新日本プロレスは6日にエディオンアリーナ大阪で行われた『POWER STRUGGLE』の結果を受けてWRESTLE KINGDOM 16 in 東京ドーム 第1弾 対戦カード発表オンライン記者会見を行った。

1.4東京ドームでIWGP世界ヘビー級選手権試合、王者・鷹木信悟にオカダ・カズチカが挑戦することが決定。

鷹木は6日の『POWER STRUGGLE』でザック・セイバーJr.を破り3度目の防衛に成功、一方のオカダもG1 CLIMAX 31を優勝して獲得した東京ドーム・IWGP世界ヘビー級王座挑戦権利証をタマ・トンガから防衛した。

会見に出席した両選手のコメントは以下。

オカダ「久しぶりに東京ドームのメインイベントに帰ってくることができました。久しぶりと言っても、いつですか、2020年ぶりですかね。そんなに経ってないじゃんと思われてる方も多いんじゃないかと思うんですけど、いつものオカダ・カズチカでしたら毎年のように立ってましたし、2年ぶりだとしてもすごい久しぶりな感じがします。
そして、今回は『G1 CLIMAX』覇者として東京ドームのメインイベントに上がります。なので、もう7年ぶりになるんですかね、それも。なんで、チャレンジャーですけど『G1 CLIMAX』覇者として、その矜持を持って、しっかりとボクはメインイベントで闘って、チャンピオン対チャンピオン、どちらが強いかっていうのを決めたいなと思います」

鷹木「いよいよ決まったなという感じで、俺のなかでは大阪の試合後で決まってたんだけど気持ち的には。まあ、これで正式決定ということで、1.4東京ドームといえば新日本にとっては間違いなく年間最大のイベントだと思うので、俺はいつも通りの鷹木信悟を貫くっていう精神があったけど、今回ばかりはちょっと特別な気持ちがあるんで、いつも以上にテンションもモチベーションもコンディションもマックス以上に持っていきたいなと思う。

思い返せばちょうど3年前、2018年の1.4普通にチケット買って観に行ってるんだよね問実券で。その時もメインはオカダでたぶんベルト持って入場してね、内藤から勝って防衛して、そういう記憶があるけど、面白いよね、人生って。ちょうど4年後に今度は俺がチャンピオンとして東京ドームのメイン、最後に入場してくるっていうのは。まあでも、俺はまだ夢も野心もたくさんあるんで、まだまだ来年昇っていきたいと思うんでね。

で、オカダに関しては、さっきから『G1』覇者『G1』覇者って言うけど、『G1』のチャンピオンにプライドがあるんだったら、『なんで4代目のIWGPを持ってきてるのかな』と。そこには俺も理解ができない部分があるんだけど。『G1』覇者にプライドがあるんだったら、誇りがあるんだったら、G1のトロフィーで良かったんじゃないの?って俺は思うけど、これに関してはハッキリ言って新日本も悪いよ。封印して新設したのがこの(IWGP世界ヘビー)ベルトなのに、言ったもん勝ち、やったもん勝ち、インターネットの写真見ても普通に4代目のベルトが出てるし、そんなやったもん勝ちだったらこっちもやってやろうっていう気持ちになったし。だから俺は1.4ね、このベルトをしっかり守った暁には、ちょっとマスコミに言っちゃったら今朝、某Tスポにはニュースが上がってたけど。どことは言わないけど、某Tスポには上がってたけど、来年ちょうど新日本プロレスも設立50周年でしょ? 言い節目じゃない? いまこうやってIWGP世界ヘビーとして動いてるんだから、4代目のベルト、またこうやって持ち出されたりしたら困るんで、IWGPの提唱者にお返しするっていうのがいいんじゃないの? まあ、俺はお会いしたことないからあえて名前は出さないけどね。まあ、たぶんそんなの知らねーよって言われそうだけど、俺としてはそういう考えがあるから、その大人物の言葉を借りれば、『元気があれば何でもできる』まさにその通りじゃねーか。この元気ハツラツの象徴のこの俺が2022年の1.4東京ドームを暴れ狂って、きっちりこのIWGP世界ヘビー王座を守ってみせる。
最後にオカダに一言、6月の王座決定戦ではなんか病み上がりだったみたいなことを言ってるみたいだからな。もう今度はそういう言い訳ができない状態で来てくれ。最高の状態のオカダで来てくれ。あとはそれを叩き潰すだけだから。以上です」

――開幕前、『G1』優勝を目標に掲げていましたが達成できませんでした。結果的にオカダ選手が『G1』を制覇されましたが、優勝したオカダ選手にはどういう評価をお持ちですか?

鷹木「あの時(優勝決定戦)、俺は解説席にいたけど、やっぱり運も実力だと思うし、飯伏がああいう形で負傷してレフェリーストップという感じになったけど、試合開始から見てて凄い二人ともたぶんダメージがあるのに充実してるなっていうのは伝わったし、俺自身は『G1』の冠を獲ったことがないんで輝かしいなと。
で、オカダ・カズチカでレインメーカーで勝ってきたことも見てるし、俺はレインメーカーを食らったことないけど、誰もが認めるスーパースターレインメーカーだなと」

――これまで、棚橋弘至選手、EVIL選手、ザック・セイバーJr.選手との防衛戦もありましたが、IWGP世界ヘビー級王座の価値に関しての評価はいかがですか?

