動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」で配信中のオリジナルドラマ『僕らが殺した、最愛のキミ』。

人には言えない「秘密」をもつ小学生時代のクラスメート7人が、同窓会の招集を受け10年ぶりに再会するも、何者かによってビルに閉じ込められることから始まる未曾有の極限ラブストーリーだ。

本作において、主人公の小林零(高橋文哉)&尾崎元(鈴木仁)と三角関係に陥るのが、ヒロイン・吉村梨奈役の井桁弘恵。

井桁は『仮面ライダーゼロワン』(2019〜2020年)への出演のほか、映画『イソップの思うツボ』(2019年)で主演。さらに『MORE』モデルなど、多岐にわたって活躍中だ。

ⓒテレビ朝日

井桁が演じた梨奈は、零とは腐れ縁の末に付き合い始めて4年というカップル。同窓会に参加し、10年ぶりにかつて零の親友だった元と再会し、複雑な思いを抱えていく。

テレ朝POSTでは、『僕らが殺した、最愛のキミ』出演者にリレーインタビューを敢行!

第4回目は井桁が登場。W主演を務めた高橋文哉&鈴木仁とのキスシーンを振り返ってもらった。<取材・文:赤山恭子、撮影:映美>

◆高橋文哉&鈴木仁とのキスシーンエピソードを明かす

――謎解きを行う一方で、恋愛が進んでいく要素もはらむ物語です。台本を読んで、どう感じましたか?

普通の密室ミステリーではなく、人間ドラマが多すぎるので、演じる上では「情報量、多い!ああ、大変だ!」と思いました(笑)。

でも、いち視聴者目線で見たときに、すごくいろいろな視点で楽しめる作品だと思ったんです。

最後にどうなるかわからないというスリルもありますし、そのなかで誰が誰を好きになるのか、毎話ごとに関係性が変わっていく様子も見どころなので、純粋に撮影が楽しみでした。

――役作りとしては、どのような準備をされたんですか?

キャラクターの説明で、「梨奈はお姉さん気質で責任感が強い」と書かれていたんです。なので、普段から周りの様子を見て、みんなが今どういう感じなのかなと思ったりしていました。

責任感については、みんなが撮影に臨めるように率先して、「時間だよ〜」と言ってみたりして(笑)。実際、私が一番年上だったので、自然にできたのかなとは思っています。

――梨奈は、零と元と三角関係になっていきますよね。演じる上で、意識したこともありましたか?

零に見せる梨奈と、元に見せる梨奈の顔はきっと違うだろうから、そこは変化をつけられたらと思って演じていました。

シーンによっては、台本を読んでいて「あれ?今どっちが好きなのかわからない…」みたいな状況があったんです。きっと梨奈自身もそのときは迷っているんだな、悩んでいるんだなと思ったので、戸惑いという感情は素直に出そうと意識していました。

――実際、三角関係の中でキスシーンもありました。高橋さん&鈴木さんとは、それぞれ現場で話し合ったりしましたか?

ふたりと絡むシーンが多かったので、ふたりと細かく話し合いました。

キスシーンはこれまで別の作品で何回か経験があるんですけど、文哉くんとのキスシーンは過去一と言っていいぐらい緊張しなくて(笑)。本当に役として、何も考えずにできました。

実際、零と梨奈も付き合って4年という設定なので、キスにドキドキ感もないだろうから、そこの安心感も出せたのかなと思っています。

仁くん演じる元と梨奈のキスシーンでは、梨奈が目をつぶったまま、元から額にキスをされるんです。

私は前髪があるので、(唇が)触れたかどうかよくわからなくて…(苦笑)。「あれ?今キスしたのかな?」というのは、熱を感じながらやり終えました(笑)。

――もしも、男性キャストが演じた5人の役の中から選ぶなら、誰と付き合いたいですか?

別の取材で、「もし密室に閉じ込められるなら誰がいいですか?」と聞かれたときは、大翔(若林時英)くんと答えました。

付き合うなら…やっぱり零(高橋)かなと思います。

すごく紳士的だし、人への優しさがあふれているし、人間味もあるし、おっちょこちょいなところもかわいいかな。付き合ったら、一番楽しそうな気がします。

◆共演した6名の印象&役柄上ギスギスした大原との本当の関係は…!?

――ここからは、共演した皆さんの印象を教えてください。高橋さん、鈴木さんはいかがでしたか?

文哉くんは、1年半の間『仮面ライダーゼロワン』で共演していました。そのときは、すごくはっちゃけて、明るくて、影が見えない役だったんですけど、今回はすごく人間味のある役なので、文哉くんの新しい一面を見られた気がします。

座長としてのしっかりしている部分では、『ゼロワン』のときよりも増していました。誰よりも周りを見ているし、何回も助けてもらったので、また一緒にできてすごくよかったです。

仁くんは、以前共演させてもらったときは、19歳だったのかな? まだ若かったですし、お互いに人見知りしていたので、あまり話もできなかったんです。

でも2年半ぶりにお会いして、今は20歳を超えていますし、すごく大人だなと思いました。私もちょっと大人になった分、演技のことやいろいろな話ができて、頼もしかったです。

――大原優乃さんとは役柄上ギスギスするシーンもあったと思いますが、カメラが回ってないところでは、どんな関係値でしたか?

優乃ちゃんとは女子同士ということもあって、リハーサルのときから「頑張ろうね!」という話をしたり、作品の相談をし合ったりしていました。

カメラが回っていないところでは、すごく会話ができていたんですよ(笑)。本当に、明日香が優乃ちゃんですごくよかったです!

――若林時英さん、古川毅さんはいかがでしたか?

時英くんは、本当にすごいなと尊敬するところがいっぱいある方で。監督に言われたことをすぐに演技に変えられる柔軟性が、桁違いに上手なんです。

いろいろ自分で決めて「こうやる」と考えてくることもすごく大事ですけど、現場でどう柔軟に崩せるかも同じくらい大事だと私は思っています。時英くんはどちらも備わっていたので、すごく勉強になるなと刺激を受けました。

毅くんは、リハーサルのときは悠真としてのイメージが強くて、「怖いのかな?」「あまり口数も多くないのかな?」と思っていたんですけど、話してみるとすごく柔らかくて、気さくな方でした。

誰よりも自分の役に熱心に向き合ってる姿が、すごく印象的で。毅くんは自分の手札をいろいろと持ってきて、悠真像をしっかりと作られていました。あの悠真らしさを出せたのは、毅くんの努力の賜物だとすごく思います。

――最後に、インパクトを残した宮世琉弥さんについてもお願いします。

年下とは思えないくらい、その場に馴染む能力が高い俳優さんでした。

一番年下だし、出演するシーンも多くはないなか、最初の1話で場をかき乱すのは、本当に大変だったと思うんです。何の不安も見せずにやりのけるメンタルの強さを、すごく感じました。

カメラが回っていないときは、私にもすごく気軽に声をかけてくれて、とても好青年という印象です。