7月にスタートし、放送されるたびに大きな反響を巻き起こしている武井咲主演の木曜ドラマ『黒革の手帖』。

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登場人物が全員“悪役”という本作だが、7月27日(木)に放送された第2話では、夜の銀座を舞台に凄まじい“女の戦い”が描かれた。次々と繰り広げられる悪女たちのバトルに、ハラハラしつつもスカッとしたという人も少なくないのでは?

なかでも特に“悪女っぷり”が目立っていた3人の女性キャラクターを、第2話の劇中で放たれたそれぞれの“個性あふれるセリフ”とともに紹介しよう。

 

◆弱みにつけ込む頭脳派!「したたか系悪女」

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第2話前半は、1億8000万もあったお金が約5000万円まで減ったことを憂うなど、勢いづく波子(仲里依紗)に押され気味の主人公・元子(武井咲)。

しかし、そのままでは終わらないのが“最強悪女”だ。

「折り入ってお話が。ふたりっきりになれるところで…」と楢林謙治(奥田瑛二)の“女好きな性格”をうまく利用し、密室で借名口座の不正の証拠を叩きつけて5000万円を要求!

逆上した楢林が情に訴えるような弁明をするも、あっさりと切り捨て、決め台詞「お勉強させていただきます」としたたかな笑みを浮かべ、さらりとかわす。

それでも観念しない楢林に対し、着物を破り、自分の身体を傷つける場面も…。相手の逃げ場をなくし、どんどんと追い込む姿はあまりに恐ろしく、それでもなぜか美しさを感じさせるのが不思議だ。

 

◆果てなき上昇志向!「グイグイ系悪女」

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なんといっても第2話で注目だったのは、冴えない派遣社員から売れっ子ホステスへと“大変身”を遂げた波子だ。

元子に誘われホステスとして働き出した初日、お店で出されるシャンパンに「これ1本いくら…」と驚きを隠しきれない様子の波子だったが、そんな初々しい姿は一瞬で終了。しばらく働くと、元子に対し感謝の気持ちを表すも、不敵の笑みを浮かべながら「私、知らなかった。お金稼ぐのって…こんなに簡単だったんだね」と悪女の一面を見せ始める。

さらに波子は、銀座のルールを無視した行動ばかりを続け大暴走! 元子へも「自分らしいやり方を見つけろって言ったのあんたでしょ。これが私のやり方なの」とくってかかり、終いには「私は私のやり方でのし上がる。誰にも邪魔させないから」と宣戦布告までした。

一方で、“金づる”となる楢林に対しては、若さを売りに甘え上手な一面を見せる。裏では本音を吐きながらもしっかりと欲望を満たす姿は、かなりの悪女っぷりだ。

 

◆大人の凄み!「艶やか系悪女」

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銀座一若いママ・元子と、魔性ホステス・波子の戦いが目立っていたが、もうひとり悪女っぷりを見せていた人物が…。それは、「クラブ燭台」のママ・岩村叡子(真矢ミキ)だ。

上客とともに「クラブカルネ」へ訪れた叡子は、店内で野球拳をする波子を目撃し、元子へチクリと忠告。さらに、帰り際には見送る元子の視線を背中にしっかりと感じながら、「私に内緒で来ちゃダメよ…」と色気たっぷりに客を牽制した。

“THE 銀座のママ”と呼べるその風格と妖艶さは、元子や波子のように明らかな欲望は放たないものの、銀座という夜の街で生き抜いてきた貫禄を感じさせていた。

どんどんヒートアップする女たちの戦いは、とどまることを知らない。

次は一体どんな悪女っぷりが見られるのか…? キャラクターが際立つそれぞれのセリフに注目しながら楽しみたい。