オカダ「ボクは試合を観たことがないので、それは持ってる人が凄ければ決まることだと思いますし、新日本プロレスのIWGPはやっぱり新日本プロレスの顔であると思いますので、それをやってきてくれればいいんじゃないかなと思います。正直、すいません。あまりほかの人の試合を観ないのでわからないです」

――先ほど、鷹木選手より4代目IWGPヘビー級ベルトを持ち出したことには意味がわからないというような発言もありましたが、この点に関してはいかがですか?

オカダ「まあ、『G1 CLIMAX』のチャンピオンですから、紙切れもらっても『挑戦できますよ』っていう紙をもらって、ブリーフケースもらったところで、じゃあ、この『G1 CLIMAX』、1か月なんだったの? その紙切れを求めるためにボクたちは闘ってきたわけじゃないし、この『G1 CLIMAX』という闘いを今年は秋でしたけど新日本プロレスの最強戦士を決める闘いで『G1 CLIMAX』優勝した人が紙をもらって、それを誇らしげに、そんなのないじゃないですか。どのスポーツにしたって、メダルがあったり、ベルトがあったり……。ボクがそれでトロフィー持ってるっていうのもおかしな話だと思います、格闘技をやってるなかでね。そういう意味でやっぱりチャンピオンになったわけですから、使ってないベルトですし、べつにそれを持ってもね。ボクはべつに“IWGPチャンピオン”とは名乗ってないですし、権利証として使ってますから腰にも巻いてないですし。まあでも、わかりやすい形になったんじゃないかなと。来年の1.4、『G1 CLIMAX』覇者、4代目のベルトを持ってよくわからなくなってると思います。なんでオカダこんなことしてるの?って思ってる人もいると思いますし。でも、そんなこと知らないよと。そんな何してる来るかわからないオカダ・カズチカについてきたい人はついてきてもらえたらなと思います」

――今年に入り、対鷹木信悟2連敗という状況ですが、この事実に関しては?

オカダ「まあ、連敗してもべつに完璧な人っていないわけですから。連敗は過去のことですし、ボクたちはいまを生きて、これから東京ドームへ向けて闘っていって、結果が出るのは東京ドームで、その時に強い人が勝ってますし、その時に強い人がIWGP世界ヘビーのベルトを巻いていると思いますんで、過去はあまり気にしてないかなと思います」

――あらためて、鷹木選手が勝てば4代目IWGPヘビーのベルトは返還というご意向でよろしいでしょうか?

鷹木「まあ、封印したはずなのにまた出てきちゃってるから、それは俺がしっかりケジメをつけるよ。俺は今年東京ドームもそうだし、メットライフドーム、ビッグマッチのメインも締めてきたんで、1.4っていうのはある意味年明けだけど、今年の集大成だと思うし、今年やってきたことが無駄じゃなかったっていうことを証明するために」

――オカダ選手はこの試合で勝った場合は相手のベルトをどうされますか?

オカダ「もういきなりそんな答えを出しちゃっていいんですか? 東京ドームを前に、そんな楽しみ一個減っちゃうようなことがあっていいのかなと思うんですけども、それは聞きたいですか?どうしていきたいか?っていうのを聞きたいですか?」

――本心は聞きたいです。

オカダ「ホントですか。じゃあ、いいですか。ホントにいいんですよね? 言っちゃって? 1.4の楽しみを言っちゃっていいんですね?」

――とっておきます!

オカダ「でも、それをなんかいま言っちゃって、どうしていくか?っていうのは、そんな軽いもんじゃないですし、そんなためにボクはこのベルトを出してくれって言ったわけじゃないですし、ホントにいろんな想いがあります。ホントに『G1 CLIMAX』のチャンピオンとしての証として、いま使われてないこのベルトっていうのはそうですし、また飯伏幸太と闘いたいっていうのもありますし、もう一個どうしてもやりたいことがあって、それはまた先に進んだら言おうかなと思ってますし、ホントに自分のなかで意味があってこのベルトを渡してもらいましたんで、それをしっかりといろいろとこれから見せていけたらなと思います。まあでも、ボクも2021年いろんなことがあって、いろいろやってきたので、ボクも2021年が無駄じゃなかったとボクも見せたいと思います」

――鷹木選手、最後に言い残したことはありますか?

鷹木「まあ、以前試合後に言ったけど、結局リング上が弱肉強食だから、ああだこうだ言っても、口で言っても決着つくわけじゃないからね。やっぱり、リング上で決着をつけるために、勝者が正義で、勝者が歴史を作ってきたのがこのプロレス界だから、勝ちゃいいんだよ勝ちゃ」

――オカダ選手、最後に言い残したことはありますか?

オカダ「ボクはまたすぐアメリカ遠征行きますので、このベルトを持って『G1 CLIMAX』覇者として、その証としてこのベルトを持って行って向こうも盛り上げて、新日本プロレスは日本でも試合をしてますけど、ボクはボクで東京ドームへ向けていろいろと盛り上げていきたいなと思います」

WRESTLE KINGDOM 16 in 東京ドーム
日時:2022年1月4日(火)   15:00開場 17:00開始
会場:東京・東京ドーム

60分1本勝負
IWGP 世界ヘビー級選手権試合
<第3代チャンピオン>鷹木 信悟
vs
<チャレンジャー/『G1 CLIMAX 31』優勝者>オカダ・カズチカ
※チャンピオン4度目の防衛戦

〈写真提供:新日本プロレス〉