新日本プロレスは11月6日(土)、大阪府立体育会館で『POWER STRUGGLE』を開催。

秋のビックマッチとして豪華タイトルマッチが並んだ。

メインではIWGP世界ヘビー級選手権が行われ王者・鷹木がザックとの激闘を制し、1.4東京ドームでのオカダ戦に進んだ。

セミでは東京ドーム・IWGP世界ヘビー級王座挑戦権利証争奪戦が行われ、G1覇者のオカダがタマを下し、権利証の防衛に成功した。
 
第7試合ではIWGP USヘビー級選手権試合が行われ棚橋が2度目の防衛に失敗、KENTAが新チャンピオンとなった。

第6試合ではIWGPジュニアヘビー級選手権試合が行われロビーが2度目の防衛に失敗、デスペラードが新チャンピオンとなった。

第5試合では『KOPW 2021』争奪戦として今回はアマチュアレスリングマッチとして行われ、矢野が『KOPW2021』の防衛に成功したが、試合後敗戦に納得がいかないオーカーンが矢野へエリミネーターを決めリングを後にした。
 
第4試合 60分1本勝負ではNEVER無差別級6人タッグ選手権試合が行われ、後藤&石井&YOSHI-HASHIが10度目の防衛に失敗、EVIL&裕二郎&SHOが新チャンピオンチームとなった。試合後にも続くBULLET CLUBの暴挙にYOHが乱入する一幕も。 

『POWER STRUGGLE』
■日時:2021年11月6日(土) 15:30開場 17:00開始
■会場:大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)
■観衆:2,367人

<試合結果>

▼第1試合 20分1本勝負
藤田 晃生 ×
大岩 陵平 
vs
DOUKI
金丸 義信 〇
4分33秒  逆エビ固め
    
■試合後バックステージコメント

金丸「いいね、今日も。タッグパートナーも。オイオイオイ、今日よ、デスペラードが(IWGPジュニアヘビー級の)ベルト獲るだろ。そしたらよ、俺らがよ、次、狙っちゃってもいいんじゃねぇの?」

DOUKI「いいんだね、いっちゃって?」

金丸「いくぞ」

DOUKI「いいんだね?」

金丸「何にいくとは言ってねぇけどな。いっちゃうぞ(※と言って先に控室へ)」

DOUKI「(※1人残って)まぁ、今シリーズ、いやぁ楽しかったわ。ザックとのタッグ、何試合あった? 全部楽しかったわ。さぁて、楽しい時間も終わって『(BEST OF THE)SUPER Jr.』始まるな。どういうカード、今日発表されんのか? 誰が出る? どういうカード? なんもわかんねぇけど、まぁ、もちろん俺は出るつもりでいるし。なぁ、去年、1番に俺が参戦発表したんだから、表明したんだから、まぁ俺は出るだろう。誰と当たんだ? どうせなら去年とまったく同じメンバー……まぁまったく同じだと叔父貴(金丸)とか出ないからそれはつまんねぇけど、まったく同じようなメンバーがいいな。わかるだろ? 去年、俺2勝か? 2勝か3勝しかしてねぇから、その負けたヤツ全員に仕返しするいい機会だと思ってる。だから、できれば同じメンバーで出てほしいな。10人、11人、12人、13人かわかんねぇけど、楽しみ楽しみ、楽しみで仕方ねぇなぁ」
 
藤田「あぁ! あぁクソーッ! 足りないです。なんにも足りないです! 何回も言ってますが、入門して何ヶ月とか、使える技とか体重とか、そんなん関係ないです。自分の、自分たちの気持ちをもっと見せていかないと。……1からまた、やり直します。ありがとうございました」
 
大岩「あぁダメだ! 同期とのタッグ、同時の藤田とタッグ組んで勝ちにいったんですけど、最後まであきらめずに頑張ろうと思ったんですけど、金丸さんとDOUKIさんの、自分たちよりももっともっと強くて、タッグワークもうまくて、見習う部分もあると思いました。藤田ともっと、タッグも勉強して強くなります。ありがとうございました」
 

▼第2試合 20分1本勝負
タイガーマスク
本間 朋晃 ×
真壁 刀義 
vs
邪道
外道
タンガ・ロア 〇
5分07秒  エイプシット→片エビ固め
   
■試合後バックステージコメント

※タンガ&外道&邪道はノーコメント  

本間「(※コメントスペースへ倒れ込み苦しそうに)クソ〜ッ…! クソ…! 負けてる場合じゃねぇんだよ。俺は、真壁と一緒に、『WORLD TAG(LEAGUE 2021)』、絶対、優勝するから。負けてる場合じゃねぇ!

