新日本プロレスは4月10日(土)、神奈川・横浜武道館で『Road to レスリングどんたく 2021』開幕戦を開催した。

メインは4vs4の時間無制限イリミネーションマッチでロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(鷹木信悟&内藤哲也&SANADA&BUSHI)vsUNITED EMPIRE(ウィル・オスプレイ&グレート-O-カーン&アーロン・ヘナーレ&ジェフ・コブ)が激突。

メインを勝利で締めた鷹木は試合後バックステージで「何がなんでもオスプレイを避けて、東京ドーム、オカダの前に立ってやるからな。まあ、とりあえず今日は先手をゲットしたから、いいスタートが切れたぜ」」とコメントを残した。

※試合後バックステージコメントを全文掲載。

『Road to レスリングどんたく 2021』
日時:2021年4月10日(土) 16:30開場 18:00開始
会場:神奈川・横浜武道館
観衆:719人

▼第1試合 15分1本勝負
辻 陽太 〇
vs
ゲイブリエル・キッド ×
8分18秒  逆エビ固め

▼試合後バックステージコメント

辻「今日で俺がデビューして3年が経っちまった。まだ俺はヤングライオンとして黒パンを穿いているわけだが、そんなことはさておき、横浜のトップ宝塚のスター、望海風斗(のぞみ・ふうと)さんが引退するな。俺もあんなふうに横浜を代表するビッグな人になるんだ」
 
ゲイブリエル「俺はツジより7年も長いキャリアがあるって言うのに……。今日の自分のミスは許し難い。それ以外は何も言えない。本当はコメントで来月の大会に向けてひとつリクエストをするつもりだったけど、負けてしまった俺にそんなこと言う資格はない。明日のシズオカでユーヤに勝ってから改めて言うつもりだ」

 
▼第2試合 20分1本勝負
上村 優也 ×
SHO
YOH
vs
鈴木 みのる 〇
金丸 義信
エル・デスペラード
13分08秒  逆片エビ固め
 
▼試合後バックステージコメント

鈴木「(ニヤニヤしながら)力があり余ってんだよ。上村でもいいぞ。誰もいい。毎日、俺の前に顔を出せ。なあ、毎日、(拳をグルグルさせて)お前らこれから特訓モード突入!ウワッハハハハハ! 毎日しごいてやるぞ、オイ!そう、世の中ではダメと言われていることでもプロレスは勝負だもんな。たっぷり可愛がってやる」

金丸「オイ、あれがチャンピオンか? チャンピオンらしさ何もねえな、あいつら」

デスペラード「ビジュアルだけなんかきらびやかになって、内容が伴ってないねえ」

金丸「格好だけだよ、格好だけ。オイ、昔から何も変わってねえよ、あいつら。何が変わったんだ? SHOも二人になったらダメになったな。どうした?」

デスペラード「フハハハハ!」

金丸「それからもう一人、デスペにシングル? 勝てるわけねえよ。まあ、その前によ、タッグマッチでギタギタにしてやるから。オイ、てめえらに勝とうが負けようがどうでもいいんだよ。とにかくギッタギタにしてやるよ。覚えておけよ」

デスペラード「あのう、あんまり好きな言葉じゃないんだけどね。YOH、顔じゃないよ」

YOH「(バックステージに一人で来るなり座り込み)わかってるよ。わかってる、(左の膝当てをパンパンと叩きながら)これはさ、リスクだってことぐらい承知の上でこのリングに戻ってきたから。

ここはさ、100パー狙われるってわかってるけど、それでもさ、戦いたいから、守りたいものがあるから、見たい景色があるから。まだまだ長い前哨戦、お互いに駆け引きしながら、作戦練ってます」

SHO「いよいよ『どんたく』のシリーズが開幕だ。YOHさんがいない間にね、俺もいろいろ考えたから。俺が目指すべきとこ、目指すべきレスラー像、それは何なのかって、いろいろ考えた。だからこそ、この『どんたく』のシリーズ、対戦カードが発表されてそれを見た時は凄え悔しかったよ。俺だって、ジュニアの頂点を目指してんだよ。正直、悔しかった。以前の俺ならね、この悔しかったっていう思いがなかったかもしれない。それが今めちゃくちゃ悔しく思っている。タッグベルトが手元にあるのはもちろんうれしい。誇らしいよ。YOHさんが戻ってきてくれた。それもうれしい。だけど、俺の本心はね、悔しいんだよ。俺の目指すべきレスラー像、なりたいレスラー像、それは何なのか、もう一度このシリーズを通して見つめ直してやるよ」

