東京女子プロレスの夏のシングル最強決定トーナメント「第9回東京プリンセスカップ」が7月18日、東京・両国KFCホールで3日目を迎えた。2度目の出場となったSKE48荒井優希は2回戦で乃蒼ヒカリに惜敗し、準々決勝進出はならなかった。

 序盤、荒井はショルダータックル、エルボー、ボディスラムで積極果敢に攻め込むも、乃蒼はヒールホールドで捕獲。荒井がドロップキック、ビッグブーツ、スリーパーと猛攻をかけ、激しいエルボー合戦に発展。荒井がサソリ固めで絞め上げれば、脱出した乃蒼はブリザード・スープレックス、トラースキックで反撃。荒井は後頭部にFinally(カカト落とし)を繰り出すも、乃蒼はなんとかエスケープ。正面から狙った荒井のFinallyを阻止した乃蒼は、トラースキックからブリザード・スープレックス・ホールドを決めて3カウントを奪取した。

 一進一退の攻防を制した乃蒼は「なんとか勝てました。相手はタッグチャンピオンで、すごく怖かったけど、自分が勝ちたい気持ちが勝ったのかなって思います。次は尊敬してやまない坂崎ユカさんと(7・31大手町三井ホールで)当たるんですけど、全力で勝っていきたいと思います」とマイク。

 惜しくも先輩超えがならなかった荒井は「タッグのベルトも獲ったので、少しでも強さを見せて上にいきたかったので悔しいです。悔しい気持ちが大きいんですけど、ヒカリさんには優勝してもらいたいと思ってます。次があったら、今日よりもっと強い荒井優希を見せられるよう頑張ります。(来年は?)こんな状態で言うのもなんですが、優勝したいです」と悔しさをあらわにしていた。

 一方、ベスト8進出を決めた乃蒼は「ギリギリ勝てたなって。荒井ちゃんとシングル決まってからすごい緊張して。どんどん成長していく荒井ちゃんに超えられるわけにはいかないなって。その気持ちだけで勝てたのかな」と試合を振り返った。そして、準々決勝での坂崎戦に向け「初めてのプリンセスカップの相手がユカさんで惨敗。何もできず負けたって悔しい思いがあって。ユカさんはあこがれの先輩であって、理想のレスラー。ここさえ乗り越えれば優勝も近いのかなって。油断せずどんどん勝ち上がっていきたい」と優勝を見据えていた。

【大会名】東京プリンセスカップ
【日時】2022年7月18日(月・祝)
【会場】東京・両国KFCホール
【観衆】251人

▼オープニングマッチ 20分一本勝負
辰巳リカ&渡辺未詩&●猫はるな vs 伊藤麻希○&上福ゆき&桐生真弥
12分26秒 伊藤パニッシュ

▼第二試合 3WAYマッチ 20分一本勝負
中島翔子 vs ○角田奈穂 vs 遠藤有栖●
10分25秒 体固め
※紫電改

▼第三試合 20分一本勝負
坂崎ユカ&瑞希&○鈴芽&宮本もか vs ハイパーミサヲ&愛野ユキ&原宿ぽむ&鳥喰かや●
12分52秒 片エビ固め
※リングアベル

▼セミファイナル トーナメント2回戦 時間無制限一本勝負
○山下実優 vs らく●
9分23秒 エビ固め
※Skull kick

▼メインイベント トーナメント2回戦 時間無制限一本勝負
○乃蒼ヒカリ vs 荒井優希●
10分44秒 ブリザード・スープレックス・ホールド

〈写真提供:東京女子プロレス〉