タンガ・ロア、公式戦でお前から獲ってやるよ。覚悟しとけ。このままじゃ終わんねぇ。絶対、終わんねぇ!」

真壁「オイ、タンガ・ロアよ。宣戦布告!? オイ、上等じゃねぇか、この野郎! オイ!? いま“こけし”も言ったとおりよ、次、なんだ、オイ!? 『TAG LEAGUE』だろ? わかってんだよ。テメェらよ、さんざん悔しいのはわかってんだよ。いいか、だがな、今日この試合の悔しさだよ。全部(恨みを)晴らしてやるぜ。テメェら覚悟しとけよ、この野郎! 勝ち負けなんかじゃねぇ。それ以外だ、この野郎。覚悟して来い」 

タイガー「今日、最終戦ということでね。(IWGP Jr.タッグ)チャンピオンとして、このシリーズをうまい具合に乗り切ったけどね。やはり勝敗に関してはちょっと分が悪かったなというのがひとつ。あともうひとつは、永田さんから答えを求められてた“次のシリーズの『(WORLD)TAG LEAGUE』に(一緒に)出てくれないか?”という答えを、まあ(10.31)郡山からずっと考えて、今日まで考えてました。そして今日、自分の中で答えが出ました。今年、『(BEST OF THE)SUPER Jr.』には出場しません。永田さんと組んで、『WORLD TAG』ぜひ一緒に闘わせてほしいと決意しました。今シリーズ、ヘビー級とも当たることも多く、永田さんからは個別にLINEとかでね、『タイガーならヘビー級相手でも十分通用する』と。『もちろんジュニアだから狙われることがあるけもしれないけど、俺といい形で試合をしてくれないか?』と、何度もLINEをいただいたんでね。まあ、『SUPER Jr.』、去年、僕は残念ながら出場することができなくて。連続出場というのが途切れてしまったんですね。で、今年出てれば19年連続19回(目の出場)だったんですけど、それも去年、途切れてしまったという部分で。まあ、ひとつまた僕の中では新たなチャレンジをしたいというのも芽生えてきたのでね。ファンの方は“『SUPER Jr.』に出てぜひ(活躍してほしい)”というのがあったと思うんですけど、今回は永田さんのラブコールに応えて、『WORLD TAG』、永田さんと組んで出場したいと思います」
 

▼第3試合 20分1本勝負
マスター・ワト
田口 隆祐 ×
永田 裕志 
vs
BUSHI
高橋 ヒロム
SANADA 〇
7分05秒  オコーナーブリッジ
    
■試合後バックステージコメント

ヒロム「天山が1匹、天山が2匹、天山が3匹、天山が4匹、天山が5匹、天山が6匹……目に入るすべてが、天山広吉に見える。な〜んて、なるわけねぇだろ。どうでもいいんだ。モンゴリアンチョップ? そんなものどうだっていい。天山広吉? そんなものどうだっていい! でも、このシリーズ、俺にとってものすごくためになった。すごく楽しかった。プロレスの面白さ、プロレスの楽しみ方、そういうもの、学んだ気がする。これを学んだ俺は、またひとつ、(※右手を頭上高く掲げて)上のランクにいってしまった。そして、このランクにいってしまったらもう俺はもう、手に負えない、誰にも手に負えない、誰も手につけられない大変なことが待ってるでしょう。そう『(BEST OF THE)SUPER Jr.』…………新日ジュニアのドロドロとした感情がうごめき合うんだ、ぶつかり合うんだ。それはそれは面白い、『SUPER Jr.』になることでしょう。俺に勝ったロビー・イーグルス、お前はこの期間、チャンピオンとして何をやった? チャンピオンとして何をアピールした? どうやって目立った? チャンピオンになりました。それで終わりか、ロビー・イーグルス? 俺のところには、何も届かなかったぞ。ロビー・イーグルス、お前がチャンピオンとして何をやった、どういうことをやったのか、俺のところには何も届いてない。いや、俺が注目してなかったのかもしれない。いやでも、届いてないな。な? チャンピオンになったら終わりじゃないぞ。強ければいい、強ければいいチャンピオンなんて、何も面白くないんだ。さぁ、俺が『BEST OF THE SUPER Jr.』優勝して、IWGPジュニアヘビー級ベルトをもらいにいく。優勝するぞ。楽しみで仕方ない。楽しみで仕方がない! ハハハハハ!」
 
※SANADA&BUSHIはノーコメント 

永田「久しぶりの大阪府立体育会館だからガッチリ勝ちたかったんですけど、残念。このあり余るエネルギー、どこに叩きつけて……」

タイガー「永田さん、(※と永田がコメントしているところに割って入ってきて)永田さんから声かけられてた『(WORLD)TAG LEAGUE』(参戦)、考えました。(10.31)郡山からずっと考えて、ぜひお願いします!」

永田「やる?」

タイガー「やります!」

永田「ありがとう」

タイガー「ぜひ!」

永田「2年ぶりの『TAG LEAGUE』(出場)、ジュニア(『BEST OF THE SUPER Jr.』)もあるだろうけど、ヘビー級のパートナーになってくれてありがとう」

タイガー「よろしくお願いします」

永田「(※握手を交わして)うれしいよ」

タイガー「僕はもう、永田さんからこないだ言われて、俺ならできるというのをもう信じて。僕はもう、永田さんを尊敬してますんで。ぜひ組んでやらせてもらいます」

永田「ありがとう。うれしいよ。ホントにありがとう」

タイガー「頑張りましょう」

永田「次のシリーズ、優勝狙いましょう」

タイガー「ありがとうございます!」

永田「頑張ろう!」
 
田口「(※どこからかZIMAを手に入ってきて)勝って、祝杯といきたかったですけどね、残念会になってしまいましたね(※と言ってZIMAを一口飲む)。残念だけど(※その後も時折ZIMAを飲みながら)、いま、ZIMAがうまいから……。オイ、ヒロム、天山さん、バカにすんじゃないぞ。何が天山だよ。天山じゃねぇよ。天山じゃねぇよ……。天山じゃねぇよ……。田口……覚えとけ。

