全日本プロレスは9月18日、18年7か月ぶりに聖地・日本武道館に帰還となる「楽天チケット Presents 全日本プロレス50周年記念大会」を開催。世界タッグ王者組”グングニル・オブ・アナーキー”芦野祥太郎&本田竜輝が防衛に成功した。

芦野と本田は6月19日大田区大会で“ツインタワーズ”石川修司&佐藤耕平組を破り一発でベルトを奪取すると、7月18日大阪大会で“ストロングハーツ”T−Hawk&入江茂弘組を破り初防衛に成功。そして、2度目の防衛戦は復活した“GET WILD”大森隆男&征矢学組であった。

過去3度世界タッグのベルトを巻き、「世界最強タッグ決定リーグ戦」も制した“GET WILD”。ブランクこそあれ伝説のタッグチーム復活は大きな話題となっていた。

この試合の特別立会人として川田利明さん、田上明さんのかつての名タッグが登場。

試合は“GET WILD”がデスバレーボムとアックスギロチンドライバーを同時に放ち、大森がアックスボンバーで本田を追い込むも決まらず。

王者組も反撃し、芦野が大森をコーナーから雪崩式フロント・スープレックスで投げようとすると、本田が下からぶん投げる。

最後は本田が大森にスピア、ラリアットからのファイナルイベントで3カウントを奪い勝利した。

川田さん、田上さんからベルトが渡され、勝利をアピールしていると、この日の第3試合で海外武者修行からの凱旋勝利をした斉藤ブラザーズが挑戦表明。

王者もこれを受諾するとレイは「お前たちがチャンピオンでいられるのも明日までだ。覚悟しとけ!」と19日の後楽園ホール大会での挑戦が決定した。

敗れた“GET WILD”の征矢は先にバックステージで「久しぶりにワイルドの気持ちを感じたけど、大森、あんたにワイルドの信念はあるのかよ?ただよ、俺も今日、ワイルドの気持ちにちょっと、居心地のいい気持ちを感じたよ」と語ると大森が現れ「黙って聞いてればよ、ワイルドがどうのこうのって。おい、全日本でもともとワイルド背負ってやってきたのは俺一人だよ」

すると征矢は「大森さんよ、ひと言だけ言わせてくれ。大森、お前にワイルドの信念があるなら、もう1回連絡しろ。24時間、365日受け付けるぞ!」と言い残し先に控室に戻った。

大森は「世界タッグ、取れなかったな。でも、俺はあきらめないよ。自分との闘いだ。俺はワイルドを極めるまでは立ち止まらない」久々のタッグ結成については「頼もしいけど、いまいちわからないところがあるな。今日、もうちょっと意思の疎通ができたら、世界タッグ巻けたな。悔しいな。あきらめない」と悔しさをみせた。

一方の防衛に成功した芦野は「ワイルド、やっぱね期待したほどワイルドじゃなかったね。お前らの敗因はそれだよ。やっぱ殻をぶち破らないと征矢学。結局、NOAHに帰っても一緒だと思うよ。まあ、別にそんなところ見てないんでね。見るのは先、51周年。先に進んでいかないと。アメリカから帰ってきた斉藤ブラザーズが挑戦表明だし、いいじゃない素晴らしいよ。あいつらキャリアは大したことないけど、俺より年上だからね。プロレスは若いやつが強いって見せつけないと。まだこいつ(本田は)22歳だよ。明日、防衛戦だからな。気合入れて。斉藤ブラザーズ、後楽園ホールで世界タッグかけてやってやる。覚悟するのはおまえらだ!」と意気揚々とその場をあとにした。

「楽天チケット Presents 全日本プロレス50周年記念大会」
日時:9月18日(日) 15:00開場 16:30試合開始
会場:東京・日本武道館

▼第9試合 世界タッグ選手権試合 60分1本勝負
【第91代王者組】GUNGNIR OF ANARCHY
芦野祥太郎
本田竜輝
vs
【挑戦者組】GET WILD
大森隆男
征矢学
16分22秒 ファイナルイベント→片エビ固め
※王者組が2度目の防衛に成功。