新日本プロレスは4月26日(月)、広島サンプラザホール で『Road to レスリングどんたく 2021』第12戦を開催した。

メインでは連日対戦を繰り広げてきた内藤哲也とグレート-O-カーンのスペシャルシングルマッチが組まれた。

前回のシングルマッチ(3.4武道館『NEW JAPAN CUP』1回戦でオーカーンが内藤にレフェリーストップ勝ち)のリベンジと言う事もあり、前哨戦でも互いに心理戦を仕掛け因縁を深めてきた両者。

試合は一進一退の攻防を繰り広げるも、最後に勝ち名乗りを受けたのは内藤哲也。

勝利を収めた内藤は試合後のマイクで「ホームでの勝利を2021年逆転の内藤哲也のキッカケにしたいと思います」とアピール。

※全試合結果 & 試合後バックステージコメントを掲載。

『Road to レスリングどんたく 2021』
日時:2021年4月26日(月) 17:00開場 18:30開始
会場:広島・広島サンプラザホール
観衆:1,111人

▼第1試合 20分1本勝負
タイガーマスク ×
SHO 
YOH
vs
鈴木 みのる
金丸 義信 〇
エル・デスペラード
7分09秒  ジャックナイフ式エビ固め
   
■試合後バックステージコメント

金丸「あいつらのチャンピオンも今日までだろ。2人よ、まあせいぜいな、大事にしとけよ、ベルトを。あと数十時間後には、俺たちのものなんだよ」

デスペラード「タッグチャンピオンなんだろ、オイ。いつまで俺たちに手玉に取られてんだよ。ちっとは見せてくれよ、脳みそが入ってるってことをよ。お前らの頭は飾りもんか? 何が詰まってんだ? クソでも詰まってんのか? モノ考えて出てこい。モノ考えてしゃべれ。モノ考えて闘えよ。いつまでたっても適当に闘っててよ、何も感情が伝わってこねえから、いつまでたってもこんなことになってんだよ、ああ! わかれや。だから最後の最後に、チャンピオンが足を引っ張って、タイガーマスク負けましたよ。どういうこと?」

金丸「空回りしちゃってんじゃねえか、オイ。(※頭を指して)もう少しここ使え。ここ柔軟になれ」

デスペラード「硬いのは体だけで十分だよ、田中クン……じゃねえ、SHO」

※鈴木はノーコメント

YOH「前哨戦はさ、1勝しかしてないけど、3Kには逆風が、逆風がね、吹いてるけど、でもさ、逆風を進めば進むほど、足腰が強くなるでしょ。明後日、鹿児島、しっかり、鹿児島のメインを締めて、3Kは次の道に向かって、進んでいきたいと思います」

SHO「いよいよ……今、YOHさんが言ったように、前哨戦たくさんあったが、1勝しかできてない。負けるシーンを思い返すともう、俺の気持ちを今日みたいに空回りしてる。まあ、そういうところ、そんなんばっかりだった。だからこそね、だからこそ鹿児島は、もうこれ以上、チームの足を引っ張るわけにはいかないんだ。2人で、2人で、2人で、力を合わせれば、あの2人を倒すことができる。俺はそう信じてる。俺とYOHさんはまだやれる。そう信じてる。もう1回、もう1回、もう1回、落ち着いて、どうすればあいつらに勝てるのか。時間はないけど、もう1回、ようく、ようく、考えてね、そしてYOHさんと2人で話し合ってみる。必ず、必ずこのベルトは、俺とYOHさんが必ず、守って見せる」

※タイガーはノーコメント
 

▼第2試合 20分1本勝負
DOUKI
ザック・セイバーJr.
タイチ 〇
vs
邪道 ×
タンガ・ロア
タマ・トンガ
6分53秒  反則
   
■タンガ「タイチ、ザック、お前ら目が覚めてホテルの部屋に戻ったら、必ず試合のビデオを見返せよ。タイチ、今、タマがハシゴのトップに立っているこの光景に慣れておけ。ゴールデンウイークのフクオカで、タマがアイアンフィンガーを手にする。ザック、俺たちのシングルマッチで、今日と同じ目に遭わせてやる。お前から再びスリーカウントを取ってリングで大の字にしてやる。俺たちG.o.Dの前ではお前らは無力だ!」
 
