口一番に“久しぶり。共演が叶ってうれしいよ”とおっしゃってくださり、“私もです!”と、再会を喜び合いました。私にとっては懐かしい学生時代の先輩に会ったような気持ちで、すぐに意気投合しました」と再会時のエピソードを明かし、2人はまったくブランクを感じさせない息の合った演技のやりとりを見せている。

◆東京駅で交錯する2人の人生

また沢口は、「20年ぶりにコンビを組むことになった2人の、“縁結びツアー”にはじまる警護や捜査が新鮮でおもしろいと思いました」と、歴史を重ねてなお新たなストーリー構築に挑んだ本作のシナリオを、瞳を輝かせて読んだことを告白。

さらに沢口は、「新米刑事だった頃に、自分を救ってくれた三沢刑事に恩返しをしたい…」という乃里子の20年分の切ない思いを演技に込めたことも語り、「この2人の東京駅での出会いと別れにも、どうぞご期待ください」と、人生が交錯する東京駅をメインの舞台として描いてきた本作らしいみどころをアピールしている。

はたして、乃里子の恩人・三沢刑事の本当の目的とは何なのか。そして事件の真相と衝撃の時刻表トリックとは…?

放送開始から20年を超えてまた新たな歴史を刻んでいく『鉄道捜査官』最新作をお届けする。

◆沢口靖子(花村乃里子・役)コメント(全文)

――シナリオを読んだときの率直な感想をお聞かせください!

乃里子が厚い信頼を寄せていた元先輩刑事・三沢の謎めいた行動が気になりますが、20年ぶりにコンビを組むことになった2人の“縁結びツアー”にはじまる警護や捜査が新鮮でおもしろいと思いました。

――勝村政信さんとは度々夫婦役を演じられてきたと思いますが、今回の共演はいかがでしたか?

これまで恋人役や夫婦役など何度もご一緒させて頂きましたが、今回久しぶりにお会いしました。開口一番に「久しぶり。共演が叶ってうれしいよ」とおっしゃってくださり、「私もです!」と、再会を喜び合いました。私にとっては懐かしい学生時代の先輩に会ったような気持ちで、すぐに意気投合しました。

――秩父ロケはいかがでしたか? 撮影時のエピソードを教えてください!

三峯神社の樹齢八百年のご神木は、神秘的で富士山のように雄大でした。写真のフレームにはとても収まりきらなかったので、樹姿を幹から空に向かって動画で写しました。しっかりパワーをいただけた気分になりました(笑)。

――本作のみどころと視聴者のみなさまへのメッセージをお願いいたします!

秩父鉄道を舞台にした犯人の巧妙なトリックを、鉄道捜査官のメンバーが暴いていきます。SLパレオエクスプレス、宝登山神社、長瀞、聖神社の和同開珎など観光スポットの見どころも満載です。

また20年ぶりに再会した乃里子の先輩・三沢刑事を勝村政信さんが頼もしく演じられます。昔は仲間を大事にし、正義感あふれる刑事だったはずなのに、今は一匹狼のように振る舞う彼に一体何があったのか…事件とともに彼の過去も明らかになっていきます。そして新米刑事だった頃に、自分を救ってくれた彼に恩返しをしたいと考える乃里子です。

この2人の東京駅での出会いと別れにも、どうぞご期待ください。

◆あらすじ

警視庁鉄道捜査隊東京駅分駐所に所属する鉄道捜査官・花村乃里子(沢口靖子)は、東京駅構内で若い男性の刺殺体を発見する。その直前、現場から中年男が逃走するのを通行人が目撃していた。

乃里子は、遺体のポケットから都内の高級住宅街の住所が書かれたメモを見つける。臨場した捜査一課の係長(こがけん)に渡そうとするが、そのとき乃里子の肩をそっと抱き、さえぎった男がいた。所轄署時代の先輩だった捜査一課刑事・三沢貴彦(勝村政信)だ。

当時の三沢は上司と衝突した乃里子に「ひとりで背負い込もうとするな」と声をかけてくれる頼りがいのある先輩だったが、久々に再会した三沢は乃里子からメモを奪うと自分のポケットにしまいこみ、係長に報告する様子もない。明らかに何かを隠している三沢の態度に、乃里子は不審を抱く。

まもなく、被害者の佐竹和則は恐喝の常習犯だったことが判明。また、件のメモの住所は大手通販会社社長・楠木孝蔵(長谷川初範)の自宅だとわかる。楠木は一代で会社を急成長させたやり手で、贈賄からパワハラまで悪い噂ばかりの男だった。

三沢の要請もあり、乃里子は楠木の事情聴取に同行。楠木は最初、口をつぐんでいたが、妻の昭子(内田慈)に促され、ようやくある事実を告白する。

じつは、事件直前、佐竹が「娘を殺されたくなければ10億円用意して待て。警察には絶対に知らせるな」という脅迫状をもって自宅に乗り込んできたというのだ。

東京駅で目撃された逃亡者は楠木の秘書・北島靖男(山本龍二)で、北島は楠木の命令で佐竹を追跡したものの東京駅で見失い、探し回っていたところ佐竹の遺体に遭遇。あわてて逃げただけだと打ち明ける。

また、楠木によると、娘の香織(武田梨奈)は父の会社で宣伝部長を務めているが、最近、父親には反抗的で、楠木が反対するカメラマン・君原洋介(小久保寿人)との交際をやめようとしないばかりか、脅迫状のことを伝えても「大丈夫だ」と言ってまったく聞き入れないという。

香織はまた、翌日開催するPRイベント、「秩父SLパレオエクスプレス縁結びツアー」も絶対に決行すると言い張っているという。

乃里子と三沢は香織の警護のため、カップルを装ってそのイベントに参加するが、当日、怪しげな男がツアーを尾行していることが発覚。さらに、一瞬の隙をついて香織が何者かに誘拐される事件が起きてしまい…!?

その後も新たな事件が次々と発生、事態は二転三転していくが、はたして三沢は何を隠しているのか…!? そして一連の事件の真相は…!?