■消費電力と「トータルコスト」は別問題
電気代で比較すると、The GreenFanの消費電力は最大で20Wのため、1時間あたりの電気代は約0.64円。一方、ニトリの扇風機は最大で35Wで、1時間あたり約1.1円となる。これを8時間使用した場合、The GreenFanは約5.1円、ニトリの扇風機は約9円となる。
電気代だけを見れば、DCモーターを搭載したThe GreenFanのほうが経済的だが、本体価格に大きな差があるため、暑い期間に毎日10年使用した場合を計算しても、トータルコストにおいてはニトリの扇風機よりもはるかに高い。よく「DCモーターは電気代が安い」と言われるが、今回のように価格差があると、日々の電気代はニトリの扇風機のほうが高いものの、本体価格を含めるとThe GreenFanには及ばない計算となる。
■弱いソヨソヨとした微風も得意なバルミューダ
ただ、DCモーターの差だけでなく、The GreenFanはほかも手が込んでいる。羽根は二重構造で合計14枚となっており、内側の速い風と外側の遅い風がぶつかり合い、直進的ではなく、ふわっと広がる風となる点が大きな特徴だ。DCモーターを使用しているため、弱いソヨソヨとした微風も得意で、一番弱にすると、5mほど離れたところでかすかにやわらかい風が当たる程度だ。強すぎる風が苦手という方には、心地よさをアピールしている同製品はストレスなく使えることだろう。
一方のニトリの扇風機は、羽根が5枚。風量は「弱」「中」「強」の3段階で、一番弱にしても風が強い。同じように5m先で同じように風「弱」にしてみたところ、比較的狭い範囲で風が肌に当たる感覚がある。
風速計を使って風の強さを計測してみた。扇風機から約10cm離れた位置で測定したところ、The GreenFanの風量設定は最小から最大まで4段階あり、それぞれの風速は1.6、2.0、3.0、5.4(m/s)という結果になった。段階ごとの風速の差が大きく、風量の調整幅が広いことがわかる。
一方、ニトリの扇風機は3段階で、風速は4.2、4.7、5.9(m/s)。どの段階でも比較的強めの風が出ており、変化はそれほど大きくない。弱にしても、かなり強いことがわかる。スモークを使ってどちらも最弱運転で撮影してみたが、The GreenFanは風がふんわり広がっており、ニトリの扇風機はスピーディな風でまっすぐ風が出ていることがわかる。


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