※上村はノーコメント


▼第3試合 20分1本勝負
DOUKI
ザック・セイバーJr.
タイチ 〇
vs
邪道 ×
タンガ・ロア
タマ・トンガ
11分56秒  聖帝十字陵
 
▼試合後バックステージコメント

タンガ「ザック、『NEW JAPAN CUP』で優勝に届かなかったことが相当悔しいんだろ。だから、俺たちに構って欲しくて仕方ないのか? お前の望み通り相手にしてやってるぞ。だが、耳をかっぽじってよく聞くがいい。ベルトに挑戦したいのなら、条件はまずこの俺とシングルでやって勝ってからだ。いいな?お前が俺から勝てなければ、ベルトに挑戦する権利はない!」

タマ「その通りだ! タイチ、俺たちは歴代の弱っちいチャンピオンたちとは次元が違う。そんな簡単にベルトに挑戦させない。お前の首をハシゴに吊るして、この俺がアイアンフィンガーを手にするんだ」

邪道「DOUKIのヤロー、試合終わってからやってくれんじゃねーかコノヤロー、鉄パイプで俺の首絞めやがって。オイ、博多の試合……タンガ・ロアvsザック・セイバーJr.、タマ・トンガvsタイチ……。おかしいと思わねーかコレ?ホントだったら、もう一個あるんじゃねーか? あんだろ、もう一個? あんだろ?なんだよ、もう一個。邪道vsDOUKI、シングルマッチ、あるんじゃねーのコレ?新日本、お得意だろカード変更っつーのはよ! オイ、あるんじゃねーか?まあでも博多まで、あの3人とG.o.D with マスターヒーター。それまでアイツの身体が持つかどうかだな。もしアイツの身体が持つんだったら、博多、西の都。あるかもしんねーな。あるかもしんないんじゃねーの? お楽しみはこれからか?」

ザック「なんでお前とシングルでやらないといけないんだ?もうお前からウノ、ドス、トレスで3カウントは取ったはずだ! 俺がスペイン語を知らないと思ったか? なんでこれでもまだベルトに挑戦できないんだ? ロアの野郎、俺より身体がデカいからってそれだけでビビってるとでも思ってるのか? 俺は邪道の髪がまだフサフサだった時代から、お前なんかよりデカい相手を何人も倒してきた。新日本はタイトルマッチを焦らして俺たちをおちょくってるのか? タイチ、アイアンフィンガーフロムヘル争奪ラダーマッチだって? そいつはヤバいな。WCWマンデー・ナイトロじゃないんだから。で、俺の方はロアを倒さないといけないってか。まぁ、何でもいいけど。やってやるよ」

タイチ「やってやるよ、邪道、いい根性してるんじゃねーか? ああ? 噛み付いてきやがってよ。たまらず噛み付いたか人の腕に。いい根性してるよ。ダマ、ダマ、おまえ、そんな根性あるか? 高い所から、俺に落とされる根性あるか? やってやるよ。俺はよ、こうみえてもラダーマッチ、人生で(指折り数えて)3回目だ。こんだけ経験あるんだよ。会長が、会長がそうやって言ったんだろ。やってやるよ。いいよ、やってやるよ。返してくれるんだよな、その代わり。会長、約束守るからよ。アンタの言う通り、やってやるからよ。俺の言う通り、返してくれよ手元に。アレがないとよ……納得いかねーよ。悪いけど、ウンタマにはよ、高い所から落ちて、死んでもらう。悪いけど。どうなるかわかんねーぞ? そして、まずアレがねーと。そのあとだ、必ず、俺とザックでもう一度。あんなくだらねえ、クソみたいなチャンピオン。誰が見てもおもしろくねーんだよ。もう一回、俺たちが元の位置にもどらねーとおもしろくねーよな、おまえらもな?(カメラに向かって)おお、うなずいてんな。おまえもそう思ってるんだろ? ウンタマとなんとかってヤツ、必ず俺ら、元の位置に戻るから。まずは福岡だ」

ザック「長いツアーだ。DOUKI、今シリーズは永遠に邪道の相手で、めんどくさくなりそうだな」

DOUKI「そうだ。ザックが言ったとおり、長いツアーになるな。オイ、俺はな、この二人、シングルマッチ決まったよ。俺はシングルまだ決まってねーな、邪道と」

タイチ「逃げてるだけだよ」

DOUKI「俺はな、去年の12月からずっと言ってんだよ。邪道とシングル組め、シングル組め。ニュージャパンどうなってるんだよ? なぜシングル組まない?まあ、いいよ。今シリーズ、今日を含めて16試合、同じ試合だよ。そこで、俺もな、邪道、テメーから獲って、ニュージャパンに選択権なくしてやるよ。そこで、シッカリとシングル組めるように。俺が邪道からシッカリ獲ってやるよ」