(※思い出したように)ZIMAだよ。ZIMAだよ! 覚えとけ」
 
ワト「あぁ、ホントに『(BEST OF THE)SUPER Jr.』が楽しみで仕方ないよ。オイ、BUSHI、高橋ヒロム、俺はよ、去年のこと忘れてないよ。悔しかったあの思いを『BEST OF THE SUPER Jr.』にすべてぶつけてやる。そして、この、俺の心に溜まったイラ立ち、フラストレーション、そして全身ですべてをぶつけて。敢えて誰とは言いませんが……」
 

▼第4試合 60分1本勝負
NEVER無差別級6人タッグ選手権試合
<第21代チャンピオンチーム>
YOSHI-HASHI ×
石井 智宏
後藤 洋央紀 
vs
<チャレンジャーチーム>
SHO
高橋 裕二郎
“キング・オブ・ダークネス”EVIL 〇
13分46秒  EVIL→片エビ固め
※後藤&石井&YOSHI-HASHIが10度目の防衛に失敗。
 EVIL&裕二郎&SHOが新チャンピオンチームとなる。
       
■試合後バックステージコメント

EVIL「(※裕二郎&SHOと共に勝利者インタビューのテーブルへ座り)ふざけんな…いいか、オイ!? 勝ったのは、この俺らだ。わかったか!? HOUSE OF TORTUREだ。あの野郎(YOH)、俺らの時間を潰しやがってよ、オイ。テメェはよ、引退したんじゃねぇのかよ、この野郎!! まあ、それでもオメェが潰されてぇって言うんだったら、この男(SHO)が、もう1回オメェを叩き潰してやるよ。よく覚えとけ」
 
裕二郎「いいか、オイ!? 俺たちがよ、今日からNEVERの(6人)タッグチャンピオンだよ。チャンピオンならよ、何をやっても許されちまうんだよ。あぁっ!? いいか、オイ? 俺たちHOUSE OF TORTUREがよ、いま1番ホットなチームだ。よく覚えとけ!」
 
SHO「オイ、それからYOH。お前、なんでここにいんだよ!? 引退したんじゃなかったのかよ!? オイ、だったらよ、オメェの口から『引退させて下さい』って言いたくなるように、体も、(※胸を指さし)ここも、グッチャグッチャに潰してやる」
 
EVIL「(※立ち上がり)そういうことだ、この野郎。(※メンバーに対し)Too Sweet? (※と聞いて裕二郎&SHO&東郷とウルフサインでToo Sweet kiss)」 
 
※後藤&石井&YOSHI-HASHIはノーコメント

YOH「(※手を叩きつつビデオカメラとすれ違い)ありがとう。時間、返しに来ました」


▼第5試合 3分2ピリオド 30秒インターバル
『KOPW 2021』争奪戦 アマチュアレスリングマッチ
<KOPW2021保持者>
矢野 通 〇
vs
<チャレンジャー>
グレート-O-カーン ×
3分2ピリオド  判定(6‐5)
※矢野が『KOPW2021』の防衛に成功
      
■試合後バックステージコメント

矢野「(※中島の肩を借りて引き揚げてきて、用意されていたイスに座る)KOPWだから、KOPWだから、こうやってアマチュアレスロングをやることができて。俺もね、もうプロレスラーは長いけど、アマチュアレスリングもね、17年間やってきて、どっかで恩返ししたいって思ってたから。今日の試合見て、今日は真面目に言うよ、今日の試合見て、少しでもアマチュアレスリングに興味持ったヤツは、アマチュアレスリングをやればいいし。俺なんてプロレスにぜんぜん興味なくて、アマチュアレスリングをやったことで、このプロレスの世界に引き込まれて、またこのKOPWが、アマチュアレスリングの世界に引き戻してきて、いろいろあるけど、どんな志だってね、やってれば、やってれば、楽しいことあると思うよ。まぁ、明日からまた、プロレスラーの矢野通だ」
  
オーカーン「あぁ、クソッ……。あぁ! クソーッ! 結局あれか、永田も矢野の味方か? クソみたいなレフェリーしやがって。押し出しだってそうだ。あれが押し出しなら、余だって押し出しだろ? ポイントあったろ?あぁ……あぁ、それとバカっていうと、どうせまた解説も、愚民も勘違いしてんだろ? ハッキリ言っとく、矢野は学び舎の先人でも同じレスリング部隊にいたわけでもない。永田はレスリングの師なんかではない。グレート-O-カーンはグレート-O-カーン以外のなにものでもない。あぁッ……あぁッ! クソッ……だから、今宵の敗北は、貴様らがよく勘違いするあの男が負けたわけじゃ決してねぇんだよ! まぁそれからよ、ストロングスタイルなんだろ、ここ? 新日本プロレスなんだろ? レスリングみんなやってんだろ? だったら、余が稽古つけてやるよ。かかって来いよ、先輩方」 

ヘナーレ「お前ら見ただろ! 最後、ヤノの体はロープに触れていたのに、ポイントにならないのはおかしいぞ! いまここでKOPWのトロフィーを持っているべきはヤノではなく、オーカーンのはずだ! またしてもレフェリーまでもグルになって動いてたに違いない。そして次は『WORLD TAG LEAGUE』だ。俺はこのところずっと出場し続けてるが、今年はオーカーン、もしくはジェフ・コブのどっちかと組んでの出場になるのか。まぁ、パートナーが誰であろうと関係ない。お前らファンにいまのUNITED EMPIRE、そして(※右拳を見せつけて)この“ULTIMATE WEAPON”の勢いをバチバチと見せつけてやる。俺の対角線に立つ相手は全員、レバー(肝臓)に強烈なパンチをお見舞いしてやる」
 

