テレビ朝日で10月からスタートする『帯ドラマ劇場』の第2弾『トットちゃん!』。

同作では、40年以上の長きにわたって『徹子の部屋』の司会を務め、常にエンターテインメント界の第一線で活躍を続けてきた黒柳徹子とその家族の激動の昭和史が描かれる。

W主演の母・朝役の松下奈緒、父・守綱役の山本耕史など豪華キャストの第1弾はすでに明らかになったが、このほど新たに15歳以降の黒柳徹子役を新進女優・清野菜名が演じることが発表された。

そこで今回、黒柳の幼少期を演じる子役・豊嶋花からバトンを引き継ぎ“トットちゃん”として物語をひたむきに駆け抜ける清野が、“徹子スタイル”になりきり『徹子の部屋』のスタジオを訪問。時空を超えて“2人のトットちゃん”が握手を交わす奇跡の瞬間が実現した。

©テレビ朝日

清野は2007年、ティーン誌のモデルとして芸能活動をスタート。2014年公開の映画『TOKYO TRIBE』でヒロインに抜擢され、『東京無国籍少女』(2015年)で映画初主演をはたす。

現在放送中の帯ドラマ劇場第1弾『やすらぎの郷』では、主人公・菊村栄(石坂浩二)がかつて思いを寄せた女優の孫・榊原アザミ役で鮮烈に登場。その透明感とさわやかな演技がプロデューサー陣の目に留まり、今回のヒロインに抜擢された。

 

◆黒柳からの“注文”

清野にとっては、本作が全国ネット連続ドラマ初主演となる。実はこの日、清野が着用したのは黒柳が若かりし頃、実際に使用した衣装。バッグや靴まですべて黒柳の私物で、ドラマ本編でも黒柳が実際に身に着けたファッションが多々、登場することに。

この貴重な衣装を借りた清野は「徹子さんの衣装はすべて徹子さんのスタイルに合わせて手作りされたものなのに、着てみたらすべてジャストサイズ。そこにとても不思議な縁を感じました」と大感激。

「このお話をいただいたときは信じられない気持ちでいっぱいで、いったい何が起きたのだろうと思いました」とプレッシャーを語る清野に、黒柳は「私の人生は一貫してずっとラッキーでした。ぜひ、そんな明るさを視聴者の皆さんに振りまいて差し上げてください!」とエールを送り、2人は握手!

さらに、黒柳が「でも皆さんが思っているより、私は早口じゃないのよ。言葉遣いに気をつけて演じていただけたらうれしいわ」と “注文”し、緊張気味の清野を和ませていました。

激励を受けた清野は「トットちゃんは皆さんに幸せや笑顔を届ける存在。視聴者の方々に毎日ハッピーな気持ちになっていただけるよう、一生懸命頑張ります」と意気込みをあらたにしていた。

 

◆黒柳徹子、清野菜名コメント(全文)

そして、今回の対面や本作について、黒柳と清野は以下のようにコメントしている。

・黒柳徹子 コメント

「清野さんがスタジオに入っていらしたとき、“私だ!”と思いました。本当にビックリしました。私のお洋服をお貸ししたのですが、とてもお似合いですし、タマネギヘアもピッタリ。かわいらしいだけでなく、佇まいがとても私に似ていますね。

ドラマでは私が生まれる前の物語も描かれるようなので、私が知らないエピソードも多々あると思います。また、懐かしく思うところも悲しく思うところもあるでしょうし、“こんなこともあったわね”と思いだすこともあるでしょう。さぞや面白かろうと、期待しております。

戦争を間に挟み、父が出征したり、疎開したり、悲しいこと辛いことは多々ありましたが、幸せなことに私のそばにはいつも母親がいてくれました。私はとても大変な娘だったと思いますが、母は私の自由を認めてくれた人でしたので、私の人生はここまで一貫してずっとラッキーだったと思っています。ぜひそんな明るさを皆さんに振りまいて差し上げてください!

ただ、私は皆さんが思っているよりは早口じゃないんですよ。ちょっとは早く聞こえるかもしれませんが(笑)、丁寧にしゃべっているつもりですし、目上の方にはきちんと敬語を使ってきましたので、言葉遣いにだけは気をつけていただけたらとてもうれしいですね」

 

・清野菜名 コメント

「このお話をいただいたときは信じられない気持ちでいっぱいで、いったい自分に何が起きたのだろうと思いました。今、クランクインして1週間ちょっとですが、少しずつ実感しはじめたところです。

今回、黒柳さんの衣装を身に着けて同じ髪型をしてみたら…“あ! 徹子さんがここにいる!”と自分で思ってしまいました。まるで一瞬、憑依したような…。徹子さんの衣装はすべて徹子さんのスタイルに合わせて手作りされたものとお聞きしていますが、着てみたらすべてジャストサイズで足のサイズもピッタリ。そこに、とても不思議な縁を感じました。これからも徹子さんが実際に着ていらしたものをお借りすると思うと、背筋がピンと伸びる思いです。

実在の方を演じるのは初めてで、徹子さんが書かれた本をたくさん読ませていただきましたが、調べれば調べるほど徹子さんはすごい方なので、自分で自分にプレッシャーをかけてしまいます。

でも徹子さんから“素直に元気に演じてくだされば大丈夫。ただ乱暴な言葉遣いにだけはならないようにね”と励ましていただいたので、“お転婆で素直でかわいいけれど、気品がある”というトットちゃん像を頭にしっかりおいて、最後まで楽しく演じていきたいと思います。私も興味の赴くまま会話を進めてしまうところがあって、そこはすごく徹子さんに似ているなと思いますし、台本に導いてもらいながら、徹子さんの人生をもう一度私なりに表現し、それを視聴者の皆さんにお送りしていきたい。トットちゃんは皆さんに幸せや笑顔を届ける存在だと思いますので、視聴者の方々に毎日ハッピーな気持ちになっていただけるよう、一生懸命頑張ります!」