新日本プロレスは6月2日(水)、東京・後楽園ホールで『Road to DOMINION』第2戦を開催した。

メインはNEVER無差別6人タッグ王座戦がマッチメイクされた。

王者組の後藤洋央紀&石井智宏&YOSHI-HASHIに内藤哲也&SANADA&BUSHIが挑戦した一戦。
 
試合は6人が入り乱れる試合展開となったがCHAOSがL・I・Jの分断に成功し、YOSHI-HASHIがBUSHIからバタフライロックでギブアップを奪った。
 
勝利の勝ち名乗りを受けたYOSHI-HASHIはマイクで「NEVER6人のタッグベルト、防衛記録更新しましたー!俺たちが勝ってハッピーだった人も、ガッカリだった人も、まだまだ厳しい生活が続きますが、一緒に戦っていきたいと思いましたー!では、6人タッグベルトを防衛するのは、永遠だ!」と締めくくった。

『Road to DOMINION』
日時:2021年6月2日(水) 17:30開場 18:30開始
会場:東京・後楽園ホール
観衆:447人

<試合結果>

▼第1試合 20分1本勝負
上村 優也 ×
辻 陽太 
本間 朋晃
棚橋 弘至
vs
エル・ファンタズモ
石森 太二 〇
チェーズ・オーエンズ
“キング・オブ・ダークネス”EVIL
11分47秒  ブラディークロス→片エビ固め
    
■試合後バックステージコメント

※辻は上村に肩を貸して、2人でインタビュースペースに。上村は座り込み、その横で辻がコメント。

辻「俺は先シリーズ、4度のシングルマッチを行った。ただ、こういうのは4戦じゃなくて7戦だろ? あと3戦、用意してくれ! 最後、鷹木信悟と戦って、自分との差を痛感したんだ。このままじゃ終われない。あと3戦、もう3戦、俺にシングルマッチを組んでくれ!」
 
上村「(※床にひざまずいて、胸のあたりを冷やしながら)自分が休んでた間、同世代のみんな、同期の辻さんも、新日本の同世代の選手、あと他団体の同世代、海外にいる同世代、今、イヤでも情報が入ってくる環境なんで、この今の状況を抜けたら、自分らの今の世代でもっと、誰も想像がつかないぐらい、プロレスを上げていきたいと思います。(※立ち上がりながら)いつまでも先輩に頼っちゃいられないんで」

本間「EVIL!(※アニマル浜口のポーズで)気合いだー! 気合いだー! 懐かしいか? 今のオマエにとっちゃ、懐かしくねぇかもしれねぇけど、俺が思い出させてやるよ! 悪くてズル賢いEVILもカッコいいけど、肉と肉のぶつかり合いをするEVIL、もっとカッコいいと思うよ、俺は」

棚橋「僕がヤングライオンの頃と比べても、彼ら2人は素晴らしいと思う。そしてね、こういう状況で海外遠征とか難しくて、ヤングライオンとしての試合が多いけど、それはもう本当に、幼虫がサナギになって蝶になっていくっていう、この時期だと思うから、ここが長ければ長いほどキレイな蝶になると思うし。だから彼らは、この状況にも腐らずに……と思ったんだけど、そういうところが1ミリもないね。もうホントに……僕らだけだな。『歓声がもっとほしい』とかね、『超満員の会場が』(とか思うけど)、彼らは違うんだよね。1試合1試合、目の前の相手、そのことに一生懸命になれる。そういう姿をね、今日、見せてもらったし、久しぶりの第1試合だったけども、すごく、実りがありました。(※いったん控室に戻りかけて)あ、そうだ! 石森が出てきた時に(※腹筋を強調してノッシノッシと歩くような仕草で)こうやって出てきたから、絶対に、絶対にリベンジしてやるから!」

※EVIL、チェーズ、石森、ファンタズモはノーコメント

 

▼第2試合 20分1本勝負
田口 隆祐
SHO
YOH 〇
vs
DOUKI ×
金丸 義信
エル・デスペラード
10分48秒  Out Of Print
     
■試合後バックステージコメント

田口「いい風吹いてもらいたいですね、ええ。いい風が、ええ。いい風が吹けば……」

SHO「そう、今、オレたちはね、オレとYOHさん、このIWGPジュニアタッグのベルトを持ってる。でもね、今はね、YOHさん、大事な大事なタイトルマッチ控えてる、うーん。だから、タイトルだからといってタッグチャンピオンなんだよね、オレは、うん。今、タッグだからこそサポートに回る。必ず、YOHさん、大阪、獲ってくれると信じてる。心から応援してる。YOHさんが獲ってから、ジュニアがどんな風になるのか楽しみで仕方ない、刺激的だ」