▼第6試合 60分1本勝負
IWGPジュニアヘビー級選手権試合
<第90代チャンピオン>
ロビー・イーグルス ×
vs
<チャレンジャー>
エル・デスペラード 〇
18分20秒  ヌメロ・ドス
※ロビーが2度目の防衛に失敗。デスペラードが新チャンピオンとなる
     
■試合後バックステージコメント

※デスペラードを金丸&DOUKIが祝福。

金丸「(※拍手をしながら)デスペ、おめでとう! さすが!」

デスペラード「そりゃそうだ。なあ? 俺が勝たないと、みんなZIMA飲めないからさ。息できなくなっちゃうからね」

※ZIMAで乾杯したのち、金丸&DOUKIは立ち去る。

デスペラード「あいつとやって、喉も腹の中もカリッカリに渇いちゃってるんで。それでこれ(ZIMA)は効くねぇ(笑)。さてとだ。まあ、俺も兄弟(DOUKI)と叔父貴(金丸)がいるとしゃべりにくいことも実はあったりするんだが…。まあ、いてもしゃべっちゃうのが俺なんだけどな…。まず、ロビー。やっぱつえぇな。動きがいい。技のチョイスもいい。スタミナもある。あと言いたかねぇが顔もいい。なあ!? 何が足んねぇっつったら、重さだろうな。ハッハッ…! 目方の勝利だよ、バカ野郎。ジュニアヘビーは99(kg)までいいんだろう!? 『(BEST OF THE)SUPER Jr.』までにお前らも増量してこい。でだ。言いてぇことはいっぱいあるんだけど、『SUPER Jr.』のことは今度言うわ。もう来週には始まるだろ!? どっかでしゃべる機会あるんだろうな!?(※記者に確認) わかんない。オッケー。じゃあ、ここでしゃべろう。チャンピオンなんで、すべての公式戦でメインイベントを所望いたします。シングルのチャンピオンがシングルのシリーズに出てくる。一応、アナウンスしてなくたって、こっちは全試合タイトルマッチのつもりでやるぜ。まあ、もともとチャンピオンじゃ“もし”なかったとしてもだ。『SUPER Jr.』の公式戦で“抜けた試合”するつもりのヤツが1人でもいてみろ。叩き殺してやる。てか、ジュニアの中で、俺たちはもちろん“これ”(IWGP Jr.ベルト)獲りあってんだ。なあ!? そんなことはわかってんだ。俺だって“これ”がほしくて、今日はあの強くてかわいいロビーとあれだけ闘ったんだよ。いいか…!? ナメた試合すんなよ、お前ら。公式戦に出るヤツらに言ってんだ。ナメた試合をするつもりがねぇのはわかってんだよ。でも、そうじゃねぇんだ。なあ? ちょっと前の俺と一緒で、考え方(が)間違ってるヤツがいっぱいいるんだ。誰とは言わん。心当たりあるだろ!? 何が間違ってんのかわかんないヤツ。間違ってないはずなのに、周りからは叩かれる。なんでだ!? それはお前の認識が間違ってるからだ。『誰かの庇護のもとで俺は言われたことをやったんだ。間違いはねぇはずだ』(と思ってる)。(それは)ちょっと前の俺だぜ? 違うんだよ。言われたことをやるのなんて当たりめぇなんだ。そこから自分で価値をつけ足せ。(※両手でベルトを触り)そしたらこれが見えてくんだよ。な!? “『SUPER Jr.』の決勝の舞台に立つ”とか、“『SUPER Jr.』優勝する”とか、“(東京)ドームでシングル組まれる”とか、そういう付加価値が生まれてくる。自分にだ。俺はずっと間違ってたんだ。それがよ、1個ネジがハマッてみろ? オイ、2〜3年前の俺のことを知ってるヤツは、信じられないと思うぜ。2〜3年前のファン!俺がいまこんなベルト持ってよ、こんな講釈たれるようになると思ってたか!? 誰も思わなかったはずだ。考え方ひとつで変わるんだよ。な!? 『SUPER Jr.』は“対ヘビー”を俺は意識してるから。な!? このあいだヒロムが、“ヘビーとジュニアの差がなんだらかんだら”って言って、ふたつスペシャルなシングルマッチをやったな? それでお説教を受けてたな? あいつはそれでスッキリしたかもしれんが、俺はまだくすぶってるからな。公式戦、全部タイトルマッチ! …のつもりです。だから、(公式戦は)メインで組めよ(※テーブルに残ったZIMAをすべて持ち帰る)」 
 
イーグルス「(※インタビュースペースの床へ横たわり、嗚咽をもらしながら)ウウッ……ウウッ……(※上半身を起こして床へ座り、両手で顔を覆う)ウウッ……地獄を切り抜けるかのような想いでようやく獲ったベルト……でも失った痛みは比べものにならない。とても言葉にならない……(※と言って立ち上がり、力ない足取りで控室へ)」
 