■試合後バックステージコメント

タンガ「これから数日後、ザックもタイチも、本番でも今日と同じ結果になることは目に見えてる。俺たちが残りも全部勝って、連日お前らをリングで大の字にして、俺たちが拳を高く掲げてやる。目が覚める度にお前らは『一体何が起こったんだ?』と自分に問いかけるしかないだろう」

※タマは無言のままベルトを何回か叩いて王者であることをアピール。

邪道「オイ、DOUKI、コノヤロー。俺とシングルやりてえんだろ? (※竹刀の柄の部分に目をやって)こいつをテメエのケツにぶち込んでやっか、コノヤロー」

※ザック&タイチ&DOUKIはノーコメント

 
▼第3試合 30分1本勝負
マスター・ワト
田口 隆祐
天山 広吉
矢野 通 ×
棚橋 弘至
vs
ディック東郷 〇
外道
石森 太二
高橋 裕二郎
 “キング・オブ・ダークネス”EVIL
12分17秒  体固め
       
■試合後バックステージコメント

棚橋「5月3日まで、あと何日?2週間ない?そうか、1週間はある?(※ベルトで腹を隠して)今はまだベルトで隠してるけど、(※パチンと指を鳴らして)こう指を鳴ららしたら、バキバキの腹筋が現れる“棚橋マジック”を見せますんで、期待してください」

ワト「俺さ、このシリーズでずっと、BULLET CLUB、石森太二とやってるけど、俺あいつにも負けてるから。そのね、やられたことは必ず、やり返したいと思ってるから。今シリーズ、グランドマスターへの道、IWGPジュニアヘビー挑戦への道は、俺はどんどんどんどん続いていくから。行きます。俺は立ち向かっていくから」

天山「(※遅れて入ってきて)OK、ワト、今日もやられてもたけどな、しょうがない。彼が今言った通り、IWGPジュニアシングル狙っていくんやろ? しっかり、しっかりサポートするよ。どんなことがあろうと、後ろからバックアップするから。しっかりな」

ワト「天山さん、それで自分……」

天山「今の彼、ほんまに有り余ってっから、力ね。これから、どんどんどんどん出して、(ワトの)挑戦、なんぼでも受けろって。今、誰がチャンピオン?」

ワト「デスペラード」

天山「ウン、デスペラード。あいつに何回も勝ってんやろ?」

ワト「『(BEST OF THE)SUPER Jr.』(の公式戦)で勝ってるから。絶対に挑戦権もだし、勝つ自信もある。だからさ、このシリーズ終わりで勝つがどうか知らないけど、俺はIWGPジュニア、ずっと、新日ジュニアでやっていく以上、思ってるからさ」

天山「絶対に逃がすなよ。狙った以上はとことん追い詰めて」

ワト「いきます」

天山「頑張れよ。よし、OK。(※先にワトが控室に向かい、1人残って)今日の矢野通、俺らの、スーパースターの矢野通が負けてもうた。何のヘルプもできなかった。ほんま悔しいね。明日、明後日、鹿児島でどうなるかわからんけど、俺もサポートしていきたいなって。以上です、ハイ」

※矢野は頭巾をかぶされたまま上村と矢野に両肩を抱えられ控室に運ばれる

※田口はノーコメント

EVIL「(※イスを手に東郷を従えてコメントスペースにやって来て、そのイスに座ってビデオカメラをにらみつける。東郷は股間を押さえてフロアに倒れ込んでいる)オイ、遊びは終わりだ。いいか矢野、何度でも言ってやる。お前は闇から逃れられることはできねえんだよ。つまり、お前はもう、死んでいる。よく覚えとけ。(※東郷に向かかって)よし、行くぞ」

石森「(※フロアにあぐらをかいて)オイ小松(YOH)、俺は完全にお前にムカついてる。先に挑戦表明してた俺を抜かして(IWGPジュニアヘビー級王座に)挑戦する。もうこの際だから(それは)どうでもいい。だけどな、お前、ほんとにやる気あるか? いっつもヘラヘラして、やる気が見えねえコメントばっかり出しやがってよ。ああ!? (コメント出すときに)噛んだくらいで、笑って逃げってるヤツに、俺は(挑戦の)順番を抜かされたのか? ふざけんじゃねえ。お前は本気で、ベルトを盗るヤツの気持ちがわかんねえんだよ! やる気がねえなら、やめちまえ。そして、その挑戦権、俺に譲れ……」

