東京女子プロレスが6月19日、東京・後楽園ホールで「Additional attack '22」を開催。プリンセスタッグ王者・マジカルシュガーラビッツ(マジラビ=坂崎ユカ、瑞希)が中島翔子&ハイパーミサヲの享楽共鳴を破り、5度目の防衛に成功。7月9日、東京・大田区総合体育館でのビッグマッチで赤井沙希(DDT)、SKE48荒井優希組が挑むことが電撃決定した。

 これまで盤石の防衛ロードを歩んできたマジラビは、1月15日、東京・新宿FACEでの「第2回“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメント」1回戦で敗れている難敵・享楽共鳴の挑戦を受けた。

 マジラビはいきなり合体技で先制も、ミサヲが泡状のスプレーを噴射。さらにミサヲは場外で戦闘用チャリンコ・ハイパミ号でマジラビをひこうとするも中島に誤爆。その後、坂崎と中島が激しくやり合い、坂崎が中島をスワン式ドロップキック、TeaTimeで追い込み、瑞希がフェースロックで絞め上げた。ミサヲは瑞希にアイアムアヒーロー、チキンウイング・フェースロックを繰り出して反撃。マジラビはミサヲに合体技連発でたたみかけるも、3発目をミサヲが阻止。中島が坂崎にダイビング・セントーンを投下するも自爆。ミサヲはハイパミリターンズからヴァニタスを狙うも、回避した坂崎がエルボーからマジカルメリーゴーランドを決めて3カウントを奪い、熱戦に終止符が打たれた。

 V5に成功した瑞希が「これは大きな1勝になった。もっともっと守りたい」と言えば、坂崎は「状況は変わってないけど、中島翔子がシングル、マジラビがタッグ。やる前より絶対にこのベルトの価値は変わってるから。どんどんベルトの価値を高めていきたい」とマイク。

 すると、ここで荒井がリングイン。荒井はこの日の第5試合で赤井と2度目のタッグを結成して、山下実優、宮本もか組と対戦。赤井の好アシストを得て、荒井が必殺のFinally(カカト落とし)で宮本を制し、チーム2連勝を飾っていた。

 荒井は「タッグのベルトに、私と赤井さんで挑戦させてもらいたいです。赤井さんは忙しくて今いないんですけど、気持ちはしっかり共有してて。2人で挑戦って言いました。私はまだ1年ちょっとで先輩方に比べると、短い期間だと思うんですけど。その期間に赤井さんはもちろん、ユカさん、瑞希さんが近くでかっこいい姿をいっぱい見せてくれて。その姿を見て、もっと強くなりたい、勝ちたいなって。それが原動力になっているので、そんな先輩たちに勝ちたいです」とアピール。

 マジラビが挑戦を受諾すると、坂崎は「デカい2人には大きい舞台でタイトルマッチやってもらおう。7・9大田区でタッグベルト懸けてマジラビと」と決戦の場を7・9大田区に指定した。

 バックステージで坂崎は「今だから言うけど、めっちゃプレッシャーあった。ピンチがチャンスに、チャンスがピンチに? 表裏一体やった。信じてたけど、中を開けてみないと分からないから。本当に安心しました」、瑞希は「トーナメントで1回負けてるし、めっちゃ緊張した。あの2人何してくるか分からんから」と共に安堵の表情を浮かべた。

 次期挑戦者について、坂崎は「(警戒するのは)足の長さですかね? 使う技も2人は似てるんで。その足に注意して」、瑞希は「(赤井とは)バトルロイヤルで少し当たったことがあるけど、ちゃんと当たったことはない。だけど赤井さんの強さはちょっとでも感じたので。怖いなって。荒井ちゃんにはまだ早いんじゃないかなって」と話した。

 タッグ王座挑戦が決まった荒井は「久しぶりの赤井さんとのタッグで、赤井さんのサポートをたくさん受けて、声も掛けていただいてではあるんですけど勝つことができました。試合が終わった後に、赤井さんとお話をして、挑戦したいと伝えたら、“一緒に頑張ろう”って言ってくださったので。先輩方に追いつきたい、追い越したいって気持ちがあるんですけど。実力では届かない部分が大きいんですけど、気持ちでは負けてないって思うので。赤井さんといる自分に自信をもって、ベルトを狙っていきたい。(7・9大田区で決まったが)タッグのベルトに挑戦すること自体、初めてなので緊張するんですけど。大きな舞台を選んでいただいたので、赤井さんとたくさん作戦を練ってチャンスをしっかりつかみたい」と意欲。

 一方、王座奪取ならなかったミサヲは「今日は獲れなかったけど、マジラビがもっと価値を上げていって、めちゃくちゃ高騰した状態で、もう1度クビを獲りにいきたい」、中島は「マジラビにはこのまま勝ち続けてほしいと思ってます。防衛して防衛して、我々がもう1度チャンスをつかんだら、そのときはリベンジしたい」と共に雪辱を期した。

 また、7・9大田区での山下と元インターナショナル・プリンセス王者でAEW世界女子王者のサンダー・ロサとのシングル戦、渡辺未詩VSウィロー・ナイチンゲールが決まった。

【大会名】Additional attack '22
【日時】2022年6月19日(日)
【会場】東京・後楽園ホール
【観衆】525人

▼オープニングマッチ 15分一本勝負
●遠藤有栖 vs 鳥喰かや○
7分38秒 首固め

▼第二試合 20分一本勝負
○上福ゆき&桐生真弥 vs 角田奈穂&猫はるな●
10分11秒 片エビ固め
※フェイマサー

▼第三試合 3WAYマッチ 20分一本勝負
○愛野ユキ vs らく vs 原宿ぽむ●
7分11秒 片エビ固め
※ヴィーナスDDT

▼第四試合 15分一本勝負
○渡辺未詩 vs 長野じゅりあ●
7分22秒 カナディアン・バックブリーカー

▼第五試合 20分一本勝負
山下実優&●宮本もか vs 赤井沙希&荒井優希○
14分26秒 片エビ固め
※Finally

▼セミファイナル 20分一本勝負
○辰巳リカ&鈴芽 vs 伊藤麻希&乃蒼ヒカリ●
12分59秒 片エビ固め
※ミサイルヒップ

▼メインイベント プリンセスタッグ選手権試合 30分一本勝負
<王者組>○坂崎ユカ&瑞希 vs 中島翔子&ハイパーミサヲ●<挑戦者組>
19分3秒 片エビ固め
※マジカルメリーゴーランド。第9代王者組が5度目の防衛に成功。

〈写真提供:東京女子プロレス〉