▼第7試合 60分1本勝負
IWGP USヘビー級選手権試合
<第10代チャンピオン>
棚橋 弘至 ×
vs
<チャレンジャー>
KENTA 〇
23分44秒  go 2 sleep→片エビ固め
※棚橋が2度目の防衛に失敗。KENTAが新チャンピオンとなる
       
■試合後バックステージコメント

KENTA「(※ゆっくりとビデオカメラに近づき、獲得したUSヘビー級のベルトを見せつけながら)エヘヘッ……(※英語で)俺がIWGP USヘビー級の新チャンピオンだ。お前らはもう覚えてないかもしれないけど、俺が初めてこのニュージャパンのリングに立った2019年、俺の実力を見せてやるって言っただろ。それから2年経ってようやく有言実行だ! これでこの俺が、正式なUSチャンピオン。現実的には厳しいかもしれないけど、俺はいつもファンを楽しませたいと思ってるから……だから望みを懸けて……オイ、CMパンク! 俺はすでにお前を眠らせる用意はできてるぞ。この俺がIWGP USヘビー級チャンピオンだ。(※立ち去るが、戻ってきて日本語で)ハハハッ、帰ったと思った? 帰るわけねぇじゃん。帰るわけねぇじゃん。言いたいこといっぱいあるよ。言いたいこといっぱいけど、俺の語学力じゃ、英語じゃ言えねぇし。俺、座るよ。(※用意されていたイスに座って、ベルトを示して)見て、これ。見た、これ? 正式に、オフィシャルに俺のもの。誰か文句あるヤツいる? このシリーズ、まぁ、(ベルトを)盗んだり、盗られたり、盗んだり、盗られたり、これ着けて入場したり、盗られたりしてきたけど、そんなことしてた結果、いま、俺、どんな気持ちかわかる? わかんないだろ? ハハッ、あんまうれしくねぇ、へへへへ。ってか、やっと手に入れたものって感じでもなくて。だから盗みとかしちゃダメ。ね? でも逆に言えば、ベルト持ってようが持ってまいが、ま、いわば去年の、俺(USヘビー挑戦権利証が入ったブリーフ)ケース持って何回防衛したことか。あんときから、これのチャンピオンの自覚もってやってた。な? ま、『G1』からここまで、楽しかったよ。悪いけど、『G1』から今日まで、少なからず俺、盛り上げてきたっていう自負があるから。それは誰になんと言われようと、俺はそう思ってる。文句あるヤツは、まぁそれはそれでいいけど、俺はその自負がある。ほんで、なんだ、まぁ『G1』通して、いるよ、まだ、なんか変な、昔の俺と比較するヤツが。いる。でもそれ、何回も言ってるけど、俺はいまの自分に誇りもってるから。たしかに……じゃあ例えば野球で、150何km/hのストレートが勝負(球)だったピッチャーがいる。ケガ、歳、重ねて、130km/hしか出なくなった。それでも、真っすぐにこだわって130km/hのストレートで勝負する。これも、まぁ正解だと思う。でも俺は、変化をすることを選んだ。球種を増やすこと、いろんなタイプになること、それを選んだ。それでいま、俺は自分がやってることに誇り持ってるから。誰になんと言われようと、俺は俺。お前もそうであってほしいし。なんでか? お前の人生だから。何回も言ってるよ。誰の人生でもない。お前のだから。あとは……ないな。ま、『G1』からここまで、楽しかったよ。自分、変化したと思ったって……そりゃ自分が女だったら、自分が変化したと思ったの、それは自分で自分らしさを貫く人のほうがいいだろ? いいだろ、女だったら? (※ビデオカメラがうなずくのを見て)なんでテメェが言うんだよ! オッサンだろ、お前! なんだ、女子の代表みたいな! 関係ねぇだろ! (※立ち上がって)まぁ結局、俺が何が言いたいかっていうと……新しいIWGP United Statesチャンピオンは俺ってこと……」
  
棚橋「(※中島の肩を借りて引き揚げてくる。コメントスペースにたどり着くとゆっくり両ヒザを着き、フロアに仰向けになる)はぁ、クソッ……NEVERにしても、USにしても、タッグにしても、なにかを、なにかを成し遂げようとすると、ベルトがなくて……クソッ。2021年、頑張りたいのにさぁ、何にも成し遂げてねぇじゃん……。あぁ……はぁ……(※ゆっくり上半身を起こしながら)いま、いま、頑張んないと、いつ、頑張るつもりですか、棚橋さん? (※壁にもたれ、フロアに座る形になって)覚悟が、俺の覚悟が足りない。しっかり覚悟決めろ……。もう1回、もう1回……何度でも、あきらめない。立ちあがりますか! (※一気に立ち上がって。控室に戻ろうとするところで立ち止まって)それと、USヘビー、再び海外に渡航できるようになって、USヘビーは俺が盛り上げたかったから、そのUSヘビー、まだあきらめたりしないから」
 

▼第8試合 60分1本勝負
東京ドーム・IWGP世界ヘビー級王座挑戦権利証争奪戦
<権利証保持者/G1 CLIMAX 31優勝者>
オカダ・カズチカ 〇
vs
<チャレンジャー>
タマ・トンガ ×
25分13秒  レインメーカー→片エビ固め
※オカダが権利証の防衛に成功
      