タイチ「福岡でよ、オメーも込みだぞ。どうせ、邪道の野郎、来るんだろ?おまえも込みだ。シングルかタッグマッチか、わからねえ。俺ら3対3の闘いだぞ。シングル、そして必ずタッグ戻すから。わかったか、3人でやるから。(腕を見ながら)噛み付きやがって。子どもか?ふざけやがって……」

ザック「(自分の持っていたペットボトルをカメラマンのポケットに押し込んで)ちゃんとリサイクルに捨てろよ? ポイ捨てしたら許さないぞ」



▼第4試合 時間無制限
イリミネーションマッチ
YOSHI-HASHI ×
石井 智宏
後藤 洋央紀
矢野 通 
棚橋 弘至
vs
外道
石森 太二
高橋 裕二郎
KENTA 〇
“キング・オブ・ダークネス”EVIL
23分13秒  オーバー・ザ・トップロープ
※KENTAの1人残りでBULLET CLUBの勝利
 
▼試合後バックステージコメント

東郷「(EVILと一緒に矢野を連行しながら)来い、オラ!来い、オラ!」

EVIL「(矢野を踏みつけながら)オイ、いいか、矢野!『KOPW』ダークネスマッチ、やってやる、この野郎!」
 
東郷「そういうこった!オラ!(と叫びながら黒頭巾を矢野に叩きつけ、EVILと一緒にストンピングで滅多打ち)」

矢野「うあああああ!うああああ!あああああ!」

EVIL「(矢野をさんざんいたぶってから)オイ、行くぞ!(と言って、東郷と一緒に控室へ)」

矢野「(EVILと東郷が去ったあと、床に仰向けになりながら)チクショー! あいつら! クソーッ! てめえらがやる気だったらな、この黒頭巾であいつもな、暗闇の恐怖にな、見えない恐怖に陥れてやる! 俺が提案するルールはな、暗闇創造黒頭巾マッチだ、オイ! この黒頭巾で暗闇を創り出して決着をつける。どんな決着でもいいんだ、オイ! よく覚えておけ、バカ! この野郎!」
 
裕二郎「オイ、石井ちゃん、今までのことはよ、関係ねえよ。今シリーズからカウントするぞ。まずはよ、俺の1勝だよ。つまりよ、現時点で石井ちゃんよりも俺のほうが強えってことだよ」

石森「今日から『Road to どんたく』始まったけど、俺は納得いってねえよ。デスペチャンピオン様が俺を指名したのに、なんでちゃっかり復帰して出てきたYOHで決まりなんだよ!ああ!? あのタイトルマッチ、誰が見てえんだよ。だ〜〜〜れも納得しねえぞ!まあ、でも、20日に俺もNEVER6人タッグ決まったからさ。一旦切り替えて、マジで獲りに行くよ。後藤、棒ちゃん使わなくても3カウント獲ったぞ」

KENTA「いやあ、もう!(と言いながら棒に熱い口づけ)。(棒に向かって)ありがとう。君の、いやまさか、マジで棒ちゃん、助けてくれたんだ。ありがとう。(棒をきつく抱きしめながら)でも、人前でもなんでも、お前は一生、俺の……女。(TVカメラに向かって)見た?見た?棒ちゃんのヘルプ見た?これだよ。こんな活躍した、あのブスの時?見たことある?なんにもしてない。ただ置かれて。誰かが送ってきた昔のを見たらこんなに振り回しちゃって。(棒に向かって)ねえ、あれ目回ったよね?大丈夫だった、あれ?あんなのが、棒をあんなに振り回す時代が、振り回すことがカッコいいとされる時代に俺たちいた?いなかったよ。そんな時代なかったよ。いつの時代だって、棒を振り回したらダサいんだから。おかしいだろ。ちょっ、ちょっと待ってよ。見ただろ、今日の。(声色を変えて棒がしゃべっているように)アイツマジデブス。(自分の声に戻し、棒に向かって)ねえ!本当にあれ嫌だね。思い出したくないね。このままあいつの、なんか自分のものみたいな感じで、いつまでも獲ってる、着けてる、身にまとってるあのNEVERの6人タッグのあのベルト。俺と太二と裕二で、いただいちゃうよ、あれも。丸裸にしてやるよ、あいつ。(棒に向かって)ね?(声色を変えて棒がしゃべっているように)アイツマジデブス。(声色を戻し、うなずくように)ねえ!結局、今日、俺が何が言いたいかって言うと、YOSHI-HASHI、コメントの時、いちいち『オイ!オイ!』って、オイオイ言い過ぎってこと!」

