新日本プロレスは10月4日(月)、東京・後楽園ホールで『G1 CLIMAX 31』が第10戦を開催。

今大会ではBブロック公式戦(5日目)として全5試合が行われた。

メイン(第5試合)の公式戦ではオカダ・カズチカ(4勝0敗)とSANADA(2勝2敗)が対戦。

約2年ぶりに実現したライバル対決は序盤から緊張感のある白熱した攻防を展開。

残り時間1分を切ったところでオカダが開脚式のツームストンパイルドライバーからレインメーカーにつなぎ3カウントを奪取。
 
試合後、勝利を収めたオカダはマイクを手に取り「日本にも新しいリーダーが出てきて、新日本プロレスにも新しく、ここ新日本プロレスを引っ張っていく人が出てこなきゃいけないんじゃないかと思います。ただ、このリングは投票なんてする必要がなく、実力さえあれば、勝っていくことができれば、必ずまた新日本プロレスを引っ張っていくようなリーダーになれると思ってます。それはレインメーカー、オカダしかいないんじゃないでしょうか!?」(一部抜粋)とアピール。

<全試合結果&試合後バックステージコメント全文掲載>

『G1 CLIMAX 31』
日時:2021年10月4日(月) 17:30開場 18:30開始
会場:東京・後楽園ホール
観衆:692人

▼第1試合 30分1本勝負
『G1 CLIMAX 31』Bブロック公式戦
棚橋 弘至 〇(3勝2敗=6点)
vs
チェーズ・オーエンズ ×(1勝4敗=2点)
10分58秒  パッケージドライバー→エビ固め
  
■試合後バックステージコメント

チェーズ「チェーズ・オーエンズの『G1』は無敗で終わるって言ってたネットのお前ら、どうだ見たか!? たったいま、このチェーズ・オーエンズが『G1』初勝利で2点獲得した! しかも相手はほかの誰でもない、あの世界の“エース”、ヒロシ・タナハシだ! あいつは現IWGP USヘビー級王者でもある。つまり俺のベルト挑戦はもう決まったようなものだ! “CHASE TWO BELTS”、いい響きだよなぁ?俺があのベルトを獲って、歴代最高のアメリカを代表するチャンピオンになる! 0勝4敗で始まった俺の『G1』、もう優勝のチャンスは残ってないかもしれないが、残りひとつも落とせない。たとえオカダが残りの公式戦を全部に負けたとしても、俺はBブロック1位にはなれない。でも、ゴトー、オカダ、タイチ、YOSHI-HASHI、お前らに全部ぶつけてやる。よく覚悟しとくんだな。オカダ、俺はゴトーを倒し、そのあとでお前もブッ潰してやる」 

棚橋「(※ヤングライオンに肩を借りながら現れて、床に倒れ込み)いやああああ、ぐあああ、クソーッ! ああ、クソーッ! クソーッ! 負けだ。2敗はまずい。クソーッ! 逆転サヨナラ負けだ、逆転サヨナラ。ああ負けだ……。(※うつ伏せで床に置かれたUSヘビー級王座のベルトを見つめながら)USがテキサスに負けちゃダメでしょう。これは、これは責任重ぇな。これは『G1』優勝して、チェーズを指名するしかねえな」

 

▼第2試合 30分1本勝負
『G1 CLIMAX 31』Bブロック公式戦
“キング・オブ・ダークネス”EVIL 〇(4勝1敗=8点)
vs
タマ・トンガ ×(1勝4敗=2点)
13分47秒  EVIL→片エビ固め
    
■試合後バックステージコメント

EVIL「オイ、いいかタマ。これが! BULLET CLUBだ。よく覚えとけ」

タマ「クソ…オーケー…よし…。EVIL、約束したのに話が違うじゃねぇか。明日からもまだお前を信用していいのか、わからねぇな。自信がなくなった」

 