■試合後バックステージコメント

オカダ「(※4代目IWGPヘビーベルトをテーブルに置き)まあ、しっかりと、この権利証を守ることができました。まあ、『G1 CLIMAX 31』チャンピオンとして、しっかりと素晴らしい闘いを皆さんにお届けできたんじゃないかなと思います。まあ、やっぱり『G1 CLIMAX』チャンピオンとしてね、何も証(あかし)がないじゃない!? 『権利証、持て』って!? 1ヶ月、あんだけ闘って、あんだけ熱い声援もらって、『優勝しました。権利証です。次のシリーズからセミファイナルで頑張って下さい』。なんなの、これは!?オリンピック、金メダル獲って、そんなことありますか!? この『G1 CLIMAX』をね、みんなが、新日本プロレスという会社が、軽く見てんじゃないの!?『G1 CLIMAX』というのは、ただ東京ドームで(IWGP王座に挑戦できる)挑戦権利証を懸けるだけのものじゃない。『G1 CLIMAX』のチャンピオンなんだから、1月4日東京ドームで…。まあ、次は…まあ、いま音楽(鷹木の入場テーマ曲)、流れてますけども、まあ、(対戦相手は鷹木とザックの)どっちでもいいですよ。なんでどっちでもいいか、わかる!?なぜなら、相手はこの俺だから。誰が相手だろうと、俺がいれば大丈夫だから。とりあえず、こんな感じで。まあ、当分、ちょっとアメリカにも行くんで。日本の新日本プロレスファン、プロレスファンの皆さんとはちょっとお別れですけれども、しっかりとアメリカを盛り上げていきたいと思います。まあ次は、サンノゼ。オイ、バディ・マシューズ! I’ll see you in San Jose.(サンノゼで会おう)かかってきなさい、この野郎」
 
タマ「(※両腕を広げ)見たとおりだ、俺が勝った…いまお前らはこう言ってるかもな。『3カウントを獲ったのはオカダだ』って。いや、いや、いや、俺が言いたいのはそういうことじゃない…勝ったのは俺だ。『G1』であいつに勝って、今日も俺が(勝負に)勝った。(東京ドームへと繋がる)最もホットな時期に、この俺がシングルマッチでふたつの大きな勝利を収めた。この“バッド・ボーイ”、“グッド・バッド・ボーイ”、“グッド・ガイ”、“フォーリン・エース・オブ・ニュージャパン”にすべて任せておけ。俺は勝った。お前らがどう言おうが、俺には関係ねえ。タマ・トンガは(勝負に)勝った! オカダ、おめでとう。だが、ファ○ク・ユー!」
 

▼第9試合 60分1本勝負
IWGP世界ヘビー級選手権試合
<第3代チャンピオン>
鷹木 信悟 〇
vs
<チャレンジャー>
ザック・セイバーJr. ×
30分27秒  ラスト・オブ・ザ・ドラゴン→片エビ固め
※鷹木が3度目の防衛に成功
       
ここでオカダが登場。

■オカダ「鷹木さん、防衛おめでとうございます。そして、ご苦労さまでした。これからはIWGP世界ヘビー級チャンピオンに変わって、『G1 CLIMAX31』チャンピオンが新日本プロレスを引っ張っていきますので、ご苦労さまでした。(IWGPヘビー級のベルトを見ながら)まっ、これが1.4の挑戦権利証ですよ。『G1CLIMAX』チャンピオン、IWGP世界ヘビー級チャンピオン、どっちが本物のチャンピオンか決めましょうよ。IWGP世界ヘビー級チャンピオンとして、失礼、『G1 CLIMAX』Aブロック予選敗退・鷹木信悟として、このオカダ・カズチカにかかってこい、この野郎!」

■鷹木「まさかお前から来てくれるとは思わなかったよ。呼び出す手間が省けたぜ。へへへッ、オカダ、確かに俺はAブロック予選落ちだ。俺が2位で、1位の飯伏が優勝決定戦に行った。だがしかし、オカダよ、仮に俺が決勝に行ったら、お前が優勝できたか分かんねえよな、オイ! それからお前、まだそのおもちゃのベルトを使ってんのか? 好きだなあ、お前。とは言っても、こいつも偉大な『G1』王者だ。それは間違いない。そして俺は今日、なんとかこのベルトを守った。オカダ、ここまで言ったら俺が何を言いたいか分かるよな? 分かるか? 『G1 CLIMAX』のチャンピオンか、このIWGP世界ヘビー級チャンピオンか、どっちが強いか決めようぜ。場所は1.4東京ドーム!」

■鷹木「中途半端な空気になったから帰ろうと思ったけど、せっかく最後の大阪のビッグマッチだ。もう一言だけ喋ってもいいかな? 改めまして、キタキタキターッ!(大絶叫)。いやあ、それにしても今日は本当にしんどい試合だった。本当にしんどかった。何度もギブアップしそうになったが、ここで負けるわけにはいけねよな、俺は。だが、ザック・セイバーJrは、これは間違いないよ。あいつは現時点で最強で最高のチャレンジャーだった。ということはそのザックを破った俺は、現時点でこの新日本プロレスで最強で最高のレスラーで間違いないよな? (観客の拍手を聞きながら)どうも! どうも! 盛大な拍手をどうも! いいか? 俺の夢と野心はまだまだこんなもんじゃねえからな。まだまだ上を目指す! ということで、1.4東京ドームに向けて、IWGP世界ヘビー級王者として、龍の如く駆け昇っていくぞーッ!」


