新日本プロレスは5月26日(水)、『Road to WRESTLE GRAND SLAM』後楽園ホール三連戦の3日目を開催した。

メインは後藤洋央紀&YOSHI-HASHI vs 内藤哲也&SANADAがタッグで激突。

CHAOSとL・I・Jによるタッグマッチは白熱した勝負となり、最後はL・I・Jが好連携を見せYOSHI-HASHIから内藤がピンフォールをゲットした。
 
勝利の勝ち名乗りを受けた内藤はマイクで「オレたちもそろそろ、動き出そうぜ。なあ、BUSHI!悔しい気持ちがあるんだろ、ならオレたち3人で、NEVER無差別級6人タッグへの挑戦、どうだ?なあ、SANADA。悔しい気持ちがあるんなら、NEVER無差別級6人タッグ王座のベルト、狙いにいこうぜ。ではでは、内藤、BUSHI、SANADAで、NEVER無差別級6人タッグ王座に、挑戦させていただきますよ。」とBUSHIとSANADAと共に NEVER6人タッグ挑戦をアピール。

『Road to WRESTLE GRAND SLAM』
日時:2021年5月26日(水) 17:30開場 18:30開始
会場:東京・後楽園ホール
観衆:329人

試合前にコロナで欠場中のオカダ・カズチカがサプライズ登場。

オカダ・カズチカ「みんな元気?まあ、おまえが言うなって話だよね。でも、オカダ・カズチカ、元気で〜〜〜〜〜す! まあ今回は、いろいろありましたけれど、まあ5月29日に予定されていた、タイトルマッチの件で、お話をしに来ました。まあ今回、ベルトに挑戦する予定でしたけども、今回は、辞退を、させて、頂こうかなと……、思うわけないよね?だってオレ、元気だもん!このまま、まあオスプレイは返上という形になりましたけれども、タイトルマッチ、新日本プロレス、今、オレみたいな人間が、チャンピオンになって、盛り上げないとダメだと、オレは思ってるので、必ずチャンピオンになります。なんで、新日本プロレス、オレのこと、元気だから、タイトルマッチ、よろしくお願いします。今日はこんな格好ですけども、次皆さんと会う時は、ちゃんとコスチュームを着て、カッコいいオカダ・カズチカを見てもらおうと思いますので、またお待ち下さい。今日は、皆さん、これからまた熱い戦いを新日本プロレス、やりますので楽しんでいって下さい。ありがとうございました!」

◆試合前バックステージコメント

オカダ「まぁ、いろいろとありましたけど、リング上でも言ったように、僕は元気ですから。コロナにかかったからと言って、オカダ・カズチカの挑戦は延期でもいいんじゃないかと。東京ドームも横浜スタジアムも延期になって、僕の挑戦も延期になるっていうのは、それね、こんなに元気なのに、それはちょっと納得いかないんで、改めて今日、こうやってリング上で言わせてもらいました。……っていうぐらいですかね。まぁ、コロナのことはいろいろ、僕のラジオとかで言ったりとかもしてるんで。まぁでも本当に、感謝しかないですね。医療従事者の方であったり、保健所の方であったり、新日本プロレスに一番感謝してます。会社も何も分からない状況の中で、しっかりとケアを、いろいろとやってくれましたし、こうやって元気でいられるのも、新日本プロレスがいろいろとケアしてくれたおかげだなと思ってますんで。まぁいろいろと……コロナにかかった選手を守ろうとして、選手名を伏せてましたけど、僕が勝手に言っちゃって(笑)。ま、それもね、許してくれましたし。許してくれたってわけでもないですけども。まぁでも、『それを伝えることもすごく大事だ』って言ってくれましたし。本当にいろんな方に支えられてやれてるっていうのはあるんで、すごく感謝を感じることができましたし、感謝だけで終わるわけにはいかないですからね。すごい戦いをして、新日本プロレスだったり、心配してくれた人、ファンの皆さんであったり、いろんな人に熱い戦いで返していかないといけないと思いますから。ホントにね、リングに上がって……(※宙を見つめて考えながら)何だろうなぁ……今月も3日しか試合してないですし、先月もホントに数えるぐらいしか試合してないんで、いろいろと溜まってる中で、発散できずにこういう状況になってしまったので、次、まだどうなるか分からないですけど、溜まったものをどんどん吐き出していきたいなと思ってますんで、期待してください(※笑顔で親指を立てる)」


