DDTプロレスが6月20日、東京・後楽園ホールで「BLACK OUT presents KING OF DDT 2021 2nd ROUND」を開催。DDT最強決定トーナメント「KING OF DDT 2021」の2回戦を行い、ダムネーションの“カリスマ”佐々木大輔が「王道対決?」で、KO-D無差別級王者・秋山準を破り、準決勝(7月4日、後楽園)で優勝候補の一角である竹下幸之介と対戦することが決まった。
 
 佐々木はメキシコ修行時代、元全日本プロレスのOKUMURA(奥村茂雄)から薫陶を受けたとして、王道を自称。秋山とは初の一騎打ちとなったが、秋山曰く「偽・王道VS真・王道」として注目を集めた。
 
 試合は序盤から場外戦になる荒れた展開になったが、秋山がエクスプロイダーを繰り出し、カバーしたところで、セコンドのマッド・ポーリーがレフェリーの足を引っ張って阻止。

ポーリーが乱入するも、秋山はバックドロップで迎撃するも、佐々木が急所蹴り。

佐々木式ウラカンラナは切り返したが、佐々木が今度は急所打ち。

そのまま強引に丸め込んで3カウントを奪い、無差別級王者に土をつけた。

「KING OF DDT」を制して、次期挑戦者に高木三四郎を指名する青写真を描きながら、それが露と消えた秋山は「3つレフェリーが取ったんだから、取られたんだろう。(ポーリーの介入は)分かってて負けたんだからアイツのほうが一枚上ということ。佐々木、オマエ優勝しろ! 優勝してもう1回俺の前に立て。ダムネーションはしばいてやる」と苦虫をかみつぶしていた。
 
 また、竹下はサウナカミーナの同志であるMAOを新技の変形チキンウイング・フェースロックで下して2回戦を突破。全試合終了後の組み合わせ抽選で、準決勝での佐々木との激突が決まった。両者は昨年11月22日、後楽園での「D王 GRAND PRIX 2021」開幕戦で対戦。そのときは勝利した佐々木が肋骨を骨折し、以後のリーグ戦欠場に追い込まれた経緯があり、両者ともに絶対に引けない一戦になる。

 佐々木は「今日は完敗だ。俺の王道は秋山準にはかなわなかった。でも、試合に勝ったのは俺だ。王道じゃない。佐々木大輔、ダムネーションのプロレスだ。王道は全く通用しなかったけどな。プロレスは3つ入れば勝ちだから。最高の気分だよ。UNIVERSAL王者(上野勇希)に勝って、KO-D無差別級王者に勝って。(竹下とは)俺の王道プロレスでたたき潰してやる! ちょっくら優勝してきます」と勝ち誇った。

 竹下は「完全体になりつつある竹下幸之介で、次の後楽園も臨めると思うので。準決勝、佐々木大輔だと調子の良し悪し関係ないので。油断しないのはもちろん。あとはプラスアルファなので。勝負は時の運。運も味方にして、気を付けるべきは急所ぐらいでしょ。そこさえ気を付けておけば、僕が準決勝を落とすことはないかな。決勝は樋口(和貞)でも、火野(裕士)さんでも真っ向勝負で、(8・21)川崎のメインイベントに立ちたいと思います」と優勝の先の無差別級王座挑戦を見据えていた。

BLACK OUT presents KING OF DDT 2021 2nd ROUND
【日時】2021年6月20日(日)
【会場】東京・後楽園ホール
【観衆】507人(満員)

アンダーマッチ 15分一本勝負
飯野雄貴&●高鹿佑也 vs 納谷幸男&岡谷英樹○
7分49秒 ノーザンライト・スープレックス・ホールド

オープニングマッチ アイアンマンヘビーメタル級選手権時間差入場バトルロイヤル 時間無制限勝負
【試合経過】
①○平田一喜<2> vs 青木真也●<1>
3分8秒 体固め
※押さえ込む。青木が防衛に失敗、平田が第1513代王者となる。
②〇平田一喜 vs クリス・ブルックス●<4>
9分49秒 オーバー・ザ・トップロープ
③〇平田一喜 vs 赤井沙希●<5>
9分50秒 オーバー・ザ・トップロープ
④〇平田一喜 vs 大鷲透●<6>
9分51秒 オーバー・ザ・トップロープ
⑤〇平田一喜 vs 大石真翔●<3>
9分52秒 オーバー・ザ・トップロープ
⑥▲平田一喜 vs マッド・ポーリー▲<7> vs マット・アントン▲<8>
11分3秒 3者オーバー・ザ・トップロープ
※オーバー・ザ・トップロープのため王座の移動はなし。
⑦11分36秒、坂口征夫<9>が一人残りで優勝。
※< >内は入場順。

第二試合 ステーキ食いやがれpresents岡田佑介DDTプロレス所属記念!お戯れシリーズ第三章 30分一本勝負
○男色ディーノ vs 岡田佑介●
6分41秒 ゲイ道クラッチ
※特別立会人=林下清志

第三試合 3WAYタッグマッチ 30分一本勝負
上野勇希&勝俣瞬馬 vs ○彰人&吉村直巳 vs 高尾蒼馬&島谷常寛● 
8分21秒 足4の字固め
▼アイアンマンヘビーメタル級選手権試合
<王者>●平田一喜 vs 青木真也○<挑戦者>
12時26分 スリーパーホールド
※平田が防衛に失敗、青木が第1514代王者となる。

第四試合 トーナメント2回戦 時間無制限一本勝負
○樋口和貞 vs 遠藤哲哉●
11分50秒 片エビ固め
※ブレーンクロー・スラム

第五試合 トーナメント2回戦 時間無制限一本勝負
●MAO vs 竹下幸之介○
13分8秒 変形チキンウイング・フェースロック

セミファイナル トーナメント2回戦 時間無制限一本勝負
○佐々木大輔 vs 秋山準●
4分2秒 エビ固め
※急所蹴りから丸め込む。

メインイベント トーナメント2回戦 時間無制限一本勝負
●HARASHIMA vs 火野裕士○
24分49秒 体固め
※Fuckin’ BOMB

(写真提供:DDTプロレスリング)