■試合後バックステージコメント

鷹木「(※用意されたイスに座り、右ヒジの内側をアイシングしながら)あぁ…………強烈だったね。ホント強烈。あいつが直前のインタビューで、ザックが『100%勝つ自信がある』って言ってた。正直ビビったよ、俺。『その根拠なんだよ?』って思ったけど、ホントに自信があるんだなと思って、ちょっとたじろいだけど、俺は『G1』での(9.23)大田区でもそうだし、開幕戦(10.24後楽園)のイリミネーションでも、ほぼ半分失神してな、場外で寝てた。チャンピオンとしての立場なかったから、今日はどんな無様な格好でも絶対にギブアップしないと。骨が折れようが、絞め落とされようが、絶対にギブアップしてたまるかって、そういう気持ちで臨んだ。まぁ飯伏じゃねぇけど、飯伏じゃねぇけどよ、絶対にあきらめないっていう、そういう気持ちで……半分心が折れてたけど、なんだろな……。でも俺にももちろん絶対的な自信があったから、絶対に負けられないっていう気持ちもあるけど……。それから、まぁオカダ・カズチカ、まぁ誰もが知ってるスーパースター、レインメーカー、オカダ・カズチカ。どうなの、あれ? やっと本気になってくれたのか? やっと、本腰を入れてくれたのかな? あいつも何考えてるのかわからないけど、こっちはちゃんとリスペクトしてんだぜ。偉大な『G1』チャンピオンとよ。俺は『G1』も『NEW JAPAN CUP』も優勝したことがない。でもその気持ちはわからない。だがそれは、オカダ・カズチカ、とっても偉大なチャンピオンだと思うよ。だがいま、新日本の、No.1の、本物のIWGP世界ヘビー級チャンピオンはこの俺だ。俺がこの6月からやってきたことは、決してムダでない。それを証明するためにも、1.4だよ、1.4……。ホント人生って面白いよな。俺もプロレス人生17年。18年目を迎えて、いまこうやってな、絶頂期がくるとは思わなかったよ。いや、俺はまだまだ絶頂期じゃねぇな。まだまだ昇ってくよ。駆け昇ってみせるから」

――まずザック戦を改めて振り返っていただいて、何度もあの大田区の悪夢が蘇ってくるようなシーンもありましたけども、あそこをどうやって乗り越えられたと思いますか?

鷹木「その大田区のVTRを何度も見たからね。メチャクチャ恥ずかしいから、あれ。村田(晴郎)アナがね、『鷹木信悟、死んでもギブアップしないぃーーーッ!』って言って、2秒後ぐらいにタップしてたからな。あれ、映像見たときに恥ずかしかったよ。ホント大阪だけに吉本新喜劇かと思ったけど、あの悔しさで今後はじゃあ、骨が折れようがジン帯がどうなろうが、タップは絶対しないと。レフェリーに止められたら仕方ないかもしれないけど、そういう思いでリングに上がりました」

――最後のラスト・オブ・ザ・ドラゴンも完璧な形ではないけれども、意地で出したという、そんな印象を受けました。いかがだったんでしょう?

鷹木「ホントはね、あんだけ右腕を攻められたから、右腕のパンピングボンバーで決めてやりたかったけど、さすがザックだ。最初からあいつ、強烈だったから。『あっ、こいつマジできてんな』ってのがわかった。いままで何度も、地方大会でも後楽園でも当たってたけど、今日が1番強烈だった。だから俺も、ある意味、底力を出してくれたのはザックだね」

――そして勝利後に、すかさずオカダ選手がリングに上がってきた。改めて1.4に向けてお願いします。

鷹木「相変わらずスカした野郎だね。上から目線で。呼び出してやろうと思ったけど、まさかあいつから来るとは思わなかったから。ま、あいつがどんだけ上から目線でこようが、いま、新日本の頂上はここにあるから。オスプレイだってそうだろ? あいつが『Real、Real』(本物)って言えば言うほど、オスプレイ、自分でもわかってるんだろ、Fake(偽物)だってことが? 本当のベルト持ってるヤツは、『Real』なんで言わねぇからな。まぁ1.4まで時間があるから、今日もベストに近いコンディションだったけど、もっともっと、心・技・体を向上させてっくから。なんかオカダがよ、言ってたじゃない。『鷹木信悟が何やったかっていったら、病み上がりの僕から勝って、連戦の棚橋さんから勝っただけでしょ』って。ふざけんなよ。今日の最高、最強のチャレンジャーのザックから勝ったし、なぁ、言ったじゃねぇか、レスラーは病み上がりとか関係ねぇって。それこそ9.5のメットライフドームで証明したろ。やっぱオカダは気に食わねえな。もうなんの! 言い訳もさせねぇからな。オイ、せめてお前、次、負けたら、『正月ボケしてました』とでも言っとけ。俺は、なんの言い訳もできない状態で、1.4東京ドーム、リングに上がる。鷹木信悟の真骨頂、見せてやるよ……」 
 
