2023年1月、医療ドラマ『リエゾン−こどものこころ診療所−』が放送されることが決定した。

一刻を争う緊迫感、卓越した技術で挑む手術、命を救う感動――いつの時代も不動の人気を誇る医療ドラマにメスを持たない医師という、これまでとはまったく異なる新たな物語が誕生する。

本作では郊外の児童精神科クリニックを舞台に、自らも発達障害を抱える院長と研修医の凸凹コンビが、さまざまな生きづらさを抱える子どもとその家族に真っすぐに向き合い、寄り添っていく姿を描く。

主演を務めるのは、山崎育三郎。ヒロインには、テレビ朝日のドラマ初出演となる松本穂香が決定した。

そして、脚本を担当するのは吉田紀子。ヒューマンドラマの名手が、児童精神科の医療現場を繊細かつリアルに紡いでいく。

◆山崎育三郎が難役に挑む

山崎育三郎が演じるのは、郊外にある児童精神科、さやま・こどもクリニックの院長を務める佐山卓。総合病院を実家に持ちながら、叔母が営んでいた小さなクリニックを引き継いでいる。

そのことで一族からは変わり者扱いされるが、そこにはある信念が。それは、自らも発達障害を抱え、誰よりもその苦悩を理解する佐山は、患者の子どもとその家族とじっくり向き合う時間を大事にしているということ。

多くの作品でその存在感を放ち、華や色気を感じさせる役は右に出るものがいないと言っても過言ではない山崎だが、本作ではそれらを封印。

優しく、それでいて確固たる信念を持った児童精神科医として、これまでのイメージにない新たな一面を披露する。

また、山崎演じる佐山とともに、発達障害の子どもに向き合っていくことになる研修医・遠野志保役を演じるのは松本穂香。

唯一無二の空気を纏う女優として活躍する松本が今作で演じるのは、遅刻に忘れ物、ミス連発の研修医。小児科で研修をしていたときにある重大な失敗を犯してしまい、さらに自分が発達障害だと知り、一度は医者になる夢を諦めかけるが、佐山との出会いが志保の背中を押すことに。

そして、苦悩を抱えながらもその明るくひたむきな性格で、佐山とともに心の生きづらさを抱える子どもや家族に真っ向から向き合う。

◆山崎育三郎(佐山卓・役)コメント

――本作へのご出演が決まったときのお気持ちをお聞かせください。

はじめて原作を読ませていただいたとき、今、自分自身が子育てで感じていることや想いが重なる部分が多く涙が溢れました。

今回演じる佐山は、どんな子どもに対しても受け止め寄り添いながら、医師と患者の枠を越えた佐山流の診察がとても斬新です。

読んだ後に子どもを抱きしめたくなるような温かい気持ちになりました。今の自分だから挑める大切な役との出会いとなりました。

――今回演じられる佐山卓という役の印象はいかがですか?

佐山は発達障害を凸凹と呼び、佐山自身も凸凹を抱えている医師です。医師としては丁寧で誰もが認める存在ですが、普段は抜けている部分もあり、さまざまな面が見られる魅力的な役だと思っています。

また、佐山は趣味でチェロを弾くので、チェロの練習も頑張っています。

――共演される松本穂香さんの印象を教えてください。

松本さんは綺麗な目が印象的で、以前、別の作品でご一緒したときも役に対してストイックで、限界まで自分を追い込んで挑む姿を近くで見ていました。

松本さんが演じる志保をとても楽しみにしています。また共演できることが光栄です。

――視聴者にメッセージをお願いします。

佐山が子どもと向き合う姿を見ていると、人に寄り添うことやただ話を聞いてあげること、何も言わず抱きしめてあげることの大切さや、人生を豊かにするヒントが隠されている気がしています。

大切な人に会いたくなるような、そんな心温まる作品をお届けしたいと思っています。リエゾン、どうぞよろしくお願いします。

◆松本穂香(遠野志保・役)コメント

――本作へのご出演が決まったときのお気持ちをお聞かせください。

はじめてお話を聞いたときは、原作で描かれているように、発達障害で悩んでいる親御さんやご家族もたくさんいらっしゃると思いますし、演じる上で生半可な気持ちでは向き合えない作品だなと感じました。

――今回演じられる遠野志保という役の印象はいかがですか?

私が演じる遠野志保は、目の前にあることに、とにかくまっすぐな気持ちで向き合える人物で、とても魅力的な役をいただいたので、私もまっすぐ作品に向き合っていきたいです。ドジな一面もありますが、それも彼女の個性だと思っています。

扱う題材を見つめていくと、辛い部分もたくさんあると思いますが、見終わったときには温かい気持ちになるような、ひとり1人違っていいんだなということを皆が認めて前に進んでいけるような、そういう強さのある作品になればいいなと思います。

――主演の山崎育三郎さんの印象を教えてください。

山崎さんはとても優しくて、気さくで、すべてを優しく包んでくれるような、お兄さんという印象で、またご一緒できて嬉しいです。

――視聴者にメッセージをお願いします。

この作品では、志保が自分自身と向き合って成長していく姿が描かれますが、私も彼女と同じように、作品に取り組む中で自分自身とあらためて向き合って、いいドラマにしていきたいです。

毎週、見ている方の癒やしにもなるような、温かいドラマを作っていきたいと思いますので、ぜひ楽しみにしていてください。