菅野美穂主演のドラマ『ゆりあ先生の赤い糸』。

“疑似家族”たちが奇妙ながらも深い絆を築いてきた同ドラマが、思い出深い伊沢家のセットにてクランクアップを迎えた。

夫の妹・伊沢志生里役の宮澤エマ、実姉・泉川蘭役の吉瀬美智子、姑・伊沢節子役の三田佳子とのシーンをもって、撮了となった主演・菅野美穂。

波乱続きの人生に果敢に立ち向かっていく主人公・伊沢ゆりあを、全身全霊で演じ切った菅野の表情は晴れやかだった。

最後の挨拶でも「キャストの皆さんのお芝居が生き生きと、より輝くように、監督陣がすごい熱意で取り組んでくださって…。ものすごいエネルギーで撮影が進んでいくなと感じていました。私も気持ちだけでも負けずに返せるように…という思いで、現場に通っていました」と、充実感をにじませた。

もちろん、キャスト陣からも鼓舞される毎日だったそうで、「芸歴63年という長いキャリアでありながらも、なお誠実で情熱のある三田さんの姿勢に胸を打たれました。吉瀬さんとは13年ぶりの共演。初共演のキャストの方が多いなか、すごくホッとする存在でした。エマさんも現場に来てくださると、空気がほぐれて、本当に助けられました」と、一人ひとりの目を見つめながら感謝の意を表する。

さらに、「鈴鹿(央士)くんにも、松岡(茉優)さんにも、木戸(大聖)くんにも本当に刺激を受けました。年上からも教えられ、年下からも教えられ…という時期に、私も入ったんだなと思いました」と、しみじみ。

「“赤い糸”とは恥ずかしくて言えませんが(笑)」とちょっぴり照れながらも、「ターニングポイントになったというか…またつながりたいなと思う人たちとご一緒させていただけました。本当にありがとうございました!」と、感無量の様子で深々とお辞儀をし、3カ月にわたる撮影を締めくくった。

◆“疑似家族”がバラバラに?

すでにクランクアップした『ゆりあ先生の赤い糸』だが、本日12月7日(木)放送の第8話では、クライマックスに向けて物語がますます波乱続きの展開に。

前回第7話のラストでは、要介護状態だったゆりあの夫・伊沢吾良(田中哲司)が、完全に目覚めて言葉を発した。

しかし、それは吾良の“彼女”小山田みちる(松岡茉優)の次女・みのん(田村海夏)が自分の子だと告げる残酷な言葉だった。

ショックを受け、伊沢家を飛び出してしまった吾良の“彼氏”箭内稟久(鈴鹿央士)。第8話では、吾良の告白が介護に縛られてきた稟久を自由にするための嘘だったことを知るゆりあが、稟久に真意を伝えようとする。

ところが、稟久は完全シャットアウト状態。そんななか、稟久のみならず“一家”も自由にしたいと考え、禁断の恋に足を踏み入れたゆりあに吾良は「好きにしていい」と告げる。

一時は本物の家族さながらの絆を築き上げつつあったのに、ここへ来てバラバラになってしまった“疑似家族”は、一体どうなってしまうのか?

一方、ゆりあと年下彼氏・伴優弥(木戸大聖)の禁断の恋にもまさかの展開が。

ゆりあは優弥の妻・伴里菜(えびちゃん)と一対一で対面することに。はたして、この直接対決はゆりあと優弥の関係にどんな影響をもたらすのか?