ザック「(※タイチの肩を借りて引き揚げてくる。コメントスペースまで運ばれると、壁にもたれてフロアに座り……)強かったな……。この状況でほかに何を言えばいい? シンゴは今日、俺よりも強かった。力及ばずだ。絶対に勝てると思って挑んだけど、ダメだった。アイツは速い。スピードはDRAGON GATE時代からまったく衰えてない。なのに90年代の全日本プロレスの選手かのように、技の1発1発が強い。サブミッションマスターの俺でさえ、アイツのペースをまったく崩せなかったし、今日に限っては関節技も大して効果がなかった。オータク(9.23『G1』公式戦)に続き、アームバー(腕ひしぎ逆十字固め)1発で勝てると思った。あいつの腕がもげるような音が聞こえたけど、あいつは耐えてロープブレイクで切り抜けた。どうやってあの技を切り抜けることができたのか、俺にも理解できない。あいつはマジで強い。どこで間違えてしまったんだろうな? ドラゴンスリーパーをかけたときに、ふと気が抜けてしまったのかもしれない。ドラゴンのあいつを“ドラゴン”フジナミ(藤波辰爾)の技で倒してやりたかった。ちょっと頭で考え過ぎてたのかもしれない。腕だけに集中していればよかった。でも100%、あいつのヒジが壊れる音は聞こえた。あんまり聞きたくないような音だったけど……。今日に関しては、タイミングが悪かったとしか言いようがない。何であんなに速く動けるんだ? もしかして毎朝5kmは走ってるんじゃないか? とにかく今日の俺はダメだった。ダメ、ダメ、ダメ、ダメ……。あともう一歩だったんだけどな。でも最後に勝てなければ、そんなの意味ないもんな。引退後に『チャンピオンとしてベルトを巻いたことは?』って聞かれても、答えが『あともう一歩でベルトに届いた』じゃ、『それが何だ?』って返されるだけだ。サッカーのプレミアムリーグでもワールドカップでも、『もう1勝で優勝してた』って言っても、それじゃダメなんだよ。今日だって結局はベルトに届かずだ……。このままずっと落ち込んでることもできるけど、ツギ、『(WORLD)TAG LEAGUE』がある。1週間後には始まる。気持ちを切り替えて前に進むしかない。『G1』優勝も逃し、ベルトにも届かなかった。でも今年の『TAG LEAGUE』は必ずタイチと俺で優勝する。次のシングルのベルト挑戦まで何年も待っていられない。タッグチャンピオンの座だけで満足してられない。目指すはシングルトップの座。トップのベルトを獲る。ライネン。来年、絶対にだ。タカギ、おめでとう。これでお前とは1勝2敗か。だけどニュージャパンのリングだけで見れば、1勝1敗のタイだ。絶対にまたお前と闘う……」
 
 
※オカダは4代目IWGPヘビーベルトを右肩にかけてコメントスペースへ入ってくる。

――いままさに、1.4東京ドームという言葉が出てきましたけど、それについては?

オカダ「まぁそうですね、1.4がタイトルマッチ、メインイベントに上がることが決まったわけですから、しっかりと『G1 CLIMAX 31』チャンピオンとして、新日本プロレスを盛り上げて……まぁ、ややこしいですよね、チャンピオンが2人いるってのは。まぁ僕がしっかりIWGPを、世界ヘビーを獲って、2冠王っていうのにならしてもらおうかなと思います」

――引き続き立場としては、いま1番強いのは『G1』チャンピオンだということはもう間違いないと?

オカダ「(※笑みを浮かべながら)間違ってると思います?」

――当然、挑戦者は向こうなんだというスタンスは変わらないわけですか?

オカダ「変わんないですよ。だって実際、向こうが出てる大会で、『G1 CLIMAX』優勝してますんで。まぁ形としては僕がチャレンジャー、それはわかりますけども、向こうがチャレンジしてくるような気持ちでないと、ダメなんじゃないかなと思います。オカダ・カズチカですよ、相手は。ま、ホントに、形として僕がチャレンジャーですけども、向こうもチャレンジーのつもりでかかってくると思いますし、ま、『G1 CLIMAX』、“たられば”はやめましょうよ、チャンピオン、恥ずかしいんで。しっかりと……ま、わかりやすく言えばホントに、『G1 CLIMAX』のチャンピオンと、IWGP世界ヘビーのチャンピオン同士の闘いということなんで、そこはしっかりと、まだ1月4日まで時間はありますんで、ワクワクしていきたいなと思います」

――挑戦権利証の代わりに持つことを許されたそのベルトというのは、実際にいま持ち歩いていかがですか?

オカダ「挑戦権利証だからこそ腰には巻いてないですし、これはホント、ただの挑戦権利証です。ま、いろんな意見ありますよ。『G1 CLIMAX』のチャンピオンとしての証が、ただのちっぽけな紙なんて、おかしな話だと思いますし、そういう意味ではチャンピオンなんですから、ベルトちょうだいよ。それは本来なかったですけども、それに並ぶものをもらいましたし、まぁ、飯伏幸太を待つ意味でも、最後『G1 CLIMAX』、ああいう終わり方だったので、そういう意味で持たしてもらいましたし、もう1個、僕の中ではテーマがあるんですけど、それはまた、のちほど。(口にするのは)いまじゃないからって思うんで。そのときになれば話したいと思います」

――1.4はそのベルトを持って東京ドームに上がると?

オカダ「ま、そうですね。『G1 CLIMAX』を制した証が、僕はこのベルトだと思ってますんで。“なんで『G1 CLIMAX』チャンピオンが持っちゃダメなの?”っていうような感じで思ってますんで。ま、でも、ホントに東京ドーム決まって、ワクワクしてきましたね。このワクワクが、新日本プロレスファンの皆さんに伝わるような闘いをしっかりとしていきたいと思います」


<写真提供:新日本プロレス>