YOH「(指を折って、数えるようにしながら)リスペクト、覚悟、信念……、それだけ持って、リングに上ってきます」

デスペラード「ウ〜ン、ウンウンウン。ま、チームが負けてるっていう時になんですがね。ようやく、頭と身体が繋がってきた。まあ1個で何がわかるんだてぐらいなんじゃ……。ずっとこれだけやってる人間でね。わーかるんだよ。さあ、そこでだ。YOH、おまえは何が変わった? まあ確かに昨日のどうしようもないどっちに行きたいのかわからないヒットロープ。アレに比べりゃあまあメリハリが効いてて、自分が何がしたいのかよくわかったよ。最後言ったな? 覚悟を持って上がる。いいじゃない。覚悟しとけってのはよ、ど三一(さんぴん)がよう言う、“次はおまえだ覚悟しとけ”、自分はなんの覚悟もないくせにな。そういうことを、アイツは覚悟を持って上がるって言った。なあ、ちょっとづつ何かが変わりつつある……のかもしれないし。て、まあ大阪でやってみたらまあ“いつものYOHくんでした”って終わるかもしれない。楽しみだぜ!」

デスペラード「ウ〜ン、ウンウンウン。ま、チームが負けてるっていう時になんですがね。ようやく、頭と身体が繋がってきた。まあ1個で何がわかるんだってぐらいなんじゃ……。ずっとこれだけやってる人間なんでね。わーかるんだよ。いくらやったって変わるか。さあ、そこでだ。YOH、おまえは何が変わった? まあ確かに昨日のどうしようもないどっちに行きたいのかわからないヒットロープ。アレに比べりゃあまあ、メリハリが効いてて自分が何をしたいのかよくわかったよ。最後言ったな? 覚悟を持って上がる。いいじゃない。覚悟しとけってのはよ、ど三一(さんぴん)がよう言う、“次はおまえだ覚悟しとけよ”、なあ? 覚悟しとけ覚悟しとけ、自分はなんの覚悟もないくせにな。そういうことを、アイツは覚悟を持って上がるって言った。なあ、ちょっとづつ、何かが変わりつつある……のかもしれないし。て、まあ大阪でやってみたらまあ“いつものYOHくんでした”って終わるかもしれない。楽しみだぜ!」

※金丸、DOUKIはノーコメント

 

▼第3試合 20分1本勝負
鈴木 みのる
ザック・セイバーJr. 〇
タイチ
vs
外道 ×
タンガ・ロア
タマ・トンガ
2分24秒  クラキーキャット
     
■試合後バックステージコメント

鈴木「(ニヤリと笑った後に)無視ってなんだよ……。低俗が!」

ザック「昨日の夜、ZIMAの社長にFAXを送ったが、まだ返事が来ない。ムカつくぜ。でも何よりベルトを取り戻した。それが一番大事だ」

タイチ「ホッとした。でもよぉ、昨日はよぉ、自分で思ったより……今日生きててよかったよ。これ(ベルト)もあるし。家帰ってよぉ、一歩も動けなくて。あんなの初めてだよ。やっぱよ、甘くねぇな。どうなるか分かんねぇ。他の連中も、何人かいるんだろ、かかったの。どうなるか分かんねぇ。けど、俺はこうやって結果出してんだ。オマエら、俺見て勇気もらったろ? 他の連中もよぉ、俺を見本にしろ。もう万全だ。もういねぇだろ? アイツらも帰るだろ、帰っていいぞ、もう。よく頑張ってくれたよ、GoD。バイバイ、GoD。よく頑張ってくれた、誉めてやるよ。ゆっくり帰って、また来いや。来るのか知らんけど」

ザック「(※日本語で)さ、次は?」

タイチ「何も考えてないね」

ザック「この団体には挑戦に値するタッグチームがいないってことだな」

タイチ「とりあえず取り戻すことしか、俺らは頭になかったから。一日一番だよ。相撲道だ。一日一番、次のことは意識してねぇんだよ。だけど、もう動き出してるのにな、今日も誰も来ない。昨日も何もない。今日もない。いいぜ、別にいいんだ」

ザック「でも俺たちは待つぞ。日本に存在するタッグチーム、誰でも構わない。相手になってやる」

タイチ「まぁな。普通は誰か『次は俺だ』って言うとこだけど、来ないってことは、まぁ、勝てる気がしないんだろ、今の俺らには。無理だなあと思ってるんだろ。それでいいんじゃねぇか。オイまた、誰だゴールデンボールズか? ゴールデンボールズ。何でもいいぞ。来いよ」

ザック「誰もいないのなら、ツジ&ウエムラしか選択肢はないか」

タイチ「キ〇タマズ.来いよ」

ザック「居酒屋に行こうぜ」

タイチ「ダイナミック? デンジャラス? レジェンド? 赤のタイツ? 何でもいいんだ。じゃ、飲みに行くか。あ、行けないか。アウトサイドはダメか。俺の家か、ザックの家か」

