■音については差がある
音についても、騒音計で計測してみたところ、The GreenFanは「弱」で45dBだったが、ニトリの扇風機は80dB。体感的にも、ニトリの扇風機のほうがモーター音や風切り音が大きく感じられる。
音が静かな環境を求められる時、例えば就寝時やデスクワークなど、静かで優しい風を求める場面にも向いている。最小風速でもそよ風のように穏やかで、長時間浴びても体に負担が少ない。一方、ニトリの扇風機は常にしっかりとした風が出るため、暑さが厳しい日中や、短時間でしっかり涼みたいときに適している。
体感の違いとしても、The GreenFanの風は拡散性があり、部屋全体にふんわりと広がる印象がある。対して、ニトリの扇風機の風は直線的で、ある程度の距離を保っていても力強さを感じるので、しっかり涼みたい人に向いている。
■操作性はシンプルなニトリに軍配
The GreenFanは、便利な機能を備えている。首振り時は角度を自由に設定できる。自動首振り運転中にヘッドを左右に回転させ、A点とB点を決定すれば、その範囲だけ自動で首振りを行う。上下も上は19度、下は11度手動で角度調整できるが、最近の高機能扇風機のような自動で上下左右首を振る3D首振りのような機能は搭載されていない。
ほかにも、気になったところがある。風量が4段階の切り替えしかないことだ。DCモーター採用の扇風機は、8段階以上に設定できるものが多い。自分好みの風量に細かく調整したい人にとっては、物足りなさを感じるだろう。
また、高さ調整もトールサイズとショートサイズの2種類しかなく、ポールを外さないとできない。手軽に高さ調整ができないのは少々不便だ。羽根とモーターが付いているポールは重く、接続時に指をはさみそうになることがあり、少々怖かった。
ニトリの扇風機はタイマー機能がある。操作はシンプルだが、The GreenFanと比較すると使いやすい。昔ながらの操作性で特筆すべき点はないが、運転切り替えボタンやタイマーのダイヤルは日本語で書かれており、迷わず使える。
The GreenFanはデザインを大事にするバルミューダ製品とあって、特に表示部がわかりにくい。そういった点では、圧倒的にニトリの扇風機のほうが手軽さは勝っている。ただ、羽根の裏側で、高い位置に操作部があるThe GreenFanは、腰をかがめず操作できる。ニトリの扇風機は一般的な扇風機と同様に台座にあるため、しゃがむ必要がある。リモコンも付属していないので、その点は注意が必要だ。


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