▼第3試合 30分1本勝負
『G1 CLIMAX 31』Bブロック公式戦
タイチ ×(2勝3敗=4点)
vs
ジェフ・コブ 〇(5勝0敗=10点)
15分15秒  ツアー・オブ・ジ・アイランド→片エビ固め
   
■試合後バックステージコメント

タイチ「(※2人のヤングライオンに両脇から足ごと抱きかかえられていたが、階段の途中で)離せ! 何やってんだ!(※と言って抱っこを解除させるが、1人には肩を借りつつ腰を押さえながら)やっちまった……。クソッ、文字通り島流しだ! クソッ!」 

コブ「♪ANOTHER ONE BITES THE DUST(とクイーンの『Another One Bites the Dust』を歌いながら現れて)…タイチ、終了! 『G1』キツくなる一方だな。そりゃそうだよな、『G1』には世界最強のレスラーが集結してるんだから。今日もまたチャンピオンの1人、タイチをツアーに連れてってやった。UNITED EMPIREのユニットカラーはグリーンだけど、俺たちにもちょっとした“ゴールド”(宝)が必要だよな。タイチ、お前との勝負キツかったぜ。去年、お前に負けてることを思い出したよ。でも、前回も言ったように俺は去年のコブとはまったく違う。いまの俺は猛獣、恐ろしいモンスターだ! それにユニットも変わった。今年の『G1』のキャッチフレーズは“Max the Max”…俺こそがそのMaxだ! これで5勝0敗。残りの4人にもツアー・オブ・ジ・アイランドをしっかり味わわせてやるぞ。敗者のお前らは痛みにうめきながら、ジェフ・コブがトーキョードームのメインに立つ姿を目にしっかり焼き付けるんだな。楽しみだろ?」



▼第4試合 30分1本勝負
『G1 CLIMAX 31』Bブロック公式戦
後藤 洋央紀 〇(1勝4敗=2点)
vs
YOSHI-HASHI ×(1勝4敗=2点)
16分57秒  GTR→片エビ固め
   
■試合後バックステージコメント

後藤「(※コメントスペースに膝をつき)毎年、毎年、1勝が遠のくけど、ついに1勝だ。思い出したよ、この感覚。(※立ち上がり)俺の『G1』は終りじゃねぇぞ。ここからが始まりだ。コロナ、コロナで、いま世の中が這い上がろうとしてるだろ? 俺が先陣を切ってやる。這い上がり方を見せてやるぜ」
 
YOSHI-HASHI「(※コメントスペースに座り込み)後藤さん。やっぱり、あなたの本来の荒々しさと強さはね、とてつもなかったよ。ただ、俺が最後、リング上でなぜ握手しなかったのか!? それは、この俺とあなたのシングルマッチに関しては、次、俺があなたを越えたときまで(握手を)待ってようと思ったから。俺も、それはね、悔しい。すごく悔しかった、今日、ホントに。同じコーナーでいつも組んでて、すごく信頼関係があると思うし、リスペクトしてるよ。でもね、お互いがタッグとしてこれからやっていく上で、こんなトコで馴れ合ったら、これ以上、上に絶対いけないと思う。俺と後藤さんは同じ立場。もちろん、タッグのときは助け合わないといけないけど、それでも闘うときはお互い意識して、どっちかは『絶対越えてやる』って気持ちがないと、絶対(タッグチームが)衰退すると思う。だから今日は、あなたとは、ホントは握手したかったけどしなかった。次、あなたとシングル(戦)して、俺があなたを越えたとき、そのときは思いっきり…あなたが拒んでも俺は思いっきり握手しにいくから。それまで、とりあえず『G1』(でのシングル戦)終わったけど、次、たぶん『(WORLD)TAG LEAGUE』、一緒に組むと思う。今日の俺とあなたの感情を、対戦相手にぶつけていこうと、俺は思いました」

 