ザック「(※日本語で)行きましょ」

タイチ「OK、レッツゴー。(※控室に向かいながら)誰もいねぇよな? 後ろから来るなよ? 後ろから殴ったら挑戦できると思うなよ?」

※タマ、タンガ、外道はノーコメント。



▼第4試合 30分1本勝負
マスター・ワト ×
飯伏 幸太
vs
グレート-O-カーン 〇
ジェフ・コブ
9分07秒  エリミネーター→体固め
     
■試合後バックステージコメント

コブ「そうだ! これがオレが望んでいたおまえだよ! やっと火がついたか! オーサカはイブシ vs コブの殴り合いのケンカだ!おまえのカミゴェがオレに通用すると思うか? まさか! 擦り傷ひとつさえ残せないだろう。コブゴェでおまえを破壊してやる!ゴールデンスター、”神”は完璧に終わる! オレたち“UNITED EMPIRE”が全てを乗っ取る!」

オーカーン「うむ、コブも楽しそうでなによりだ。まあだが、飯伏、覚えているか? 貴様、オスプレイにも負けてるんだ、これでコブに負けたらどうする? それでも、“神”を名乗るのか? ま〜た、連続で負けるようなことがあれば、貴様が今日連れてた青狸でもちょっとは鍛えてやれ。じゃなければ余がつまらんだろ」

ワト「あの技が、あの技だけ強いのがわかったよ……」

飯伏「7日……、(首切りポーズをしながら)やってやるよ!」

 

▼第5試合 60分1本勝負
NEVER無差別級6人タッグ選手権試合
<第21代チャンピオンチーム>
YOSHI-HASHI 〇
石井 智宏
後藤 洋央紀
vs
<チャレンジャーチーム>
BUSHI ×
SANADA
内藤 哲也
31分15秒  バタフライロック
※チャンピオンチームが5度目の防衛に成功
     
■YOSHI-HASHI「NEVER6人のタッグベルト、防衛記録更新しましたー!俺たちが勝ってハッピーだった人も、ガッカリだった人も、まだまだ厳しい生活が続きますが、一緒に戦っていきたいと思いましたー!では、6人タッグベルトを防衛するのは、永遠だ!」

■試合後バックステージコメント

石井「見たろ? これでCHAOS、鈴木軍、BULLET CLUB、ロス・インゴ、次はどこだ? 本隊の腰抜けどもか? どこでもいい、誰でもいいよ。そう簡単に俺ら潰せねぇよ。なぁ?」
 
YOSHI-HASHI「この記録更新、よほどのことがないと絶対にできないと思うから。このまま、リング上でも言ったように、永遠に俺らが防衛しまくってやるよ。そして、そして、他のベルト、俺も、後藤さんも石井さんも、他も狙ってるから。これだけじゃないから。それだけは忘れるなよ。とりあえず、今日勝ったこと、それだけは大きな収穫だから。次も勝つ」

後藤「ありがとう! ヨシヨシヨシヨシ!(※と言いながら控室へ)

内藤「悔しいよ。悔しいよ。ちゃんと、BUSHIがギブアップして負けるとこ、この目で(※と、指を目のあたりに)見たしね。『あんなの俺ら負けじゃねぇよ』なんていうことは、言わないよ。久々にタッグマッチのタイトルマッチ、まぁ今日は6人タッグだったけど、久々にシングルマッチ“ではない”タイトルマッチをやってみて、何か、楽しかったな。タッグマッチであり6人タッグマッチであり8人タッグマッチ、10人タッグマッチ、こういうタッグマッチは、我々ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン、得意にしてたんで、その6人タッグマッチで負けたことは、すげぇ悔しいなぁ。
まぁ今日の、YOSHI-HASHI、石井、後藤、この先も防衛し続けるでしょう。その先にはまた、俺たちが立ち塞がりたいなと。これ1回で終わらすのはもったいないんでね、またタイミングを見て、挑戦したいなと思いますよ。それから、今シリーズ、先シリーズもか、今日のタイトルマッチも含めて、いい刺激をもらったよ。プロレスの可能性、プロレスの楽しみ方を、また改めて感じることができたなぁと。つまり、シングルマッチだけがプロレスの楽しみじゃないなぁと。タッグマッチも楽しみの一つだなぁって、改めて痛感させられたよ。そういう意味では、SANADAとのたっぐも、アリなのかな? 今シリーズ、よく組んでたしね。最近、よく組む機会が多いし。俺の目指してるもの、来年の東京ドーム大会のメインイベントというものに、変わりはないよ。でも、そこまでの道のりとして、タッグ、SANADAとのタッグっていうのもアリなのかな。もちろん6人タッグでのリベンジも狙ってるよ。でも、SANADAとのタッグっていうのは、ちょっと、本気で考えた方がいいのかなって、そうしたらもっとプロレスを楽しめるのかなって、思いましたよ。いやぁそれにしても、放送席で呑気に試合を見てる鷹木信悟の表情が、頭に来たぜ。カブロン!」

※SANADA、BUSHIはノーコメント

<写真提供:新日本プロレス>