※外道はノーコメント。

YOSHI-HASHI「オイ! KENTAふざけんな! 完全に(場外へ)落ちてたろ!? しかも棒を踏みつけてんじゃねぇよ。完全に俺たちが勝ってんだろ。クソが!」

※棚橋、後藤、石井はノーコメント
 

▼第5試合 時間無制限
イリミネーションマッチ
BUSHI
SANADA
内藤 哲也
鷹木 信悟 〇
vs
ジェフ・コブ
アーロン・ヘナーレ
グレート-O-カーン
ウィル・オスプレイ ×
23分21秒  オーバー・ザ・トップロープ
※鷹木の1人残りでL・I・Jの勝利
  
▼試合後バックステージコメント

オスプレイ「俺がIWGP世界ヘビー級王者になってからこれが初の試合ってことで、俺たちの勝利で終わるはずだったのに。L.I.J、特にシンゴのせいで俺の大事な瞬間を台無しにされた。シンゴ、確かに俺はオカダを最初に指名したが、もちろんお前のことも甘く見てない。今日最後に勝ったのはお前だが、俺は今この瞬間もまだIWGP世界ヘビー級王者だ。フクオカの後もベルトは俺の手元に残る。誰も俺からこのベルトを奪えない」

ヘナーレ「SANADA、コールドスカル野郎が……。俺はリョーゴクでお前から3カウントを獲った。そして今日、お前に場外に落とされて失格……これでおあいこか。(スタッフに向かって)英語の分かる奴はいるのか? 誰か英語を話せるのかって聞いてんだよ? ノーか? クソ、時間の無駄だった!」

オーカーン「オイ、内藤、褒めてつかわす。貴様が久しぶりに飯にありつけた貧乏人みてえによ、ベ〜ロベロと余の靴を舐め回してくれたおかげでキレイになったよ。どうせ、広島のカードも会社の役員の靴でも舐めて、組んでもらったんだろ?情けねえ男だ!それとも、もしかしてあれか?靴以外もベロベロ舐めて、(一際大きな声で)ケツでも振っちまったかなーッ!?そんなによ、舐めるのが好きだったら、広島まで十分舐めさせてやるよ。楽しみにしとけ。あと、歯磨きも忘れんなよ」

※コブはノーコメント

鷹木「最後の一撃、強烈だったな。俺も仙台であいつによ、鉄柵にバックドロップされてな、未だに痛えんだよ。目には目をッ!歯には歯をって言うだろ?あんなの当たり前だよ。日常茶飯事だよ、俺たちレスラーは。あの野郎、気に食わねえんだよ、オカダのことばっか見やがって。確かに俺は『NEW JAPAN CUP』決勝、仙台で負けた。だがな、あんな一方的にやられた試合で納得行くわけねえだろう。俺には、鷹木信悟には、燃え尽き症候群って言葉はねえからよ。福岡まで常に燃え狂ってやるからな。逆にオスプレイ、大丈夫か?肩も痛い、今日のでもしかしたら腰も怪我したんじゃねえか?そんなこと知らねえよ。所詮、リングは弱肉強食だ。それともう一つ気に食わねえのはオカダだ、オカダ!あの野郎、この前の両国、一言もしゃべってねえのに、ドームのメインが決まってんのか?流石だな、オイ!流石、オカダ・カズチカだ。あの野郎も気に食わねえから、何がなんでもオスプレイを避けて、東京ドーム、オカダの前に立ってやるからな。まあ、とりあえず今日は先手をゲットしたから、いいスタートが切れたぜ」

内藤「1月の東京ドーム大会、そして2月の大阪城ホール大会、飯伏幸太に2連敗。3月の日本武道館大会ではグレート-O-カーンに敗れた。今年の俺のシングルマッチの戦績は3戦3敗。非常に情けない状況ですが、こんな時だからこそ逆転の内藤哲也、ここから内藤哲也、そして我々ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの巻き返しが始まることでしょう。その最初のきっかけとなるのが4月26日、俺のホームである広島大会にて、逆転の内藤哲也のきっかけを掴ませていただきますよ。ま・ず・は、まずはグレート-O-カーン。逆転の内藤哲也のきっかけになれるんだ。ありがたく思えよ、カブロン!」

※SANADA、BUSHIはノーコメント

<写真提供:新日本プロレス>