<試合結果>

▼第1試合 20分1本勝負
辻 陽太 ×
vs
鷹木 信悟 〇
11分09秒  レフェリーストップ
   
◆試合後バックステージコメント

鷹木「まぁちょっとは(※親指と人差し指で少し隙間を作って顔の前に掲げ)楽しめたよ。それでも、全然差があるな。差があるよ。開始1分ぐらいで息上がってんだろ、アイツ。だけど、気合いと、やる気だけは認めるよ、辻。俺はああいう、若くてイキのいいのは大好物だから。いつでも、遊んでやるよ。それはそうと、オイ、(※と、手に持っていた『週刊プロレス』を掲げて)オマエら、これ見たか? これ、今日発売の『週刊プロレス』だよ。見てみろよ、オイ。(※表紙の文字を指でなぞりながら)『鷹木待望論』。なぁ、今までは空耳程度にしか聞こえなかった“鷹木信悟待望論”だが、オイ、今は現実となってるぞ、オイ!しっかり俺の耳に届いてるぞ!週プロだけじゃねぇよ!東スポとか、様々なスポーツ新聞社が反応してる。だが、ただ一つ反応してないところがあるだろう?それが新日本だ。新日本プロレスだよ!どうなってんだよ?なぁ、いろんな選手が口に出してんだろう、IWGP世界ヘビーについて。どうして新日本プロレスは何の反応もしねぇんだ?ナシだったらナシって言ってくれよ! それだったら俺は次の目標に向かって走るから。まぁそれでも、俺の腹は決まってるぜ?」

辻「(※フラつきながらインタビュースペースにたどり着くと、ひざまずいてインタビューバックに倒れ込むように突っ伏し、背を向けたままで)この不幸な時代に、俺がファンのためにできることと言ったら、全力で戦うことだけだ。またしても俺は、新日本につながれた鎖を、引きちぎることができなかった。(※床に倒れ込むと、苦しそうにえずいて)前に一度、鷹木さんと戦ってみたいと言ったことがある。その気迫、男気、魂の叫びを、この肌で感じてみたかったんだ(※と、這うようにして控室へ)」

 

▼第2試合 20分1本勝負
マスター・ワト
天山 広吉
棚橋 弘至 〇
vs
石森 太二
チェーズ・オーエンズ
高橋 裕二郎 ×
10分58秒  テキサスクローバーホールド
     
◆試合後バックステージコメント

ワト「オシッ! オシッ!(小さくガッツポーズをしながら) 今シリーズ、最後、いい感じに仕留められて、“アナコンダバイス”、石森に……」

天山「オーケー、ワト!」

ワト「ありがとうございます」

天山「見たぞオイ!」

ワト「ついに石森に決まったんで」

天山「やるじゃないか!」

ワト「石森、おまえ、IWGPジュニア、オレも狙ってる。おまえも狙ってるんだろ?」

天山「しっかりな」

ワト「石森、石森……」

棚橋「またあの、アナコンダバイスをさ、しっかりね。自分のものにしてね」

天山「いや、ホンマにそう」

棚橋「いつかまたしっかりポイント決めて」

天山「言ったらホンマ、ヤバかったよアレ。石森も」

ワト「石森も」

天山「もう1歩なにか決められるよアレで、うん」

棚橋「まだ、でも“アナコンダ”じゃないかもしれない。(上の方に手をやり)アナコンダは現在一番最上級だから、(下の方に手をやり)こっから行こう」

天山「アナコンダの……」

棚橋「“アオダイショウ”だな!」

天山「青(笑)」

ワト「アオダイショウ……」

棚橋「“アオダイショウ”バイスだな」

天山「アオダイショウ、(ワトの青いコスチュームを指し)ちょうど青、ぴったりやがな」

棚橋「青ピッタリ」

※棚橋とワトは先に控室へ

天山「うん、“アオダイショウ”バイス、OKいいよ。ガンガンもっと成長するように、しっかりと、アナコンダまで這い上がってきてくれっ! うん、オレもワト、うん、もう死ぬ気でね、アイツ応援したいと思ってるしね、うん。アイツの為やったらなんでも、うん。何でもヘルプしようと思ってる。しっかりと、ジュニアの階級盛り上げて、しっかり1番なってくれって。ワトよ、そんな感じですよ、ハイ。ありがとうございました」