▼第5試合 30分1本勝負
『G1 CLIMAX 31』Bブロック公式戦
オカダ・カズチカ 〇(5勝0敗=10点)
vs
SANADA ×(2勝3敗=4点)
29分14秒  レインメーカー→片エビ固め
    
■試合後、勝利を収めたオカダがマイク「後楽園ー!今日も熱い声援、どうもありがとうございました!新日本プロレスから、声を出さないようにと言われてしまうのに、つい声が出てしまうような試合をして、本当に申しわけありませんでした!まあ、5戦5勝、これからドンドン、脱落者も出てくると思いますし、5勝するだけで『G1 CLIMAX』、取れると思ってないし、たかが5勝で新日本プロレスのトップだと胸を張って言うわけにはいかないと思います。日本にも新しいリーダーが出てきて、新日本プロレスにも新しく、ここ新日本プロレスを引っ張っていく人が出てこなきゃいけないんじゃないかと思います。ただ、このリングは投票なんてする必要がなく、実力さえあれば、勝っていくことができれば、必ずまた新日本プロレスを引っ張っていくようなリーダーになれると思ってます。それはレインメーカー、オカダしかいないんじゃないでしょうか!?というわけで!東京のみなさんとは少しお別れですが、まだまだ『G1 CLIMAX』続きますし、熱い戦いをしていきますので、目をそらさないでしっかり注目してください!今日は本当にありがとうございましたー!というわけで!『G1 CLIMAX』に、カネの雨が降るぞー!」


■試合後バックステージコメント

──今回も激しいタフな試合になりました。振り返っていかがですか?

オカダ「本当にライバルにふさわしい闘いができたんじゃないかなと思います。『G1 CLIMAX』は30分という時間制限がある中で前回も29分、まあ何秒か忘れたけど、ギリギリで負けてるんで、そういう意味でもライバルに1勝を返すことが出来たんじゃないかなと思います」

──リング上では「たかが5勝」という言葉がありましたが、そのへんは意識していないですか?

オカダ「まあね、5勝だからいいわけじゃないですし、これで次から4連敗したら最初の5勝がよかっただけっていうふうに終わってしまうんで。でも、誰もさ、いまのオカダがここから連敗して落ちていくと思えないような闘いをしっかりとできていると思いますし、本当に今日はSANADAさんとまたやってね、いままで『G1』で4試合やって、今日は5試合目で、また違ういろんないい意味を持った闘いをしてきて、ドンドン勢いもついてきているんじゃないかと思うんで、またこれからドンドンドンドン強いオカダ・カズチカを見せていけるんじゃないかなと思います」

──オカダ選手が意識するであろうジェフ・コブ選手もピタリと並んできていますが、そのへんは意識していますか?

オカダ「まあジェフの5勝と俺の5勝は違うでしょって。一緒にしないでよと(言いたい)。まあでもね、そんなことも言ってられないのが『G1』なんで。どんだけ熱い試合をしても何も点数は変わらないですし。ただ、本当に対戦相手の思いもそうですし、お客さんのこの熱い声援を受け取って試合ができているんで。まあジェフとはまだまだ先のことなんで、ほかのことを考えずに次の試合のことを考えていきたいと思います」

──次は(10.8)高知でタイチ選手との試合になります。

オカダ「正直何もないですよ。(IWGP)タッグチャンピオンっていうぐらいかなと。本当にタッグチャンピオンでよかったなと、シングルでオカダの相手はもうしてられないよと思ってもらえるような、それぐらい最強なオカダ・カズチカをタイチさんにお見せしたいなと思います。ありがとうございました」


SANADA「(※コメントスペースに現れるなり床に座り込んで)ライバル……いや自分でライバルっつっちゃあダメだね。カズチカにはまったく勝てないけど、今日闘ってみて少しはなんか、何かわからないけど希望が見えたよ。この少しの希望があるかぎり、俺は信じるよ。CHECK ONE TWO…」


<写真提供:新日本プロレス>