※裕二郎、外道はノーコメント

 
▼第4試合 30分1本勝負
BUSHI ×
鷹木 信悟 
vs
ジェフ・コブ
ウィル・オスプレイ〇
13分23秒  ストームブレイカー→片エビ固め

■試合後バックステージコメント

オスプレイ「この勢いに乗って、ここヒロシマでの残り2つのシングルマッチもUNITED EMPIREが制覇してくれることだろう。次のヘナーレとO-カーンの試合があるからもう行く。疲れてるけど、2人にはセコンドに付くって約束したからな。タカギ、お前のパンチは強烈だったけど、俺をほかのレスラーと一緒にしてもらっちゃ困る。そんなんで俺は倒れない。ドラゴン風なのか知らないがやっぱりそのメイクはバカげてるぞ。お前と違って、俺は私服も金の宝石とヴェルサーチの服を身に付けて最高に決まってる。タカギ、俺からベルトを獲ろうと意気込んでいるようで嬉しいが、お前にウィル・オスプレイのレベルの違いってものを正面から叩きつけてやる」

コブ「ひとつ言わせてもらう。忘れてないことがあるんだ。そう、楽しみな試合が近づいてきた。最近、南で北で東で西でと、トーキョー、シズオカ、ヒロシマと連日のようにL.I.Jのヤツらをぶっ潰してるが、忘れるわけにいかないヤツがいる。今俺が見てる相手は4月29日、カゴシマで顔を合わすあいつだ。お前は地元凱旋で英雄気取り、気合を入れてくるだろうけど、イブシ、お前から顔面に食らったニーキック(カミゴェ)の威力は忘れようにも忘れられない、今でもようく覚えてるぞ。遂に借りを返す時が来た。お前にとってしばらくぶりの試合だが、お前を破壊して欠場に追いこんでやる。イブシ、お前もツアー・オブ・ジ・アイランドに連れてってやる。お前を荷物にまとめて送り返してやる」

鷹木「やられた……やられたよ。気持ちいぐらいに! 思いきしやられたよ。だがジェフ・コブに、やられたかもしんねえが、オスプレイにやられたわけじゃねえ。クソッ……。それからオスプレイ!BUSHIから取ったかもしんねえが、(タイトルマッチまで)まだ時間あんだよ。俺から取ってみろよ、俺から。俺から3つ取ってみろって!俺もお前から3つ取るつもりでいくからな。こんなに一方的にやられたら、(5.4)福岡、五分の状態じゃねえよ。一発俺がオスプレイから取ってから、福岡、挑んでやるからな。このままじゃ、はらわた煮えくりかえって! 福岡のリング、上がれねえよ。(※吐き捨てるように)クソッ……」

※BUSHIはノーコメント


▼第5試合 60分1本勝負
スペシャルシングルマッチ
SANADA 〇
vs
アーロン・ヘナーレ ×
23分28秒  ラウンディングボディプレス→体固め
      
■試合後バックステージコメント

SANADA「ヘナーレの行動力、そして成長はすごいと思うよ。ただ、俺に勝とうとしたのが、早すぎただけだよ」
 
ヘナーレ「(※オスプレイがピッタリと寄り添っている。片ヒザを着きながらも、ビデオカメラをにらみつけるようにして話し始める)あともう一歩、もう一歩で俺が勝ってた。作戦通り進んでたのに……。最後にコーラクエンホールで闘ってから、あいつは俺の技をよく研究したんだろうな。チクショー! でもSANADA、これで終わりだと思うなよ。また1対1で勝負だ。今日勝ったのはお前だが、俺はリョーゴクとコーラクエンで2回、お前からスリーカウントを奪ってるんだ。また次、お前と当たるまで辛抱強く待つぞ。俺は強い味方を得たんだ。今日のことはもういい。次の相手に向かっていく。この鬱憤はカゴシマで当たるかつての友、タナハシに全部ぶつけてやる。タナハシ、覚悟はいいか。もう俺はヤングボーイじゃない。お前の言いなりだった昔の俺じゃない。ただ暴れ狂うだけでもないからな(※と言うと立ち上がって控室に向かう)」