裕二郎「ああ、腰が痛えよ。何だよ。本隊の連中はよ、いつも、悪いことばかりするんだ。今日だってよ棚橋弘至がオレの指を、指に噛みつきやがったよ、アア? 最後はよ、なあ? 何だよ、3人同時に、ああ? 何だあれ、サブミッション。関節技だろ? あんな反則だよ。アイツらいつもそうだよ。アイツらはよ、いつも“チート”ばかり“チート”!」

石森「おいワト! またおまえのお守りかよ。おまえは、頭がクソわりーな。身体能力、特に跳躍力はオレも一目置いてるよ。うん。その跳躍力が、オレをはじめ、ジュニアの驚異となるか、宝の“も・ち・ぐ・さ・れ”となるか。全ては、おまえ次第だ」

 

▼第3試合 20分1本勝負
DOUKI ×
ザック・セイバーJr.
vs
タンガ・ロア 〇
タマ・トンガ
11分56秒  パワーボム→片エビ固め
   
◆試合後バックステージコメント

タンガ「俺たちを見ろ!これでも俺たちのやる気が伝わらないってか?俺は全くホームシックなんかになってない。俺が”シック”なのは、このクソな状況だ!日本に入国するたびに隔離させられて、もうたくさんだ。それでもリングに上がったら最高のパフォーマンスをする。でもこの状況下で日本に入国するのは簡単じゃねえんだよ! タイチ、オマエはどこにいるんだ?このコウラクエン3連戦、お前は1日も試合しなかったじゃねえか!もうやめちまえよ!オマエは歌もヘッタクソだし、試合もせずじっとしてて給料がもらえるとか、ふざけんな!会社のためを思うなら引退しろ!トーフみたいにプニプニしたデブのお前なんか、必要とされてねえんだよ!」

邪道「オイDOUKI、コノヤロー! オマエの念願の俺とのシングルマッチ、いつでもやってやるよ! その代わり、テメェとシングルマッチやったら、(※手にしていた竹刀を目の前に掲げて)コイツをテメェのケツにぶち込んでやっからよぉ!」

※タマはノーコメント

※ザック、DOUKIはノーコメント。


▼第4試合 30分1本勝負
本間 朋晃 ×
飯伏 幸太 
vs
グレート-O-カーン
ジェフ・コブ 〇
12分04秒  ツアー・オブ・ジ・アイランド→体固め
    
◆試合後バックステージコメント

コブ「(オノダクリニックのロゴを指差し)スポンサーの『オノダクリニック』、ドクターを探してるならオレを呼んでくれ。イブシ、おまえは毎晩なかなか寝られなくて困ってるんだろ。一晩中いつどこでオレとシングルで正面対決しないといけないのか思い巡らせて不安に陥ってるんだろ。でも今日はドクターのオレがおまえをスヤスヤとリングで寝かせてやった。ちょっとした薬を処方してやったぞ。明日症状が解決したかどうか電話して教えてくれよ。おまえはこの’THE IMPERIAL UNIT’、 ‘THE HATCHET’に衝突して今は頭も顎も身体中が痛みで疼いてるだろうが、これでおまえもオリンピアンの実力が身にしみて分かったはずだ。”ドクター・コブ”…しっくりくるな」
 
オーカーン「聞け! 愚民ども! そして帝国民ども。別に興が乗ったわけではない。そして、今までとやることは何一つ変わらん! だが、一つ宣言しておく。オスプレイがいなくなったからと言って、安心するな!不安に、かられるな! オスプレイがいない、ほんの少しの間だけ、余が“NEW COMMONWEALTH KING PIN”。簡単に言やあ、政治的集団の中心的人物に、余が、なる! 帝国を、そして……新日本プロレスを導く」

※飯伏は階段から文字通りに転がり落ちてバックステージにたどり着き、転がりながら控室の扉までなんとかたどり着くも、ドアノブに手をかけずに開けようとしたものの扉が開かず、やっとの思いで立ち上がり、ドアノブを捻り控室に入ろうとするも力が入らずなかなか控室に入れず。入れたと同時に内側に倒れ込み、控室の扉が閉じた。

※本間はノーコメント

 

▼第5試合 30分1本勝負
YOSHI-HASHI ×
後藤 洋央紀 
vs
SANADA
内藤 哲也 〇
23分24秒  ジャックナイフ式エビ固め
      
■内藤「ブエノスノチェ〜ス、後楽園ホール!今シリーズのオレのテーマは、BUSHI、そしてSANADAの気持ちを確かめること。鷹木信悟のドンドンドンドン、前に出ていく姿勢を見て、オレは!悔しかったよ。二人もオレと同じような気持ちがあるなら!オレたちもそろそろ、動き出そうぜ。なあ、BUSHI!悔しい気持ちがあるんだろ、ならオレたち3人で、NEVER無差別級6人タッグへの挑戦、どうだ?なあ、SANADA。悔しい気持ちがあるんなら、NEVER無差別級6人タッグ王座のベルト、狙いにいこうぜ。ではでは、内藤、BUSHI、SANADAで、NEVER無差別級6人タッグ王座に、挑戦させていただきますよ。オイ、石井!石井!いや、石井は今日、会場に来てないか。じゃあ、しょうがないから、YOSHI-HASHI!YOSHI-HASHIでいいから、ちょっと出てこいよ。さっさと出てこいよ!」
   
■YOSHI-HASHI「オイ!オマエら、安心しろ。やってやるよ、コノヤロー!このNEVER6人のベルト、簡単に取れるもんなら取ってみろ、コノヤロー!」

◆試合後バックステージコメント

BUSHI「今、リング上で俺たち3人の意志は固まった。NEVER無差別級6人タッグのベルトに挑戦させてもらう。チャンピオンチームもさっき言ったよね、『やってやる』って。日にちはお任せするよ。勢いがあるのは鷹木信悟だけじゃないってのを、俺たち3人で、結果として、見せなきゃいけないからね」

内藤「YOSHI-HASHIのマイク聞いた? 俺たちの挑戦を受けてくれるんだってさ。これで決定だね。ところで、YOSHI-HASHIは昨日、39歳の誕生日を迎えたらしいね。フェリス・コンプレアニョス!誕生日おめでとうございます。最後の行動は、我々ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンからの誕生日プレゼントだよ。さぁ、NEVER無差別級6人タッグ王座戦、一体いつやる? 6月1日の後楽園ホール? 6月2日の後楽園ホール? 6月4日の大田区総合体育館? それとも、6月6日、大阪城ホール?やるタイミングは、彼らにお任せするよ。好きなタイミングを、じっくり考えて選んでくれよ。カブロン!」

SANADA「俺はもうすでに、NEVER第1回目の防衛戦をイメージして、コンディション整えとく」

※試合後、退場時

YOSHI-HASHI「(※カメラの前で立ち止まらず)クソッ、クソッタレが!(※と、そのまま控室へ)」

※後藤はノーコメント。

※再びリングに上がってきての退場時

YOSHI-HASHI「オイ。石井さん、今日いねぇけど、必ずこう言うよ。『テメェらみんなぶっ殺してやる』って」

後藤「石井さんも、きっとやる気だろうよ。やってやるぜ」

YOSHI-HASHI「絶対、WORLD見てると思う。あの人が言うまでもなく、俺たちはいつでもいってやるよ。それだけだ。覚悟しとけ。そう簡単にな、オイ、このベルト、持っていけると思うなコノヤロー!」

後藤「アイツらは、絶対に怒らせちゃいけねぇものを、怒らせたんだよ」

<写真提供:新日本プロレス>