オスプレイ「(※ヘナーレに肩を貸す形で)ドクターに診てもらった方がいいな」

ヘナーレ「ああ、ロッ骨が折れてるみたいだ……」
 

▼第6試合 60分1本勝負
スペシャルシングルマッチ
内藤 哲也 〇
vs
グレート-O-カーン ×
27分05秒  デスティーノ→片エビ固め
       
■内藤がリング上からマイク

■内藤「ブエナスノーチェス、広島!今年2月の2連戦に続いて、今年3回目の新日本プロレス・広島大会、平日にもかかわらず、今日、ここ広島サンプラザホールへ訪れたたくさんのお客様、心からお礼申し上げます。グラシアス、アミーゴス!俺はただただ広島東洋カープが大好きってだけなんですけど、俺はここ広島を自分のホームだと思ってます。そのホームでの勝利を2021年逆転の内藤哲也のキッカケにしたいと思います。ちなみに、次回の広島大会ですが、まだ決まってないようですが、次の広島大会、そして今日から始まる逆転の内藤哲也の姿を、皆様、トランキーロ! あせらずに、そしてバリバリバリ楽しみにお待ちください。ではでは、最後はいつものアレ。今日は皆様と一緒に大合唱することはできませんが、ぜひ心の中で一緒に叫んでください。新日本プロレス、今年3回目の広島大会、最後の締めはもちろん、BUSHI、SANADA、ヒロム、鷹木・イ・内藤、ノスオトロス、ロス・インゴベルナブレ〜ス・デ・ハポン!」

■試合後バックステージコメント

内藤「帝国の支配者、という名前のUNITED EMPIREの広報さん。広報さん、俺は言っとくけど、広報さんをバカにしてないよ。あれだけ堂々と、リング上で広報活動をできる人は、なかなかいないよ。すごいと思うよ。それに彼は、レフェリーストップとはいえ、間違いなく俺に勝ってるからね。俺はギブアップしないよ。でも、俺は負けてるから。実力も間違いないでしょう。そして広報活動も間違いないでしょう。いや、すごい選手だと思いますよ。だからこそ俺は、TETSUYA NAITO de la Leversion、“逆転の内藤哲也”のきっかけに、彼を指名したんだ。そのへんの誰でもよかったらそんなの、きっかけにならないからね。きっかけになり得る男だからこそ、きっかけにしたわけで、俺はUNITED EMPIREの広報さん、グレート-O-カーン、なかなかいいと思ってるよ。まあそんな相手、そんなO-カーン相手に今日、リング上でも言った通り、“逆転の内藤哲也”のきっかけを見せることができたんでね。前回ここ、俺のホームである広島で、ベルト統一阻止を大声で叫んだんだけどね。皆様に結局ウソをついてしまったことになってしまった。じゃあ今回、“逆転の内藤哲也”を宣言した、“逆転の内藤哲也”を実現させなかったら、またまたホーム広島のお客様にウソをついたことになってしまうからね。ここ広島で宣言したこと、しっかり守りますよ。今日の勝利を、“逆転の内藤哲也”のきっかけにしてみせるよ。今年の年末あたり、振り返った時、『ああ、あの広島のO-カーン戦が“逆転の内藤哲也”のきっかけだったね』って言ってもらえるように、ここから一気に、トップに突っ走ってみせますよ。その姿を皆様、トランキーロ、焦らずに、そしてバリッバリッバリ、楽しみにお待ちください。おっと、次は明後日の鹿児島大会……O-カーンが言ってたよね、『内藤に負けたら辮髪を切って、ヒゲを剃り落として、ヤングライオンスタイルで試合してもいい』みたいなこと言ってたよね? ってことは明後日の鹿児島大会もしかしたら、辮髪を切って、ヒゲを剃ったグレート-O-カーンの姿を見れるかもしれないね。それを楽しみに鹿児島大会へ行きますよ。また明後日、会場でお会いしましょう。アディオス」

O-カーン「(※フロアにあぐらをかいて、後頭部を押さえながら振り絞るように)クソッ……フンッ……。こんだけ、バカにした、ヤツに負けたんだ。とんだ笑いもんだ。テメエが一番笑えるよ。だがな、恥じた試合は、してねえつもりだ。(※ゆっくり立ち上がり)だから、胸だけは晴らしてもらうぞ(※と言い残して控室へ向かう)」

<写真提供:新日本プロレス>